中高年世代の男性、いわゆる「おっさん」もおしゃれに気を配りたい時代です。
帽子は手軽に取り入れられるファッションアイテムの一つであり、年齢を重ねた魅力を引き立てる強力なツールです。
ただし、帽子は選び方とかぶり方次第で「おしゃれ」か「ダサい」かが大きく分かれてしまうアイテムでもあります。
この記事では、帽子のタイプ別の特徴と、中高年におすすめの選び方・かぶり方について詳しく解説します。
さらに、帽子のタイプを比較した表も掲載しているので、あなたに合う一品を見つける参考にしてください。
中高年世代におすすめの帽子の選び方
中高年世代におすすめの帽子の選び方には、いくつかのポイントがあります。
選ぶ時の大切なポイントを3つ紹介します。
サイズ感に注意する
帽子が大きすぎると「かぶらされている感」が出てしまい、逆に小さすぎると頭が大きく見えがちです。
帽子の内周は頭のサイズに合うものを選び、フィット感が適度なものを選びましょう。
素材と季節感を考慮する
中高年世代は上質感のある素材を選ぶことが大切です。
夏は麻や綿素材、冬はウールやフェルトなど、季節に合った素材を選ぶと上品さが際立ちます。
色と柄はシンプルが基本
落ち着いたトーンの帽子はどんな服装にも合わせやすく、年齢に見合った洗練された印象を与えます。
黒、ネイビー、グレーなどが無難ですが、差し色としてベージュや深みのあるグリーンもおすすめです。
帽子タイプ別の特徴と中高年向けのかぶり方
帽子はいくつかのタイプがあります。
帽子のタイプ別の特徴の比較と、中高年向けのおしゃれなかぶり方について説明します。
帽子タイプ比較表
はじめに帽子のタイプを比較した表を作りましたのでご覧ください。
タイプ | 特徴 | おすすめスタイル | 選び方のポイント |
---|---|---|---|
ハンチング帽 | クラシックで上品 | ジャケット、シャツ | 深めにかぶりすぎない |
中折れハット | エレガントでつばが広い | スーツ、トレンチコート | つばを水平に保つ |
キャップ | カジュアルで軽快 | デニム、Tシャツ | シンプルデザインを選ぶ |
ベレー帽 | 柔らかな丸い形状 | フレンチスタイル、シンプルな服 | 斜めにかぶりこなれ感を出す |
ニット帽 | 防寒性が高い | 冬服全般、アウトドアスタイル | トップを少し余らせる |
それで枠防止のタイプについて順番に説明します。
1. ハンチング帽
特徴
- クラシックで上品な印象を与える帽子。
- 丸みを帯びた形状で、頭にフィットするデザイン。
- 柔らかい布地やレザー素材が一般的。
似合うスタイル
- カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい。
- ジャケットスタイルやシャツとの相性抜群。
かぶり方のポイント
- 前方を少し下げて顔周りをシャープに見せる。
- 髪が見えすぎないよう深めにかぶるのがおすすめ。
2. 中折れハット
特徴
- クラシックでエレガントな雰囲気。
- つばの部分が幅広で、顔の日差し除けにもなる。
似合うスタイル
- スーツやトレンチコートなど、きちんとした服装にマッチ。
- カジュアルスタイルでもアクセントになる。
かぶり方のポイント
- つばが水平になるようにまっすぐかぶる。
- 前傾させすぎると重たい印象になるので注意。
3. キャップ
特徴
- カジュアルで軽快な印象。
- スポーティーな要素が強い。
似合うスタイル
- デニムやチノパンなどのラフなコーデに最適。
- Tシャツやパーカーとの相性が良い。
かぶり方のポイント
- つばを正面か少し横向きにすることで若々しい印象に。
- ロゴや派手な装飾は避け、シンプルなデザインを選ぶ。
4. ベレー帽
特徴
- 丸みのある形で柔らかな印象を演出。
- 布地が柔らかく、軽量で使いやすい。
似合うスタイル
- タートルネックやシンプルなシャツとの相性が良い。
- フレンチスタイルやアート風のコーディネートに最適。
かぶり方のポイント
- 斜めにずらしてかぶるとこなれ感が出る。
- 頭頂部が潰れないように調整する。
5. ニット帽
特徴
- 防寒性が高く、冬に活躍するアイテム。
- スタイルに応じた折り返しデザインが可能。
似合うスタイル
- ダウンジャケットやチェスターコートなどの冬服と合わせやすい。
- カジュアルスタイルやアウトドア風コーデにぴったり。
かぶり方のポイント
- 深くかぶりすぎないよう、耳に軽くかかる程度で調整。
- トップを少し余らせることでリラックスした印象を演出。
街中で似合わない帽子とは?
