一枚板のまな板はとても高級そうですね。
一枚板のまな板には違いがあると言います。
そこで今回は一枚板のまな板には2種類あり、その見分け方と特徴を紹介します。
一枚板のまな板が高級品かどうか見分ける目安を知ることができます。
一枚板のまな板はどっち?
一枚板で作られたまな板はとても高級で価格も高いですね。
国産ヒノキ材で作った一枚板のまな板なら最低5,000円から1万円を超えるものまで様々です。
しかし、Amazonで売られているヒノキの1枚板のまな板をよく見ると、ちょっと感じが違うものもあります。
まな板の模様が少し違って見えます。
同じ一枚板でも実は「柾目(まさめ)」と「板目(いため)」があります。
その違いはなんでしょうか?
一枚板の柾目と板目の見分け方
一枚板の柾目と板目の見分け方を説明します。
通常は下の図のように2種類の木材を切り出す方法があります。
丸太の切り出し方で、図のように「板目」と「柾目」の切り出し方があります。
このように丸太から板を切り出して使います。
見分け方は次の通りです。
柾目の切り口の模様
柾目の切り口は、中心から半径方向に切ることから切り口が直線的な模様となります。
板目の切り口の模様
板目の切り口の模様は、タケノコを重ねたような模様が特徴です。
Amazonで販売されている一枚板のまな板の多くは、「柾目」か「板目」か書いてなのがほとんどです。
一枚板のまな板にとって、重要な特徴を表す「柾目」と「板目」。
いったいどう違うのでしょうか?
一枚板のまな板の柾目と板目の特徴
柾目と板目の特徴を説明します。
柾目の特徴
柾目板の一枚板は最高で希少価値のある板だと言えます。
木材のプロでもヒノキの柾目の一枚板を目にすることはまれだと言います。
そのため値段もかなり高価となっています。
柾目は、木目がほぼ平行で均等に並んでいることです。
そのため、伸縮、反り、割れ、などの狂いが少ないのが最大の特徴です。
板目の特徴
板目の板は、1本の丸太からとれる量が多いことから価格が安いメリットがあります。
しかし、板目は年輪の幅にムラがあるため、乾燥すると収縮や湾曲が生じやすい性質があります。
そのため、反りが出やすく、割れやすいのが特徴となります。
一方で、木目がふぞろい、節が多いことから木の趣が感じられます。 機能性の面では、年輪の幅にムラがあるため、乾燥すると収縮や湾曲が生じやすいというデメリットがあります。
一枚板のまな板「柾目と板目」の見分け方(まとめ)
一枚板のまな板はとても高級です。
今回は一枚板のまな板には2種類ありその見分け方と特徴を紹介しました。
一枚板のまな板が高級なのかどうか見分ける目安が分かったのではないでしょうか。