増えた体重を食べてダイエットする方法を紹介します。
60代は栄養のある食事をバランスよく食べることが大切です。
しっかり食べないで痩せると筋肉が減って歩けなくなります。
食べる方法を変えるだけで3kg痩せるダイエットを紹介します。
食べても痩せる「ダイエット」な食べかた
60代は筋肉が減っていきますから、たんぱく質や栄養を十分とることが重要です。
ダイエットをするときは若い時とは違います。
食べないでダイエットをして、たとえ成功しても、60代後半へ向かい70代になるころ筋肉が戻らずに歩けなくなることになります。
食べないでお酒を飲んで過ごしてきた友人は、71才で筋肉がなくなり要介護2の認定を受けました。
要介護2は、家事や買い物など日常の動作に加え、食事や排泄など身の回りのことにも部分的な介護が必要な状態のことをいいます。見守りや手助けが必要となります。
しっかり食べないと人によっては介護の状態になってしまうので無理は禁物です。
そこで60代は食べてダイエットするのが一番です。
その方法には3つあります。
「食べる順番」「食べる量」「食べる速さ」の3つを変えると、無理なく3Kgをダイエットすることができます。
食べる順番を変えるとダイエットになる
同じ量を食べてもダイエットになる「食べる順番」があり、次のように食べます。
1.野菜
2.たんぱく質(卵、豆類、魚、肉など)
3.脂質が多いもの
4.糖質(炭水化物)
最初に野菜から食べます。一般にべジファーストと言われている方法です。
体に良い野菜が取れてなおかつダイエットになるので、ぜひやってみてください。
その場合注意があります。なるべくノンオイルのドレッシングがいいのですが意外と糖分が多いので注意が必要です。
できれば「お酢」と「オリーブオイル」をドレッシングの代わりにすると効果が高いです。
「お酢」は確実に体重が減り、さらに血圧が下がるなど、2つの効果が確実にあります。
そして、たんぱく質をとり、脂のあるもの、最後にご飯(パン、うどん、そば・・)をな食べると効果的です。
これだけでも1カ月やると2~3kgは減量ができることもあります。
朝、昼、夕の食事の配分を変える
同じ分量を食べても太る食べかたがあります。
朝抜き、又は朝少なく、夜のこってりと食べる人です。確実に数キロは太ります。
理想的な食事は次のように分量を配分して食べると、同じ量でもダイエットになり、体重が減るということです。
朝食は一日のはじまりなので十分取ります。
朝は多少脂質や糖分が多いものを摂取しても問題は無いということです。
昼食もこれからまだ夜まで動くので同じように十分取ります。
つまり朝食と昼食はこれから活動するのにエネルギーを使うためです。
脂質が多い肉類の動物性たんぱく質は夜よりも朝・昼食でとるほうが太りません。
体調を整えるビタミンや酵素が多く含まれる果物には糖分が多くふくまれるので早めの朝食や昼食で一緒にとっておくの良いのです。
夕食はダイエットに最も重要です。
夜になるとその先は寝ることになります。
夜寝ている時はエネルギーを殆ど使わないので朝食や昼食よりも軽いものにします。
消化の良い豆腐や納豆、温野菜や野菜スープ等をメインにします。
晩酌はなかなかやめられませんね。
実は夜のお酒を禁酒しただけでも体がすっきりとしてきます。
無理な方は、芋焼酎などを選ぶといいです。
日本酒の様に糖分が入っていないお酒を選んで、おつまみは消化の良い低カロリーのサラダや生野菜のスティック等にしましょう。
食べる早さを変えると痩せる
食べる速さを変えるだけでダイエット効果があります。
摂取カロリーとは無関係に早食いは太るという研究結果があります。
2002年に名古屋大学大学院・医学系研究科・公衆衛生学の大塚 礼た氏, 玉腰浩司氏, 八谷 寛氏, 豊嶋英明氏が行った「食べる速さに関する研究」です。
カロリーが少なくても、BMIが低くても、早食いをすると肥満度が高くなるという研究結果ですね。
早食いで肥満になる原因は、食事を速く食べると満腹中枢からの信号が送られる前に食べ過ぎてしまうことです。
おわりに
増えた体重を食べてダイエットする方法を紹介しました。60代は栄養のある食事をバランスよく食べることが大切です。
わたし事ですが、同じ量を食べても、この方法を4カ月実行して80Kgから75Kgになりました。
食べる方法を変えるだけで3kg痩せるダイエットは可能なのでチャレンジしてみましょう。