定年退職すると、どうしても男性の場合、暇すぎて、しかも居場所が見つからないのではないでしょうか?
その結果、行きところがなく、しかも友人も疎遠になり、自宅にいることが増えます。
「今日やることがないし、居場所もない・・・」
「出かける気力もない・・・」
「居場所が見つからない・・・」
こんな生活でお悩みではないでしょうか?
そこで本記事では、このようなお悩みをなんとか打破して、新たな生きがいを見つける方法を紹介します。
きっと、楽しい生活が待っていると思います。
男性は、定年後、暇すぎる?

一般的に男性の場合は、会社生活が長かったため、組織にいる時は暇など全く無縁です。
逆に、暇を作りたいと思っていた方も多いはず!
ところが定年退職して、会社との縁も切れ、全く自由な生活を選んだ方には、ある特徴があります。
初めの1、2年は、有り余る自由な時間を、趣味や旅行などにあてて、満喫するでしょう。
しかし、これが3年、4年、5年と年を追うごとに、やりたいことはやり尽くしてしまうものです。
その結果、時間ばかりたっぷりあり、暇すぎるのではないでしょうか?
定年退職後の男性が「暇すぎる」原因
暇の原因はなんでしょうか?
定年退職後の男性が暇を持て余す主な原因はいくつかあります。
仕事中心からの解放
例えば、長年続けてきた仕事中心の生活様式から突然解放されることにあります。
多くの男性は職場での役割やスケジュールに強く依存し、アイデンティティを形成してきました。
退職により、日々の時間構造と社会的つながりを一度に失うことになります。
仕事が生きがいで居場所だった
退職前に趣味や地域活動などの仕事以外の生きがいや居場所を持っていない方が多く、「第二の人生」への準備不足も目立ちます。
家庭内では妻が既に自分の生活リズムがあるので、夫の突然の在宅時間増加に対応できないこともあります。
新たな活動への参加に消極的
男性は、群れないといいます。
その結果、定年世代の男性は自分から新しい人間関係を構築する経験が少なく、コミュニティへの参加に消極的な傾向があります。
これらの要因が複合的に作用し、退職後の「暇すぎる」状態を生み出しています。
暇すぎを解消する方法

ネット上では暇すぎ解消について、さまざまな方法が紹介されています。
「趣味を持とう!」、「地域コミュニティーに参加しよう!」など、どれも最もだと思うのです。
しかし、実際にやってみると、実は長続きしない方が多いようです。
事実、ぼくのお隣のご主人は現在一人暮らしです。
先日,立ち話をしたら、公民館の活動グループの「太極拳」に入り4ヵ月やってみたそうです。
しかし、楽しいと思ったら、それほどでもなく、現在はやめたと言います。
ぼくも、公民館で探してみましたが、興味はあっても、勇気がなくなかなか参加できるものではありません。
一人だけの居場所「任意団体」を作ってみた!
どうしたら自分の役割と居場所を見つけることができるのか?
じっくり考えていました。
その結果、思いついたのが、ひとりだけのコミュニティです!
スタートは、会員がぼくひとりで代表です。
任意団体は、手続申請が不要でだれでも作れます。
しかも、会費や寄付は収益にならないので法人税も不要!
実は、この任意団体を作ると、ひとりでも生きがいがグッとアップします!
〇〇〇をする会 代表:〇〇〇
こんな名刺を作ってみると、実に会社を立ち上げたかのごとく、様々な夢が泉にように湧き出てくるのが不思議です。
そして立ち上げたのが、「おっさんずくらぶ」です。
幸い、同じ名称でブログという読み物があり、情報を発信しているので、一緒にやってみたいという方には紹介しています。
すると、これが、意外と暇な方の共感をよび、「ぼくも暇でしかたがない!」という方からメッセージがありました。
ぼくの現役時代の友人や仕事の同僚などに、電話してみたら、仕事をしていない方は、やっぱり「暇すぎる・・」とのこと。
どんどん、暇すぎ人間が集まってきました。
目的もなく、何をするわけでもなく、暇すぎというキーワードで定年後の人が集まってきました。
会社が懐かしいのかもしれません・・・
あんまり、暇なので、今度会おうか?という運びになり、予定が立ちあがりました。
あるきっかけがあると、男性は息を吹き返すと実感しているこの頃です!
暇すぎを打開したのか?

その結果、電話やメールでのやり取りが始まり、どうなるか分かりません。
しかし、大きく変わったのは、人とのかかわりです。
それまで、自宅でパソコンでブログを書いてたり、妻と話すくらいです。
しかし、この「暇すぎる人たち」との共感によって、交流がはじまりました。
交流といっても、お互いにゆるい方がいいし、会則は会費などあると、現役時代の会社みたいになるので、やめようということに。
つまり、好きな時に好きなことで暇に共有を共感するだけのつながりとなりました。
このつながりは、結構生きがいになり、新しい発想で、「こんどこれやるけどどう?」などのアイデアも出てきます。
実は、それぞれ得意なことがあって、それをお互いで情報共有し始めました。
それが、毎日、生きがいとなり、ついに暇すぎることとは無縁になりました。
ひとりから始める任意団体は、ゆるくつながり、強制力のない自由は自分は変えずに、生きがいが生まれるメリットを感じています。
今度、このブログでは、暇すぎる人の体験談を募集して、どれくらい暇なのか、記事で紹介しようと考えています。
ポイントは自分で好きに始めること
つまり、暇すぎる方は、時間がたっぷりあるので、自由に任意団体らしきものを立ち上げてみるのもおすすめです。
理由は、自分が主人公で、悪いことでなければ、様々なことを企画できるからです。
まあ、現代風に家は、「スタートアップ」とも言えますね!
これがやる気を促進させますから、どんどん外部に発信すると、不思議にもご縁が膨れていきます。
ぜひ、昔の友人や疎遠になった方でも、連絡をしてみるのがポイントです。
まとめ
ぼくは、暇すぎた一人ですが、実際におっさんずくらぶというブログのおかげで、なんやら暇すぎる人たちとの交流が発生しました。
暇を解消する趣味一覧とか、様々な記事を書いてきました。
しかし、実際に70歳を迎え、定年後やりたいことをやり尽くし、旅行を楽しむと、その後は、「本当の暇すぎ」を実感すると思います。
その時は、このブログでなにか得ていただければと思っています。
任意団体「おっさんずくらぶ」は、70代になったぼくを共感する方々とつないでくれるかどうか、楽しみです。