どんどん高齢化が進むと、一人暮らしでも夫婦で暮らしていても、いずれ「お一人様」はやってきます。また老若関係なくいつでも、だれにでも必ず訪れます。
ずっとお一人様で慣れている方もいれは、お一人様の生活に慣れていない方も、いずれその時を迎えます。
寂しさや孤独、あるいは食事で お一人様になったとき、日々の生活はかわりますよね。
お一人様とはどんな生き方になるのか、真剣に孤独と向き合ってみてはどうでしょうか?
おっさんのお一人様って寂しいのか?
女性は夫が無くなっても3日で涙が止まっても、男性は寂しくて孤独で死んでしまうかもしれません。
今は女性だとか男性だからと分ける時代ではありませんが、なぜか男性は孤独に弱い生き物かもしれません。
山奥で独りぼっちでも元気に暮らしている女性はテレビでも良く紹介されます。
インタビューを聴いてみると、テレビを見て話しかけたり、一人暮らしや孤独になれているから!と超元気に生きていらっしゃる姿を拝見して、勇気を頂くのです。
でも、おっさんがお一人様になると、なぜか「涙を流して・・・」という孤独な光景が実に多いことに気が付きます。
おっさんがいずれ「お一人様」と言う孤独を迎えるのかどうかは、人生なのでどちらとも言えません。
しかし、妻やパートナーと別れるときが来たら、お一人様になることは避けられませんよね。
孤独でも寂しくない、それともお一人様がいい?
おっさんが「お一人様」になったときに、どう生きるのでしょうか?
それは孤独にどう向き合うかは人それぞれだと思うのです。
ある人は孤独は「寂しくて一人では生きていけない・・・」とパートナーを探す方もいるでしょう。
ある人は、「今こそ自由に生きるか!」とかっぽれなんかを趣味にして孤独を楽しむ人もずいぶん見てきました。
もし、お一人様になったら、パートナーを見つけるのか、 お一人様がいいと孤独を楽しんでいくのか、決意が必要になってくるかもしれません。
パートナーを見つけなくても、サークルなどで孤独の寂しさを癒す人もたくさんお会いしてきました。
お一人様の事情は、人それぞれ
おっさんが「お一人様」になる事情は、ひとそれぞれですから、生き方の考え方も人それぞれでしょうね。
どんな事情なのかは個人情報だから、ここで公表することはできません。
でも、やっぱり「お一人様」のおっさんたちは、孤独で寂しいのは間違いありません。どんなに楽しんでいるようでも、やっぱり事情の話題になると「涙」の物語を背負っているのです。
だから、それ以上は立ち入らないように気を付けています。
孤独の寂しさは自由と引き換え?
おっさんの「お一人様」は、孤独で寂しいのですが、その反面「自由」を手に入れていることは間違いないのです。
飲みに行こうが、社交ダンスで女性と踊ろうが、気ままな旅行に行こうが自由なのです。
お一人様の孤独は、自由を手に入れるのと表裏一体なのでしょう・・・
もともと「お一人様」で生きてきたおっさんもたくさんお付き合いしてきました。そのお一人様のおっさんたちと飲むことがあって、「孤独は寂しくない?」と話題になります。
すると「お一人様は気ままでいいよ!」「いまさら、面倒だからお一人様でいいよ!」と一人暮らしが面倒でないから良いと言っています。
おっさんが孤独で生きるとき・・・
いずれパートナーよりも長生きするなら、あるいは「ここまでね~」とパートナーが去って行ったりしたら、孤独なお一人様になります。
おっさんが「お一人様」になって、孤独になってしまったらどうしましょう?
どう考えて生きて行けばいいのでしょうか?
おっさんがお一人様になって孤独になったらどう生きるのでしょうか?
