長年共にしてきた妻と夫。
なのでお互いに知り尽くしている!
そんな勘違いをしているかもしれません。
この勘違いで離婚寸前だったぼくですがその時から妻に対して努力してみたことがあります。
その結果、とっても仲良く老後を暮しています。
参考になるかどうかわかりませんが書いてみたいと思います。
長年生活を共にした夫婦の不満
夫婦が長年一緒にいるとお互いに「鬱陶しい(うっとうしい)」という感覚になってくることがあります。
そのうえ定年になった夫が家にずっと居れらるとさらに奥さんのイライラはレベルアップ!
そんなうっぷんがキレて「誰のおかげでここまでできたんだ!」とか、「こんな人と良く一緒に何十年もやってきたわ!」とかバトルになります。
その結果「じゃあ~ね・・・バイバイ」と熟年離婚へと向かうことになります。
ぼくはこの寸前でした。
原因はいろいろ積み重なったお互いの不満だったと思います。
「このくらいは分かっているはず」「理解してくれないあなたが悪い!」などお互いに原因を相手に向けていることです。
お互いの理解どころか原因の擦り合いと言い合いへと発展するだけ。
夫婦が笑顔になる3つの方法
そんな定年後の夫婦の危機を脱出しお互いに笑顔になった方法があります。
実は、ぼくたち夫婦の様子を薄々感じていた先輩たちがぼくにくれたアドバイスです。
それは3つの方法とポイントがあります。
1.感謝して心から褒める
感謝して誉めるという方法です。これはあくまでも自分が心から言うことが大切。
決して相手に求めてはいけません。
あくまでも気が付いた方から行うのがいいのです。まちがっても「感謝しろ!」などとどなったらそこでゲームオーバー。
ぼくの場合は、何十年もの間食事や家族のことをしっかりと管理してくれた妻に感謝の言葉を口にだすことから始めました。
最初はがんばっても「ありがとう」が言えないのです。
でもそこはアドバイス通りに口に出すことから始めました。
でも不思議なもので「ありがとう」を何回も口に出せるようになると、本当に妻への感謝の気持ちが出てくるのです。
2.朝、お互いの名前を呼んで挨拶をする
夫婦の間で、朝の挨拶を毎日されていますでしょうか?
ぼくが行ったのはこんな方法です。
朝起きて妻に最初に会った時に妻の名前を入れて笑顔でこう言います。
「〇〇〇さん、おはよう!」と挨拶しました。
これは不思議と新鮮に感じるものです。
長年「おい!」とか「ね~!」とかで妻を呼んでいました。
名前を呼ばれると、人は嬉しいものです。
「あんた、どっかおかしいんじゃない?」
と必ず言われるでしょう。
しかし、何回も名前で呼ばれると妻からから挨拶が返ってくるようになりました。
さらに「〇〇〇さん、愛しているよ!」とウソでもいいから口に出して言ってみましょう!
そんなこと言えるか!とお思いでしょうけどやってみることです。
ぼくは毎日練習してから初めて言いました。最初は「馬鹿言ってんじゃないよ!」と胡散臭い目で見ておりました。
しかし、毎朝言い続けて8年目ですが、最近では妻は普通に受け入れてくれてハグしてくれます!
努力は報われるのです。
3.肩もみのスキンシップ
スキンシップは夫婦にとって大切です。
生理学的にもホルモンの分泌が良くなりイキイキとしてくるし、スキンシップは安心する気持ちが生まれるともいわれています。
肩をもんだり、マッサージしてあげたりとスキンシップを積極的にしてみましょう。
急に予告も無しにやると奥様から「セクハラおやじ~!!!」と悲鳴を上げて平手打ちが戻って来るかもしれませんのでご注意を。
「きょうはお肩でもおもみいたしましょうか?」と尋ねることが大事です。
この方法で妻から断られたことはありません。
その後の夫婦は笑いが絶えなくなった!
朝起きて「〇〇〇さん、おはよう!」と名前を呼んで挨拶する。そして肩をもんであげる。
たんにこれだけのことで、ぼくたち夫婦の間には温かい思いが通じるようになりました。
これは方法とかポイントだとか説明できるものではありませんが、結果としてお互いに許せるようになってきたのです。
定年後に新しいことを夫婦でやってみることにしました。
それはお互いに新しい人生をスタートするという意味で、ニックネームを作ってそれで呼び合うことにしました。
これは本当に新鮮な感覚になります。
今では朝から夫婦で会話もはずみ冗談を言いながら笑いが絶えません。
あの離婚寸前のぼくが体験した方法です。
記事のまとめ
夫婦がお互いに感謝しながら笑顔で過ごすには、気が付いた方から努力することが必要です。
それと名前で呼んだりニックネームを新たに作って呼びあったりして、スキンシップをとれば笑顔と笑いの絶えない定年後の生活がおくれます。