アナログな腕時計『SEIKO』几帳面な日本製のメカが飽きない

ここ数年は日本製を探すのが趣味で腕時計を探していました。とうとう見つけたのが「SEIKO」の自動巻きの腕時計です。

そのメカを1日見ていても飽きないのはなぜなのでしょうか?

年を重ねるとデジタルからアナログに変化する理由とその魅力を紹介します。

その1:アナログな日本製腕時計はどこに?
その2:やっと見つけたアナログの自動巻き
その3:アナログの魅力

その1:アナログな日本製腕時計はどこに?

いろいろな時計を時代ともに使ってきました。デジタルが出始めて中学生でも買ってもらえる価格でCasioのクウォーツ腕時計を選び喜びました。

いままで見たことのないデジタルの液晶で画面に数字が表示され秒単位で文字が動き正確に時を刻むのです。

それまでしていた中学校入学記念の自動巻きの腕時計は結構時間が遅れたり進んだりして日によってばらつきがありました。Casioのクウォーツ腕時計はしっかり正確に時を刻みます。

あれから50年以上経ったのでしょうか。いろんな腕時計を経由して、また自動巻きの腕時計に戻っていました。

理由は漠然としているのですが、中学生になった時両親が買ってくれた腕時計は文字盤がブルーで銀色の秒針がコッコッコッと小刻みに動くのがとても綺麗だったことを思い出したからです。

あの時計はその後機械いじりが好きだったので分解してしまいました。その時に初めて機械式時計の中を見たのです。

するとそこにピカピカに光る歯車や細いゼンマイがぎっしりと詰まっていたのです。

あの時計をもう一度手に入れたいと思うようになったのです。日本製はどこにあるのか?

その2:やっと見つけたアナログの自動巻き

ある時にふとネットをサーフィンしていたら自動巻きの時計がまだあることを知りました。

しかし、ほとんどは海外向けや海外で作ったのを日本に輸入した時計が多かったのです。

実はSEIKOでもシチズンでもアナログ時計はの普通に売っていました。大げさなことではなかったのです。

そこで見つけたのがSEIKOのSARB035(23石)で数年前に32,500円で購入しました。

キャリバーとは製造メーカーがムーブメントに付けた形式番号のことをいいます。このSEIKO-SARB035のキャリパーは「6R15」という形式番号です。

SEIKO-SARB035のキャリパーは「6R15」
SEIKO-SARB035のキャリパーは「6R15」

詳しいことはマニアのみなさんにお任せすることにしますが、結論としては時計の中身が素晴らしい日本の技術が詰まっていてクウォーツに負けない精度とメカを誇っているのだそうです。

その3:アナログの魅力

この時計の秒針は非常に小刻みに動くので見ているだけでモあきません。時計の裏ブタは透明になっていて中が見えるのです。

ゼンマイがあり部品の一つ一つが精巧にできていて、まるで生き物が時間を作っているようです。

何層にも重なって金属の光沢を出している部品の数々は妙に高級なのです。この時計のように機械式のメカを作る技術はクウォーツ以上にスキルが要求されるのでしょう。

自動巻きに加えて手巻きもできるのです。

自分でエネルギーを時計に与えているようでリューズを巻く時にそんな感じがします。

SEIKO SARB035(Amazon)

おわりに

理由は良くわかりませんがとにかく自動巻きのメカで動くアナログ式の腕時計に惹かれて4年たった今でも飽きが来ないのです。

余生はこの自動巻きのアナログ時計と付き合うようです。

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