2020年7月9日の東京都の感染者数は1日として過去最大の224人と記録を更新しました。
このことは前回の記事で予測した通りですが、その報道から感染拡大の兆候がみえてきました。
東京の感染者数の速報 7月11日 午後4時00分

その1:東京の新型コロナ感染者数の推移
東京都の新型コロナ感染者数の推移をNHK特設サイトから引用しました、7月8日までのデータです。7月9日は、224人のラインまで到達しました。

このグラフを折れ線にして5月22日~7月9日まで作成しました。
予測としては第1波を超えることでしたが、その日7月9日にやってきました。

大阪では、7月6日:8人、7日:12人、8日:10人、9日:30人
30代以下が28人となっているようです。
埼玉では、7月6日:16人、7日:27人、8日:48人、9日:(未確認)
増加傾向にあることが分かります。以下の記事でも紹介したように北海道の第2波と類似しているように思えます。
その2:感染内容で変化していること
増えたことの要因は検査数の増加によることにも言及していますが、本当にそれだけが原因なのでしょうか?
今迄と変わってきた点を報道からまとめると、若者だけではなく高齢者の方まで広がっている傾向があると言います。
さらに、夜の街だけではなく一般的な場所での感染が広がっているとも伝えています。市中感染への拡大が懸念されます。
その3:段階的緩和と予防対策
政府の発表では予定通り7月10日に段階的緩和を進めます。
明日7月10日から緩和される条件
コンサート・展示会:5000人まで又は収容率50%の小さい方
プロスポーツ:5000人まで又は収容率50%の小さい方 観客を入れる
手指消毒やマスク着用を徹底する、参加者の連絡先の把握、接触確認アプリ利用を呼びかけるとしています。