今住んでいる場所がどんな地形になっているかご存じですか?
実は地図を輪切りにしてみる方法があります。
今回は「地理院地図」を使った方法を解説します。
自分の住んでいる場所の地形は?

意外と知られていないのが住んでいる土地の地形。
これらの情報を事前に知っておくことで自然災害時の安全な行動にも繋がります。
実は今住んでいる場所がどのような位置にあるのか知ることができます。
それが今の土地のエリアを輪切りにして目で高低差を見ることができるのです。
輪切りにできる電子地図「地理院地図」
実は自分の住んでいる場所近辺を輪切りにできる電子地図があります。
海面や川の水面からどれ位高低差があるかが簡単に調べられる便利な電子地図です。

地理院地図は、国土地理院が作っている電子地図です。
国土地理院は、日本で唯一の「国家地図作成機関」で国土交通省の特別の機関になります。
地位院地図は電子地図で、かなり良く出来ていて「無料」で使えるから是非活用するといいです。
住んでいる場所を輪切りにする方法
地理院地図のサイトを開いて地図を表示します。
そして、見たい場所を拡大します。
画面には赤い矢印の拡大するバーがあります。
すきな大きさまで拡大してみましょう。

次に青い矢印の「ツール」をクリックすると、右にツールが表示されます。
そこから青い矢印の「断面図」を選びます。

いよいよ住んでいる場所を輪切りにします。
輪切りにしたい区間のスタート地点を選んでクリック。
すると点線が表示されるので輪切りの最終地点で「ダブルクリック」するだけです。

すると、輪切りにした地図をヨコから見た高低差のあるグラフが表示されます。

海面から何メートル高いのか、低いのかが一目瞭然!
事前に土地の情報をもっていれば安心です。
地位院地図の使い道は広い!
地理院地図は国土交通省の管轄下なので、正確さは抜群の地図ですからデータは新鮮です。
もしも河川が決壊したり、津波がきたら・・・
今住んでいる場所がどの位影響があるのかなどが分かります。
区間の距離なども簡単に分かるので、使い道はとっても広いです。
これはGoogleマップとは一味違う、電子地図なので、Googleマップと地理院地図を使えば鬼に金棒ではないでしょうか。
面白い使い方を研究してみてください。
詳細な使い方は公式ページで紹介しています。
参考・地図の引用:国土交通用国土地理院 ウェブサイト