お一人様とは自由であるかも
もしお一人様になったら、どうしようもありません。あの時のお二人様に戻ることはできないからです。
なので、お一人様は寂しいけど「自由というプレゼント」を残してくれたと思うしかないかもしれません。
突然お一人様になったおっさんが言ってました。
「女房の写真と一緒に車旅をしています!自由ですよ」
日本中を思い出と一緒に車で自由に旅しているというのです。
孤独だと人を感じることができる
おっさんがお一人様になって孤独になると、どうも人を感じることができるようです。
人を感じるとはなかなかお伝えすることが難しいのです。
たとえば、一緒に住んでいた家族から離れて一人で赴任すると、それまでうるさく感じていた女房が実に恋しくなるものです。
特に、お一人様で風邪で熱が出て寝こんだ時などは、それまでの感謝というか、ありがたさというか、そんな「人」を感じるのです。
おっさんはお一人様をどう生きる?
いずれお一人様になると、どうにかして孤独さを生きなければなりません!
どんな生き方があるのか、どう生きている人がいるのか身近な具体例で紹介します。
近すぎず、離れすぎずの付合い
お一人様の付き合いは、近すぎず離れすぎずの距離感が長続きするといいます。
あんまり近づきすぎると「ちょっと面倒・・・」に感じます。
深入りせずに、さらっとしたお付き合い、あいさつ程度のお付き合いが軽くていいようです。
イベントでつながる
コロナ時代は、イベントといっても人と人が直接出会うのは感染防止から避けたいですよね。
そこでZOOMやLINEをつかった、オンラインのイベントに参加することもありです。
おっさんの中には「ZOOM」が得意で、いろいろやり方を教えていくれる方が一人や二人はいるものです。すると、こんどこんな飲み会をやるからどう?などと誘ってくれることもまれにあります。
ちょっとだけでも、参加すると病みつきになります。これは実に面白くて時間をわすれます。
お一人様からイベントでつながりを持つチャンスです。
同じ興味を持つおっさんとちょっとだけ話す
ホームセンターなどにいくと園芸コーナーがあって、そこで植木を見ているおっさんにちょっと声をかけてみたら、どんどん教えてくれるのです。
同じ興味をもっている方にちょっとだけ声をかけるだけで、孤独は消えます。
DIYのグループがあったりして、お仲間になることもあります。
ぼくは、堤防で釣りをしていて帰ろうとしたら「だんな!ちょっとつままない?」と声がかかりました。
ここで釣ったアジをさばいて一杯のんでいたので、いっしょにどう?と言うことでついつい1泊になったこともあります。
それ以来10年も岸壁でご一緒したのです。
趣味や価値観のあった友人を持つのもお一人様に孤独を癒すことにもなります。
すれ違う人と挨拶を交わす
ウォーキングをしていて、ブスッとしたおっさんとすれ違うことがあります。
その「ブスッとしたおっさん」に「おはようございます!」とあいさつすると、結構いい反応があります。
ちょっとした反応だけでも、」今日も朝から良かったな~!」などと心に温かさが通う時があります。
挨拶するだけでも、孤独を一瞬だけでも忘れることができます。
スマホに話しかける!
もっとも寂しいような感じに見えますが、結構おもしろくて笑ってしまいます。
スマホのAIに話しかけると、AIが答えてくれるシステムも結構出ています。
AIは音声を理解して答えを返してくるので、意外な反応をすることもあり笑えます!
おっさんがお一人様になって感じること
一人になると、自分と向き合うことが増えてきます。いろんなことを考えて自分で決めたりします。
病気になっても一人で治すこともありますよね。
とっても孤独で寂しくなる時もあるのですが、どこかで一人でもつながっていると、それだけでも安心できるものです。
独りぼっちだけど、どこかでちょっとだけつながっていることが大切かもしれません。
いつも、ちょっとだけ顔をだすおっさんがいます。挨拶だけして帰っていきます。
ちょっとだけ、人とふれるのが心地よいのかもしれません。
まとめ
おっさんもいつか「お一人様」を迎えるときがくるかもしれません。
すでにお一人様かもしれません。
お一人様は誰にでもやってくるので、どう生きていくのか考えてみるのも大切なことではないでしょうか?