ウォーキングは、本当に腰痛に効果があるのでしょうか?
そのお悩みは、もしかしてウォーキングをしているのに腰痛が改善されないのでは?
この記事では
- 腰痛に効果的なウォーキング
- 腰痛を予防する歩き方
- 60代以上の1日の目標歩数
- ウォーキングの注意点
について紹介します。
腰痛に効果的なウォーキング
年を重ねてくると、どうしても腹筋や背筋ばかりでなく体幹も衰えてきますよね!
筋力の衰えが原因で、腰痛になることもあるので、運動をすることで筋力をアップすることが大切です。
近年推奨されているのが、適度な運動による腰痛の予防です。
しかし注意が必要です。
普段、運動不足の人が思い立って急に激しい運動をするのは、腰痛を促すことになりかねませんので注意が必要です。
そこで、おすすめするのが適度な運動となるウォーキングです。
ウォーキングは身体に負担をかけずに、腹筋、背筋、体幹に適度な刺激を与えることができます。
ウォーキングをすると、腰椎や脊柱を支える体幹を鍛えることができます。
さらに、運動不足で硬くなりがちな「腰回り、股関節、肩周り」等の全身の筋肉をやわらかくする効果があるとされいます。
これが腰痛を予防したり、改善することにつながると言われる理由です。
腰痛を予防する歩き方
腰痛を予防するには、腰を痛めないウォーキングの「フォーム」で歩くことが大切です。
歩き方が悪いと、いくら軽い運動といえども「膝、腰」を痛めてしまうリスクもあります。
正しいフォームで歩くことに慣れましょう。
腰痛予防のための「フォーム」のポイントとは次の通りです。
- 体幹を意識して歩くこと
- 腰を高くするイメージで歩くこと
- 腹筋に力を入れて腰を前に出して歩くこと
特徴は、「腰で歩く」ように腰を前に出す意識が大切です。
腹筋を使うことにより、体幹をふくめた筋肉を鍛えることになります。
60代以上の1日の目標歩数
60才を超えたら、どれ位のウォーキングが目安となるのでしょうか?
定年後60才~64才の歩数の目安は8,000歩となっています。
年齢 | 1日の歩数 (外出+家の中) | 早歩き | 外出 | 家の中 |
75才以上 | 5,000歩 | 7.5分 | 3,000歩 | 2,000歩 |
65~75才 | 7,000歩 | 20分 | 4,000歩 | 3,000歩 |
60~64才 | 8,000歩 | 30分 | 5,000歩 | 3,000歩 |
1日8,000歩が目安となります。
8,000歩の内、外出でのウォーキングで5,000歩、家の中で3,000歩で1日の合計8,000歩が目安です。
30分程度は、早歩きで歩くのが良いといわれています。
前期高齢者の65才~74才は1日で7,000歩、後期高齢者の75才以上は5,000歩が目安となっています。
ウォーキングの注意点
ウォーキングは長期間続けることが腰痛予防には効果的です。
1日の20分程度のウォーキングから開始して、徐々に歩く時間を増やせばいいです。
いきなり、長距離をがんばって歩くと、疲労につながり長続きしません。
ウォーキングで失敗する最大の原因です。
無理しないで、できる距離から始めるのが効果的で長続きするコツです。
まとめ
今回は「腰痛に効果的なウォーキングのコツとは?歩き方と注意点を紹介します!」を紹介しました。
腰痛に効果的なウォーキングのフォームはは、
- 体幹を意識して歩くこと
- 腰を高くするイメージで歩くこと
- 腹筋に力を入れて腰を前に出して歩くこと
でした。
そして、1日の20分程度のウォーキングから開始して徐々に長くすることで、長続きします。
運動不足で腰痛になりがちですが、記事を参考にウォーキングで快調な生活を送りましょう!!