東京は新型コロナの第1波が収束に向かう中で感染者数は増加傾向に変わり第2波を懸念しています。
はたして第2波は来るのでしょうか?
直近のデータから現状とこれからを以下のポイントにまとめてみました。
その②:北海道、福岡との比較
その③:今後の感染防止対策
その①:2020年6月4日東京の感染状況
東京の6月4日16:00現在の新型コロナ感染者数は28人でした。全体として増加傾向になっています。
東京都の2020年6月3日までの感染者くラフ

東京都の5月22日~6月4日までの感染者数のグラフ(筆者作成)

6月2日、4日の感染者が多いのは、緊急事態宣言が最終的に全国で解除された5月25日から10日以内なので、緊急事態宣言の解除前に感染した人数になります。
つまり、全国で解除された5月25日から2週間後は6月8日になるためさらに感染者数がすでに増加しているのではないかと予測されます。
理由は、5月25日以降に東京都での通勤者数の増加、飲食店が再開など都市機能が動き始め人の流れた増加していることからみても、解除前より感染リスクが高いのでさらに増加すると個人的には予測しています。
つまり東京都の新型コロナの第2波はすでにスタートラインにいることも否定はできあません。
第2波の予測に関しては専門家からも早ければ夏かまたは冬になるかもしれないとしています。
その②:北海道、福岡との比較
先に第2波を確認している北海道と福岡県のデータと比較します。
北海道は4月から始まった第2波が大きくなっています。

福岡県は第1波から23日間感染者数0人から一転して第2波に入りました。

東京都は北海道の様に第2波の方が感染者数が多くなるのか福岡県の様に第2波を抑えることができるのかが予測できません。
しかし2週間後の感染者数を抑えるには現在の対策にかかっています。
その③:今後の感染防止対策
6月4日午前9時から全国知事会議が45都道府県からリモート会議で行われました。
テレワーク・リモートの促進
飯泉快調は現在大きな局面を迎えておりテレワーク、オンラインの取組みを促進することを示しました。また、感染防止対策と経済活動との両立を目指しいます。
通勤電車の対策
電車通勤では3密となりやすく対策として分散通勤を呼びかけています。1両の定員160人に対して60人にすると理論上は1m間隔を置いて乗車できることが分かっています。
また、東京の山手線では6月は182%の乗車率となっていているのを減らす対策が急がれます。
外回りでは乗車率57%なので利用し方を検討することで対策になるかもしれません。
バス等の他の交通機関の利用
電車通勤だけではなく他の交通手段をも利用することもスタートしています。
すでに始まっているのは遠距離バスで座席をあけて1座席ごとにフードを取り付けて飛沫感染対策がなされ5分でバス内の換気をするように設定しています。
新型コロナとの共存を前提に今後の更なる感染対策が必要となってくるようです。
おわりに
東京都の新型コロナの第2波の可能性について個人的に予測をしてみました。
一人一人の感染防止対策と熱中症対策と同時に進める時期となりました。