まん防の中、開催された政治資金パーティーとは?

テレビを見ていたら、なんと「まん延防止等重点措置」最中の4月20日に、日本医師会の会長がある100人規模のパーティーに参加していたと報道されていました。

報道されるような4月20日行われたパーティーとは、いったいどんな内容だったのでしょうか?

パーティーの3日後の4月23日には、緊急事態宣言の発令が決定されたという時期のことです。

どんなパーティーだったのか?

Yahooニュースによると、日本医師会会長の中川氏が参加したパーティーは次のとおりです。

ご本人が発起人を務めた、自民党の自見英子参院員(45)の政治資金パーティー(会費2万円)でした。

会場は都内のホテル。

徹底した感染防止のもとで医師会の幹部ら約100人規模だったとのことで、リモートでの参加もあったようです。

自見英子参院員とは?

自見英子参院員は、自見庄三郎(元郵政相)さんの娘さんです。

日本医師会傘下の政治団体「日本医師連盟」の候補として2016年の参院選で初当選しました。

2019年9月~2020年9月の期間には厚生労働政務官に就任されています。

自見英子参院員は、厚生労働政務官在任中に「新型コロナウイルス対策本部の本部長代理」として先頭に立って国難に対峙していたそうです。

2020年2月には、新型コロナウイルス感染症の集団感染が起きた「ダイヤモンド・プリンセス号」の現地対策本部にて現場オペレーションを行ったとされています。

現在は参議院厚生労働委員会理事、自民党青年局長代理の職に就いています。

参考:参議院の公式サイト

中川会長は取材に対して「慎重に判断すればよかった」と5月12日のNスタの報道で伝えています。

この時期ならではの報道でした。

新型コロナの終息は・・・

それにしても、東京の感染者数は2021年5月12日現在、969人と高止まりというか変異型N501Yの感染拡大が続いています。

終息というより、どのように共存していくのか、人間との知恵比べです。

相当、頭の良いコロナウイルスで、スキをついて感染する能力をたかめているようです。

人から人に感染する過程で変異するので、その感染が多いほど変異が進化するのでしょう。

昨日、各報道機関が国民に緊急事態宣言への感想をインタビューしているのをみていました。

「もう国も都も信じられない。だから通常通りお酒も店も営業している」という若い真面目そうな店主がインタビューに答えていました。

「これだけ対策をやってきたのに、お酒を出さないソフトドリンクの店でわいわいとしている店もあるから不公平だ」との不満もわからないわけではありません。

このコロナが教えてくれたのは、今までの日常に戻るのではなく、新しい日常へと進化することが求められているのではないでしょうか。

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