WHOが「社会的距離」を「物理的距離(フィジカルディスタンシング)」に変えた理由

くらぶオフィス
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新型コロナの対策として最近「物理的距離(フィジカルディスタンシング)physical distancing」という言葉に言い換えることをWHOが発表しました、この記事ではその理由を紹介します。

今迄は「社会的距離(ソーシャルディスタンシング)social distancing」を使ってきました。

なぜここにきて物理的距離(フィジカルディスタンシング)が使われるのかWHOの見解も含めて以下の3つの項目から説明します。

その①:新型コロナ対策「社会的距離」の意味
その②:WHOが「物理的距離」にした理由
その③:緊急事態宣言の延長との関係
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その①:新型コロナ対策「社会的距離」の意味

新型コロナウイルス対策で使われている社会的距離(ソーシャルディスタンシング)という言葉が一般的になってきました。

これまで使ってきた「社会的距離」とは感染症の拡大を防ぐため、人と人の距離をあけて接触を避けるための対策です。

新型コロナの感染は主に接触感染と飛沫感染で起こります。

具体的には感染者のせきやくしゃみのしぶきを周囲の人が吸い込んだり、そのしぶきがついたところをさわった手から目、鼻、口にウイルスが入ることで感染して行きます。

この感染拡大を避けるために人と人の距離を約2mほど空ける対策のことを社会的距離と言ってきました。

政府も社会的距離の用語を使っていますが、最近WHOがこれにかえて「物理的距離」(フィジカルディスタンシング)を使うようになりました。

次の項目でその理由を説明します。

その②:WHOが「物理的距離」にした理由

いままで使ってきた社会的距離(ソーシャルディスタンシング)は感染防止のために人との距離を空けることでした。

社会的に疎遠になったりその人を避ける様な意味ではないのです。あくまでも感染拡大を制限するために距離をおくことであり、人と人はSNS、テレビ電話、電話、メールなどを使ってつながることが大切なのです。

そこでWHOの専門家は2020年3月20日の会見で次の様にのべて社会的距離を物理的距離に言い換えることにして説明しました。

「あえて言い換えているのは、人と人のつながりは引き続き維持してほしいから」

以下はCNNが報じた物理的距離に言い換えたWHOの記事です。

Forget ‘social distancing.’ The WHO prefers we call it ‘physical distancing’ because social connections are more important than ever

引用:CNN

引用をGoogleで翻訳してみました。

「社会的距離」を忘れてください。社会的つながりはかつてないほど重要であるため、WHOはこれを「物理的な距離」(physical distancing)と呼ぶことを好んでいます

WHOは「人と人の繋がりが重要であること」を伝えるために物理的距離という言葉に変えたのです。

その③:緊急事態宣言の延長との関係

2020年5月4日夕方、日本政府は緊急事態宣言を5月31日まで延長することに決定し記者会見を行いました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ収束させるためには継続して人同士の距離を置くことが重要となります。

これから使う用語は「物理的距離(フィジカルディスタンシング)」が使われていくと思われます。

人と人の距離を取らなければ新型コロナの感染のリスクを減らすことはできません。

大切なのは距離を空けても人と人のつながりは重要であることを認識するためにも「物理的距離」を使っていくことが大切です。

まとめ

なぜWHOが最近になって物理的距離を使うようになった理由を説明しました。

新型コロナ感染対策のために相手と距離を取ることは重要なことですが、同時に人と人の関係を維持するためにはSNSやオンライン機器を通してつながることが大切です。

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