厚生労働省の調査によれば、75歳以上の5人に1人が「要介護」という結果があるように、一人では歩けなくなるばかりか生活もできなくなるようです。
そのためには歩くこと、ウォーキングの習慣が大事だと言われています。
昭和の時代なら、畑仕事や力仕事、家事も手作業が多く、足腰を動かす機会も多く老人になっても元気に歩きまわり、寝たきりの老人は見たことがありませんでした。
また、学生のころから片道5キロから10キロも歩いて通学していることも、老後の体力の基礎を作っていたとも言えます。
60代は、楽しくウォーキングを習慣にする

現代は機械化も進み、体に楽に作業ができるように進歩したおかげさまで、家事も仕事もずいぶん楽になりました。
そのために、体を動かす機会が減少してきました。
体を動かすためにお金を払ってスポーツジムに通うほど、健康管理をしなくてはならない、新しい時代が来たとも言えます。
そうはいっても、体はやはりいつの時代も変わらず、運動するようにできています。
50才ごろから減り始めたことに気が付く「筋肉」「体力」は、すでに老化が始まっているのです。
60代は、老化の進行を上手にコントロールして楽しみながらウォーキングを習慣にするベストな時だと思います。
60代から急に減少するヒアルロン酸とは?
特にウォーキングでどうしても使う膝や足腰の潤滑成分「ヒアルロン酸」も同様に減少していきます。
60代から減少は増えていき、70代では20代の1/4までに減少してしまいます。
若さを保ち、要介護にならないためには60代からウォーキングを楽しみとして生活に取り入れていくことが大切になります。
要介護を回避する適度な運動習慣

要介護にならないためには、「適度な運動や栄養をしっかりと取る」ことが大切だと分かっています。
しかし、ウォーキングは面倒だし、続けることが難しいという方も多くいるのも事実です。
60代は何とかしのげても、何も対策をしなければ、来る70代ではグッとその速度が速くなり、あっという間に「要介護」の道へと進んで行くのです。
毎日たった20分でも歩くと「体が軽くなり、頭がすっきりする!」ことが味わえます。
特に無理をしないで朝に歩くと1日がとても快調に活動できます。
私も今日も朝5時から32分歩いてきました。
外はもう9℃まで気温がさがっていますが、途中から汗が出てきて、ジャンバーを脱いで腰に巻き、半そでの上に薄いセーターだけになってしまいました。
途中で水分を補給するためにペットボトルに水をいれて持ち歩いています。
歩数計はスマホについているものを利用しています。
歩くと免疫力もアップするので、インフルエンザの予防にもなり一石二鳥の効果があります。
60代のウォーキングは無理しない!
ウォーキングは歩き過ぎると危険があります。
足の関節を痛めることです。すでにヒアルロン酸が減少しているのですから、歩数自慢になってはいけません。
1回2,000歩~4,000歩あたりで、20分~40分程度で止めておくのが長続きする秘訣です。
2日に1日は休みを入れると疲れた筋肉が再生して強くなるので効果もアップします。
今朝もウォーキングで快調な一日が始まる
今朝も歩く前は、持病の腰痛が少しあり前かがみで歩き始めました。
しかし、10分も歩くとすっかりと腰の痛みも解消して軽く大股で歩けるようになっていました。
今朝の歩数は3,666歩で2.1㎞を32分で歩きました。実に快調で頭もスッキリとして、こんな記事を書いているところです。
是非、要介護を回避する上でも、ウォーキングは継続して「歩く楽しみ」を60代で習慣にすることをおすすめすます。
ウォーキングの成果により今では片足立ちで靴下が履けるようになりました。