爪切りは良き切れるものが欲しいものです。
特に厚くなった足の親指の爪をきれいに仕上げたりするときは、ニッパー型の爪切りがとても使いやすいです。
わが家で10年以上使っている日本製の爪切りを紹介します。
ステンレス製と炭素鋼ハイカーボン製の爪切りと使い勝手を比較してみました。
炭素鋼素材のニッパー型爪切り
わが家で10年以上も切れ味が衰えないニッパー型の爪切りはこんな形です。
この爪切りは10数年前に新聞で紹介されていたものです。
当時でも6,000円以上する高級な爪切りでしたが、日本製で新潟の燕三条のメーカーが作ったとなればなおさら一生使うものとして欲しくなりました。
東京の銀座のデパートにあったので買いに行ったのです。
そこで見た爪切りは、芸術品ともいえる作りで、一瞬でほれ込んでしまいました。
写真のように手で握る部分にはデザイン的な穴が開いているので、全体の重さが軽くなっています。
爪の先端が切りやすい刃先
素材が国産なのです。
素材は長期間の切れ味維持が出来るように、国産鋼の炭素鋼ハイカーボンS58Cというものです。
10年以上経っても切れ味は変わりません。
このニッパー型爪切りは、さすが日本の金物メーカーが作っただけありよく考えられています。
先端の刃の部分が、程よく傾斜しているのです。
このことで、爪がどんな形でも、爪のサイドでも細かく調整しながら切ることができました。
ステンレス素材のニッパー型爪切り
わが家にはもう一つステンレス製でニッパー型の爪切りがあります。
日本製のステンレス製爪切りで、もちらもよく切れます。
このステンレス製は4,000円で買ったものでこれもよく使います。
よく見てくださいね!刃先が燕三条製の形とは違います。
爪を切る時に細かいところを切るのが得意でなので、巻き爪や爪の横に出たささくれなどを切る時にとても便利です。
ただ欲を言えば、ストレートに刃先が伸びているので、爪の先端を切る時は爪切りを横に持たないと切れないのです。
2種類ある爪切りの刃先の形
写真を見ると、2つの違いがよく分かりますね。
同じニッパー型の爪切りでも刃先が違うと爪の切り方も変わります。
吉沢製作所のニッパー型爪切り
燕三条で作られた吉沢製作所の爪切りは斜めに刃が付いているので、手にまっすぐ持ったままで切ることができます。炭素鋼ハイカーボンの刃先は価格がステンレス製より高いですが、本当によく切れます。
なので爪を少しずつ切ることができます。それもスパッと切れて切り口が滑らかです。
特に足の指の爪の先を切る時に便利です。60代はバリバリの老眼になるから、足の指先の爪を見るのも切ることもしんどいのです。身体が硬くなり、そこに足が曲がらなくなっていて、目が老眼になっているから足の指の爪切りは大変です。
NELSON TOKYOのニッパー型爪切り
一方、刃先がストレートのステンレス製の爪切りは、巻き爪や爪の横の細かい部分の調整や厚くなった爪を薄くするときなどでよく使っています。
爪切りの刃がストレートなので、ささくれなどを切る時に切るところが良く見えます。刃先が細くなっていることも細かく切ることができるメリットになります。
爪切りは品質の良いものを選ぶ
爪切りは一生使える品質の良いものを選ぶといいです。
普通のグリップ型(ホッチキスのようなタイプ)の安い爪切りは5~6個ありますが、今はほとんど使わなくなりました。
ニッパー型の爪切りがおすすめです。
爪切りは何度も買うというより、良いものを一つ買って長く使うと愛着がわいてきます。
ニッパー型の爪切りを日本で初めて製作した会社が吉沢製作所です。もともと鍛冶屋で2020年8月の累計では約210万丁のニッパー型爪切りを送り出している専門の会社です。この会社の作ったニッパー型の爪切りの切れ味は抜群で、素材が国産鋼の炭素鋼ハイカーボンS58Cを使ってるのが特徴です。刃付けと仕上げは、熟練した技を保つ職人の腕で仕上げています。さらに、バネには錆びないように純金メッキを施すなど日本の新潟燕三条の技術が盛り込まれた爪切りです。製品を見ると芸術品のようでとてもきれいです。
■参考:吉沢製作所のホームページ
■記事の中で紹介した製品:爪美人プレミアム
Amazonにこの製品がありましたので紹介します。
■古沢製作所 ニッパー爪切り 爪美人プレミアム(Amazon)