年を重ねてくると若い時のような飲み方はしなくなり、お酒を楽しむことが喜びとなります。
いろんなお酒を飲んできました。働き盛りではビールでのどの渇きを癒してから焼酎のロックやハイボールをガンガン飲んできました。
それからだんだん日本酒を少し味わう時代がくるのですが、最後はウイスキーに落ち着くのかもしれません。
究極はウイスキーの香を楽しむ
琥珀色のウイスキーをグラスに少し注いで、ゆっくりと香りを味わうのです。だからウイスキーの種類によってはいろいろな飲み方をしました。
でも行きつくところは、ウイスキー本来の味を失わずの飲むようになります。
ウイスキーの原酒を口に含み香りを味わい、水を別に用意して飲むのです。でもプロのテスターたちは水割りにして確かめる様です。
理由はウイスキーの香が水割りだからこそわかるのだそうです。
そこで重要なのが水割りの方法と大事な水です。ウイスキーの専門家が書いた記事を片っ端から調べました。そこから自宅でも十分楽しめる方法を選びましたので紹介します。
ウイスキーのおいしい水割りの作り方
おいしいウイスキーの水割りを作る時にポイントが2つあります。割り方と水です。それぞれを紹介します。
ウイスキーの水割りは結構雑に作っているのが普通です。グラスにウイスキーを注いで氷をたっぷり入れて水を注いでタンブラーで適当にかき混ぜる方法は一般的ですね。
ウイスキーと水の比率
おいしい水割りを作るためのウイスキーと水の比率は1:2なのだそうです。そして重要なのは氷の分量です。
タップリ氷を入れるのではなく、数個を落とすだけです。2~3個くらいがちょうどいいのだそうです。
すると、今まで飲んでいた水割りとは別物で薫り高く、アルコールは飲みごろになった15度辺りできつすぎず薄すぎず、ウイスキーの本来の香りを引き出すのです。
自宅ですぐにできるので是非トライしてみて下さい。その違いに驚くはずです。
もう一つは、おしゃれな飲み方です。
先に紹介したようにウイスキーをそのまま口に含んで味わい、その後に別のグラスについておいて水を飲むという方法です。これを一つのグラスの中でさらに進化した作り方です。
この方法は「ウイスキーフロート」です。混ぜないのです。最初にグラスに水と氷を入れておきます。そこにウイスキーを少しづつ浮かべる様に注いでいきます。何回かやると出来るようになってきます。
ウイスキーが水の上に浮く感じで2層になります。
飲み方は、最初にグラスを口にするとそのままのウイスキーが口に流れ込んできます。それから底の方の冷たい水が追いかけてきます。
そして、ついにウイスキーと水が舌の上で混じりロックの様な状態になり、その感覚と美味しさは最高です。口の中でロックを作り出すのです。ウイスキーの良さをそのままの状態で味わい、さらにロックになり、最後に水割と3種類を一つのグラスで味わうことが出来る唯一の方法です。
ウイスキー用の水と氷

どちらの飲み方にしても大切なのは水です。湧水地から天然水を取り寄せればおいしい水割がのめます。でも、なかなかそうはいかない時があります。水道水をそのまま使うのはあまりおすすめできません。
せっかくのウイスキーは、せめて天然水のペットボトルを使って飲みましょう。
そこで氷の問題です。
氷も水道水でつくるより同じ天然水で作るのがベターです。理由は美味しいさを失わないからです。
氷まで気を配るとおいしいウイスキーの水割りの気分も味も違いますよ。
是非トライしてみて下さいね。
ウォーターサーバーの水
ウォーターサーバーの水はとてもきれいな水です。水道水とはちょっとちがいますので試してみると良いです。
わたしは会社に浄水型のウォーターサーバーがありペットボトルで持ち帰り水割りをのんでみたのですが水道水とは大違い。それ以来ペットボトルの天然水かウォーターサーバーの水を利用しています。
水道水の硬度はまさにウイスキー向けなのですが、不純物やカルキが邪魔をしてまずくしているのです。なので水道水や天然水のウォーターサーバーがあるのなら使わない手はありません。
利用しておいしく飲んでください。