福島県会津若松にある東山温泉はどんな特徴があるのでしょうか?
今回は東山温泉の特徴と入浴したレポートを紹介します。
ゆったり過ごしたい方にはおすすめの温泉です。
東山温泉【会津若松】の特徴
人口12万人の会津若松市の中心地から車でわずか10分程度の便利な場所にあります。
歴史があり豊かな自然の中にあるこの規模の温泉地は他に類を見ません。
東山温泉は今から約1300年前、名僧・行基によって発見されたと言われています。
行基菩薩が、三本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」に導かれて温泉に浸かっている野猿を発見したと言われています。
江戸時代には会津藩の保養所として整備されました。
あの戊辰戦争(会津戦争)の時には、新撰組副局長 土方歳三(ひじかた としぞう1835年5月31日₋1869年6月20日)が入湯しました。
竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にもこよなく愛された湯の街。
また、東山温泉は「奥羽三楽郷」に数えられる歴史ある温泉郷です。
奥羽三楽郷とは
- 東山温泉(福島県会津若松市)
- 湯野浜温泉(山形県鶴岡市)
- 上山温泉(山形県上山市)
湯野浜温泉は山形県鶴岡市にあります。
傷を負った亀が湯浴びをして日に日に傷が癒えるのを地元の漁師が発見したと伝えられています。 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉
上山温泉は山形県上山市にあります。
傷ついた鶴が湯浴びをして傷を癒している姿を月秀和尚が発見したとされています。ナトリウム・カルシウム-塩化物、硫酸塩泉
東山温泉は泉質がよく昔から有名です。
東山温泉の泉質
東山温泉の泉質は透明なお湯で「ナトリウム・カルシュウムー硫酸塩・塩化物泉」です。
塩化物泉は汗の蒸発をふせぐ効果があります。そのため、湯ざめしにくい特徴をもっています。
また、殺菌効果があるので外傷治癒にも利用されます。
東山温泉入浴レポ
東山温泉の湯に浸かりたくて立ち寄ってみました。
温泉施設では抜群のきれいさの東山グランドホテルの日帰り温泉。
東山温泉郷のずっと奥にあります。駐車場も広く距離がある場所ではマイクロバスが送迎してくれます。
日帰り料金は1,000円でタオル付き。
お風呂は山々が見えるパノラマ的な広い窓が特徴です。
お湯は無色透明で無味無臭。肌がすべすべする感じ。
約1時間入ると体はぽかぽかで気分は最高です。お風呂から出るとゆっくり景色を見てクールダウンできる場所が用意されています。
また、冷たい飲み物も自由に飲めるように用意されているのはさすがホテルのおもてなし。
1,000円では納得の料金です。
日帰り温泉は事前に日程を確認してから行くと確実。
なのでぜひチェックしてから行ってくださいね。
会津若松の観光
会津若松は鶴ヶ城をはじめとする文化や歴史のある街です。
そばや会津地鶏がおいしいです。
お酒もお米もおいしいからついつい飲んでしまいます。
東山温泉【会津若松】の特徴のまとめ
福島県会津若松市の東山温泉について紹介しました。
山々の大自然に囲まれた東山温泉ですが、会津若松市の中心からはわずか10分程度の場所。
観光したら奥座敷の東山温泉で癒されてはいかがでしょうか。