最近60代になってから、腕時計がアナログで機械式に戻ったのはなぜだろう?
時間もぴったりと合わないし、遅れたり進んだりする機械式腕時計。
年を重ねた60代だからそんな腕時計が恋しくなるのかもしれません。
アナログ機械式の腕時計の魅力を紹介します。
腕時計はアナログで機械式
腕時計はスマホの正確な世界時計があれば不要かもしれません。
電波ソーラー時計があれば電池も時間合わせも不要で便利に使えます。
最新の腕時計は、もはや時計ではなくコンピュータですね。スマートウォッチと呼ばれスマホやネットと連動して、様々な機能が使えてとっても便利なものに進化しているところです。
でも、昔からある機械式のアナログ腕時計は、1日に何十秒も誤差が出たり、巻いたゼンマイが戻っていくと時計が止まってしまいます。機械も複雑で、しかも重さがあります。
腕時計の表示はデジタルもあるのですが、アナログ式腕時計が最近は多くなったのではなでしょうか?以前はデジタルが出たばかりだったころ、腕にはデジタルの文字がくっきりと表示されていました。
アナログは目で見て「あとどれ位時間があるか・・」などが一目で感覚をつかめるのと、どこか高級感があるところから最近はアナログ表示の腕時計に回帰しているのではないでしょうか・・・
どこか懐かしい機械式腕時計
腕時計の中を覗いてみると、機械が心臓の鼓動のように動いて、時を刻んでいるのが見えるのが面白くて何時間でも見入ってしまいます。
どこか「一生懸命、時を知らせるために動いている・・・」そんな機械式の腕時計がどうも60代半ばを過ぎたぼくには懐かしくピッタリなのです。
機械式腕時計を見ると思い出すのです。少年時代には何個もの古くなった機械式の腕時計を分解して、部品を紙に貼り付けていたころを・・・
仕事の現役時代には、仕事がら外国製の高価な腕時計も買いました。
電波ソーラーの腕時計も海外出張では重宝しました。スケジュールをこなすにはぴったりの時を刻みながら動いてくれるからです。
時間がずれてピッタリと合わない機械式
機械式の腕時計は時間がどんどんずれていきます。1日に15秒~30秒はずれます。そのずれは、ゼンマイにまかれたエネルギーの残りによってずれの幅が変わります。
ビジネスの前線で忙しかった時代は、秒単位で時間をチェックして仕事に励んだものです。
ところが、定年になりゆったりとした時間を楽しむようになると、逆にファジーな方が気持ちがゆったりすることに気が付きました。
時間通りではなくてもいいじゃない・・・
多少のずれが許せる年代になったのかもしれません。
それよりも機械式の腕時計の中で、機会が心臓の鼓動のように動いて、時を刻んでいるのが見えるのが面白くて何時間でも見入ってしまいます。
どこか「一生懸命、時を知らせるために動いている・・・」そんな機械式の腕時計がどうも60代半ばを過ぎたぼくにはピッタリなのです。
外国製の高価な腕時計も買いました。電波ソーラーの腕時計もぴったりの時を刻みながら動いています。
でも、今ぼくが腕につけているのは、「時代遅れの機械式アナログの腕時計」なのです。
まとめ
昭和に生まれたぼくは、機械式のアナログ腕時計が妙にピッタリと今の生活になじんでいるのです。
必ず朝には腕時計の時間合わせと、ゼンマイに巻きが残っているか調べて、不足しているならリューズを指で回してエネルギーを腕時計に与えます。
こんなことをしながら時を刻むアナログ機械式の腕時計は、リタイアしたぼくには良さが感じられるのです。