似合わない帽子とは、どんな感じなのでしょうか?
例えば、若作りして20代の若者がかぶる帽子をかぶっているおっさんを見かけます。
そこには、どうも無理している感じがするのです。
一方で、ウォーキングなどでよく見かけるのが、○○農機や○○ディーゼルなどのエンブレムがついている帽子。
これでば1次産業の業界人になってしまいます。
また、ゴルフの帽子は高価で1万円以上するものも多く、コースではおしゃれなのです。
しかし、街中でかぶるおっさんもいて、ちょっと浮きます。
もっとすごいのは、釣り船にのったときにかぶる「D・・WA」など、釣り具メーカのエンブレムのキャップ。
これをかぶっているおっさんもたまに見かけます。
帽子の事例を紹介
では実際にどのような帽子があるのか、選んだので事例を紹介します。
ストローハット
トップの中心部分の形状から中折れ帽といいます。
別名マニッシュハットと呼ばれることもあります。※購入する場合はサイスを確認してください。
EdgeCity ストローハット
EdgeCity(エッジシティー)です。選んだ理由は洗え折り曲げてバックにしまえるからです。
EdgeCity ストローハット(Amazon)
EdgeCityシュマニッシュ ハット
EdgeCity(エッジシティー)です。選んだ理由は洗え折り曲げてバックにしまえるからです。明るい色です
EdgeCityシュマニッシュハット(Amazon)
(田中帽子) ノア 日本製 ストロー ハット
麦わら帽子の老舗「田中帽子」の定番。選んだ理由は昔ながらのスタイルを保ちすたれないことです。中折れ部分が頭部に当たらない工夫をしています。
ノアストロー ハット(Amazon)
Siggi(シッギ) 大きい帽子
SIGGI(FANCETによって承認される)創業1996年。帽子業界に於けるフラッグシップブランドです。選んだ理由は洗えて折りたためて男女兼用だからです。
Siggi(シッギ)(Amazon)
ベースボールキャップ
シンプルでクラシカルなデザインそして定番の帽子です。「ニューエラ・キャップ・カンパニー」、「クーパーズタウン」、「エベッツ・フィールド・フランネルズ」のベースボールキャップです。
ニューエラ・キャップ・カンパニー(New Era Cap )
1920年にドイツ系移民のエルハルド・クックが創業したアメリカの帽子製造会社でニューヨーク州バッファーローに本社があります。1990年代には唯一メジャーリーグ公認帽子メーカーとなっています。もっとも有名なメーカーとも言えます。
NEW ERA スナップバックキャップ
1番シンプルなデザインなので服を選ばずにどんな時でも被れます。
クーパーズタウン(COOPERSTOWN)
1986年アメリカニューヨークで創業。オールドスタイルのMADE IN USAのハンドメイドにこだわる老舗のキャップメーカーです。ブラッシュドコットン(BRUSH COTTON)生地を使用し無地のシンプルなデザインが特徴です。
COOPERSTOWN『SOLID CAP』
無地のシンプルなデザインはコーディネートのアクセントに重宝する被りやすいキャップです。素材はCOTTON100%(BRUSH COTTON)。Made in USA
エベッツフィールドフランネルズ(Ebbets Fiield Flannels)
1988年にアメリカワシントン州シアトルで設立されました。アメリカのヴィンテージベースボールウェアの製造ではパイオニアといわれる存在です。ハンドメイドのアメリカ製へのこだわりがあるメーカーです。
エベッツフィールド キャップ Michigan State
Michigan State Spartans(ミシガンステイト・スパルタンズ)の1954年モデルを忠実に復刻した6パネルのヴィンテージベースボールキャップでディテールにも徹底的にこだわったハンドメイドのアメリカ製です。
まとめ
中高年世代が帽子を取り入れることで、見た目の印象を格上げすることができます。
ただし、選び方やかぶり方を間違えると野暮ったく見えてしまう可能性もあるので注意が必要です。
ポイントは、シンプルで落ち着いたデザインを選び、素材やサイズ感を大切にすることです。
帽子一つでファッションの幅が広がるので、ぜひ自分に合ったスタイルを見つけて「おしゃれなおっさん」を目指してください!