新型コロナ対策で有名になったあの「アベノマスク」は届きましたか?
品薄で手に入らなかったマスクは5月に入り飽和状態になり相場が大幅下落で通販価格は最安値25円にも値下がりしています。
当初配布予算 466億円が虫や汚れ問題で90億円になったアベノマスクはいったいどうなっているのか調べてみました。
その②:アベノマスクの配達状況
その③:マスクのこれから
その①:マスク品薄だったあのころ
2020年日本で新型コロナのニュースがぽつぽつ出てきた1月20日頃は、まだアマゾンでN95レベルのマスク買うことができました。
1月下旬に入るとそれまで売っていたマスクが高値での販売となり、とうとう2020年3月10日 政令を閣議決定。国民生活安定緊急措置法26条を適用し、マスクの転売は禁止になります。
国民生活安定緊急措置法に基づくマスクの転売規制は3月10日に同法の政令改正を閣議決定され、3月15日午前0時以降、仕入れ価格を超えた他人への販売を取り締まれるようになりました。
違反すれば1年以下の懲役か100万円以下の罰金、またはその両方が科されます。
そんな折に安倍首相が布マスク配布を打ち出したのは4月1日で同7日に閣議決定され、4月17日には東京23区を皮切りに一般世帯への配布も始まったのです。
国民全世帯に1世帯2枚の布マスクが配られるということになりました。
その②:アベノマスクの配達状況(5月12日8時現在)
厚生労働省が開設するマスクの都道府県別配布状況のページがあります。
2020年5月12日現在、東京都だけが配達中でそれ以外の46道府県は「5月11日~配布予定:や「準備中」のままになっているのです。
担当する厚生労働省「マスク等物資対策班」がまとめているサイトから状況を引用します。
布製マスクの都道府県別全戸配布状況(厚生労働省)
布製マスクがどこまで配布されているかが掲載されているサイトです。

以下に2020年5月12日現在の配布状況をまとめました。
配布中は東京都
東京都だけ

5月11日~配布予定となっている12都道府県
配布予定5月11日~となっているのは12都道府県
画像は神奈川県の表示例です。

準備中 残り34県が未定
残りの34県はいつ配布予定なのかすら未定で「準備中」となっています。

その③:マスクのこれから
マスクの値下げが止まりません。すでに都市部ではマスクが飽和状態になり相場が大幅下落で通販価格は最安値25円にも値下がりしています。
ネット通販のAmazonにも5月に入り日々多数マスクが表示されるようになり安く並んでいます。
マスクの生産体制が改善されて供給が十分になされてきたので安心して安価に買えるようになります。
新型コロナの第2波がくる可能性も否定できないので、マスクは安い時に備蓄をしておくこと安心ですね。
高価だったマスクはずいぶん安価になりAmazonにたくさんありました。
おわりに
なかなか手に届かない「アベノマスク」がどうなっているかを調べました。
昨日、スーパーで5枚入りの3層マスクが450円程で売っていたと女房が買ってきました。
厚生労働省の公式サイト「布製マスクの都道府県別全戸配布状況」よりも「10万円の給付状況予定」が欲しいという意見などもささやかれております。
アベノマスクをいち早く届けて欲しいと思っています。