おっさん、趣味にはいろいろあるけど
たまには、望遠鏡で地球の外を散歩すると面白いですよ!
望遠鏡をのぞくなんて小学校の天体観測
以来のことではありませんか?
望遠鏡の中に広がる星の数々、
そして宇宙の中に吸い込まれていった時代を
思い出すのです。
忘れていた地球の存在
今は日本に住んでいるから
どうしても身の回りの広さのなかで
日常が進んでいるため
視野が狭くなっていることがあります。
たまには宇宙へと視線を向けて見ると
なんと我々は地球という星の表面で
生きていることに気付くのです。
太陽系の中にある地球は
ちっぽけな星ですが
間違いなく
その中で今生きているのです。
138億年前に誕生した宇宙

138億年前に生れた宇宙。
宇宙が誕生したのが138億年前ということは
138億光年より遠いところを見ようとしても、
そこには天体はおろか
宇宙そのものがないということになります。
でも宇宙は今も膨張して大きく広がっているから
不思議です。
地球の誕生は46億年の昔

46億年まえに誕生したばかりの地球は
温度が1,000℃以上のマグマに覆われ、
生命はとても存在できないような環境でした。
そして2億年が過ぎた44億年前に
海が誕生したと
考えられています。
高温でドロドロだった表面が
2億年かけて冷え、
水が存在できるまでになったことになります。
しかし海は44億年間には様々な試練がありました。
大きさ数キロメートルほどの
天体「微惑星(びわくせい)」が頻繁に地球に衝突し
その衝撃で海が何度も
蒸発したと考えられます。
そして38億年前頃になって海は安定して
ついに我々の先祖の生命が海の中で誕生したようです。
それは
24億4000万年前に「シアノバクテリア」という、
光合成をするバクテリアで、
海の中で誕生しました。
そのバクテリアは、
一生懸命に酸素を作り出したことで
徐々に大気中の酸素が増えていったのです。
人類の誕生は、たった20万年前
人類が誕生したのは、たった20万年前です。
人類の誕生は
実に、12月31日の午後11時37分となります。
人類は地球の歴史の中では、
まさに新人なのです。
地球上の生物は5回の絶滅を経験
地球の生物は
最近の6億年間では少なくとも5回、
大規模な絶滅を経験しました。
これらの絶滅の危機を乗り越えて進化してきた
サバイバー「生存者」なのです。
だから、
おっさんはものすごいサバイバーであり、
宇宙時間ではつい最近地球上に出てきた
ニューファイス的の存在なのです。
おっさん、100年の人生あっという間です。
人生100年か80年かは神様仏様しか
わかりませんが、
確実な事は
地球の歴史の上で生きている時間は
ほんのわずかな時間です。
60代なら、残り時間は一瞬の火花のような
時間なのです。
今回はここまでにしましょう・・・
おわりに
おっさん、たまには宇宙を散歩して
地球を振り返ると、人類は最近出てきたばかりの
ちっぽけであり
しかし、5回の絶滅を生き延びてきた大切なサバイバーなのです。
おっさんは
地球の進化したサバイバーだったのです。
思い出しましたか?
■参考サイト:JAMSTEC国立開発研究法人海洋研究開発機構
なおたん@くらぶ長