まわりに気を使いすぎてしまうことはないでしょうか?
最近話題となっている「HSP」という言葉があり、ちょっと気になります。
まわりに気を使いすぎたり、敏感すぎたりすることなのでしょうか?
新しい本も出版されるので、紹介もふくめて簡単に説明します。
HSPとはなに?
HSPとは「Highly Sensitive Person」から頭文字をとった言葉です。
その名の通り、生まれつき繊細で刺激に敏感な気質を持った人のことです。
分かりやすく言うと「気づきやすい人」のことで、「繊細さん」「敏感すぎる人」として知られているようです。
「働くのに向いていない」「メンタルの病気」のように、誤解やネガティブなイメージが先行している一面もありますが、あくまでも性質だと言われています。
詳しい説明では次の通りです。
5人に1人の割合で見られる”非常に感受性が強く敏感な気質”の人々のこと。環境や教育によるものではなく生まれつきストレスを処理する「扁桃体」が活発で、不安や恐怖を感じ取りやすい性質をもつ
HSP(Highly Sensitive Person)は、1996年にアメリカのエレイン・アーロン博士によって、はじめてその存在が明らかになりました。
最近日本国内では、NHKはじめ民放などでも特集が頻繁に組まれるようになってきています。
HSPさんは、環境次第で生きやすくなる?
HSPさんの気質を例えると、こんな感じなのです。
「他人の機嫌ばかりうかがってしまう」
「頼まれると断れない」
「寝る前の1人反省会が終わらない」
この事例のように、気づきやすい性質のため、周囲の反応に左右されて疲れてしまうことも少なくありません。
威圧的な人や否定的な人の中にいたりすると、悔しさやモヤモヤを抱えたままになったりします。
家族関係がよくなかったり、あるいは生活環境が騒音のある場所でも、そのような状態になってしうようです。
しかし、周りに「ほめてくれる人」「味方になってくれる家族」がいたりすると、自分に合った環境になるので、楽しくやりたいことができるようになります。
HSPの自己啓発本を紹介します。
HSPさんが「もっと自分軸で生きられるように」という思いのもとに、2021年5月26日(水)に発売される自己啓発本がありますので紹介します。
「気軽にできるタイプ別HSP診断テスト付き」です。
著者のRyotaさんは、自身も強度のHSP。
マイナスなことばかり気にして深く悩み苦しんだつらい過去を持っています。
仕事でも、ブライダルカメラマンでは働きすぎでドクターストップ、地元の優良企業に勤めても古い体質や電話対応に苦しみ試用期間で退職…と1年で4回の転職を経験。
「自分は社会不適合者ではないか」と悩んでいた矢先に「HSP」を知り、自分と向き合い、理解することができたといいます。
その後、「同じようなHSPさんの役に立ちたい」とメルマガやSNSを通し、アドバイザーとして活動を続けてきました。
そんな著者が、HSPさんの親身になり、もっとラクに自分らしく生きる方法をまとめた初めての1冊になります。
まとめ
HSP気質について、簡単にまとめてみました。
ぼくも同じような気質があり、
この本の発表を見た時に「これは是非読んでみたい!」と思いました。
自分軸で生きることが学べる本ではないかと期待しています。