東京都では5月29日新たに22人の新型コロナ感染者が確認されました。微増を続けていた東京都ですが今後の状況が気になります。
新型コロナで懸念されているのが「第2波」の予測です。
必ず来るといわれている第2波の懸念の中で同日小池都知事は『ウィズコロナ宣言』を発表し6月1日からステップ2へと休業要請を緩和していくことを発表しました。
その②:休業要請の緩和「ステップ2」の概要
その③:「ウィズコロナ宣言」の発表
その①:東京都で微増する新型コロナ感染者
2020年5月29日の東京都の新たな新型コロナ感染者は22人が確認されました。感染者が微増している傾向は以下の通りです。
5月22日:3人
5月23日:2人
5月24日:14人
5月25日:8人
5月26日:10人
5月27日:11人
5月28日:15人
5月29日:22人(Nスタ報道で発表分)
東京都の感染者数は5月23日以降は微増傾向にあります。

その②:休業要請の緩和「ステップ2」の概要
5月29日のNスタの報道で東京都の小池百合子都知事の会見を報道しました。それによると以下の通りです。
6月1日から東京都は休業要請緩和・ロードマップ「ステップ2」へと進めます。
ステップ1では5月26日から美術館、図書館、体育館、水泳場などと飲食店は午後10時までの解除となります。
今回緩和されるステップ2では6月1日から映画館、学習塾、劇場、旅行代理店、スポーツジムなどが解除対象となります。
ステップ3では遊園地、パチンコ店、ゲームセンター、カラオケ店などと飲食店は午前0時までとなります。
6月1日休業要請解除に至った理由は、「きょうが29日、30日、31日とこれを有効に活用し徹底した衛生の確保をするため」と述べています。
解除にあたり「さまざまな感染症の問題が広がらないようにさらなる徹底をお願いしたいと思う」としています。
その③:「ウィズコロナ宣言」の発表
小池百合子都知事が宣言した「ウィズコロナ宣言」では「我々は、 いや応なく新型コロナウイルスとともに生きていかなけれんばならない。これからもコロナと共にと、いい意味で『ウィズコロナ宣言』を行いたい」と述べました。
「現在もなお一定数の新規陽性者が発生しているのも事実。ウイルスの拡大を防ぐ手立ては私たちの強い意志と行動。ウィズコロナ宣言を行いたい」と対応の方針を述べました。
今後は新型コロナと共存していく事が明確に宣言されました。
■参考記事:TBS【独自】東京都、「週明けからステップ2」で調整
おわりに
東京都では一旦は5月23日に2人まで減少した新型コロナ感染者ですが、ここに来て増加に転じています。
第2波の懸念もある中で「ステップ2」の緩和と「ウィズコロナ宣言」が行われたことについて紹介しました。