リタイア後の第二の人生を夫婦で楽しく暮らしたい方は多いはず。
今回は夫婦が老後の生活を楽しく過ごすために意識すべき10か条を紹介します。
現実的に老後の生き方を意識して暮らすと楽しく生き生きとします!
老後を楽しく暮らす!
定年を迎えた後には確実に老後がやってきます。
老後は夫婦で楽しく元気に暮らしたいものです。
しかし、現実は思い描いたほど老後の生活は簡単ではありません。
理由は、理想的な老後の暮らし方にお手本や正解はないからです。
老後を暮らすにはそれなりの現実的な考え方と行動が必要になります。
そこで、老後を楽しく暮らすための考え方を現実的な面から10か条にまとめたのでお伝えします。
理想の生活10か条
老後を楽しく暮らす理想の10か条を順番に説明します。
(1)悠々自適なオンリーワン
会社を定年退職したら、老後は夢を持って悠々自適に過ごすことが大切です。
達成目標や指示がないと動けない癖がついている方も少なくありません。
原因は、長かった現役時代の仕事癖がなかなか取れないから。
老後に重要なことは、自分の好きなこととオオンリーワンを大切にすることです。
(2)他人の生き方を参考にしてもマネしない
人の人生はいろいろですね。
だから他人の老後の生き方を参考にしても、けっしてマネはしないことをおすすめします。
理由は、老後の人生は自分で切り開いてこそ本当の生きがいとなり心から楽しめるから。
マネして終わるより、もっと新しい老後の可能性を見つける方が楽しいです。
65歳から新しいことを見つけたという方が60%もいたという調査もあるくらいです。
(3)今を最大限楽しむ
一寸先はわかりません。
だから、老後は今を最大限に楽しむことをおすすめします。
老後のお金を心配して貯蓄に回すことに心を奪われると、失うものも大きいです。
老後はどんどんお金を使えなくなっていくからです。
60代なら体力も頭もまだ若いから、お金を使って旅行など楽しめるのは今しかありません。
(4)自分の役割を認識する
老後の生き方で大切なことは「自分の役割」を認識することです。
理由は、道後の自分の人生は自分で決めるものだから。
だれもあなたの役割を決める方はいません。
老後は自分で自分の役割を認識することが大切になります。
例えば、朝食の準備とかたずけ、お風呂の掃除など家事の役割を奥さんと話して決めるなど。
(5)自分と家族の健康と安全が第一
老後を楽しく暮らすには、家族の健康と安全が第一です。
健康管理はついつい甘くなるもの。
定期健診やがん検診などは早期発見が大切です。家族に負担をかけないためにも健康管理は重要です。
物騒な世の中だから安全対策もしっかり行っておきましょう。
(6)群れずに一匹狼を貫く
リタイア後の活動では、地域のボランティアや町内会の役員、あるいはスポーツクラブなどサークル活動など様々。
それも生き方ですね。
一方で、組織に群れずに一匹狼で生きることも大切です。
理由は、いずれ一人になる時が来るからです。その時は自分で生きていくことが大切になります。
(7)多様性を受け入れる
年を重ねると頑固になる方も少なくありません。
持論を延々とぶつけて自信満々で相手に押し付けて解説する方。
今はいろんな生き方がある時代。
様々な生き方、つまり多様性を受け入れるおおらかさが大切です。
(8)趣味は努力と継続が大切
老後は趣味をもつのがおすすめです。
理由は、こつこつと努力しつつ継続できるからです。
つまり、やりがいや積み重ねにより生きがいや達成感が得られるメリットがあります。
60代からピアノや三味線を始める方もいて、70代にはコンサートを開いた方もいます。
(9)生き方にベストはない。自分を信じる
老後の生き方にベストはありません。
人それぞれの生き方があるからです。
そこで大切なことは、自分を信じて進むことです。
最後は自分で決めてその道を進むしかないから。
(10)迷ったら原点を振り返ってみる
とはいえ、人間だから迷うことも出てきます。どうしようもない問題にぶつかる時もあるでしょう。
そんな時な、今までの経験で楽しかった時を思い出しましょう。
きっと、そこに答えがあるはず。
解決できない問題はありません。
老後のお金はなんとかなる
老後資金は何千万円必要だとか、様々な計算が公表されています。
一方では、若いFP(フィナンシャルプランナー)の方が老後の資金計画や保険の見直しなど相談やアドバイスをしたりプランを立ててくれます。
これはこれで目安になるから、新し感覚で道後資金をアドバイスしてくれるのはとても大切です。
とはいえ現実はプラン通りにはいかないもの。
実は今までの経験からいえば、老後のお金はなんとかなるもの。
8千万円の貯蓄があっても老後の資金が心配で相談する方もいる一方で、残り100万円でも悠々自適に暮らしている方もいます。
決して老後の資金を蓄えることに縛られた考えはいらないと考えています。
老後にご飯を食べるお金が無くなったら考えましょう。
妻との理想の距離
老後の暮らしで大切なことは妻との距離感ではないでしょうか。
現役時代と同様に暮らすと、いろいろ弊害もでてきます。
老後に楽しく暮らすには妻との距離感が大切です。
お互いに干渉しない
定年後はお互いの生活に干渉しないことが大切。
一緒にいる時間が増えるとどうしても相手のことが目に留ります。
ついついアドバイスや方法を押し付けてしまうもの。
そこはお互いに干渉しないことが楽しく過ごすコツです。
プライベートゾーン
老後に夫婦が一緒に暮らすには、お互いのプライベート空間を持つことをおすすめします。
あまった子供部屋を利用しマイルームを持つこと。
あるいはカーテンで仕切るだけでも違います。
自分だけのスペースを持つことが楽しく過ごすためのコツです。
距離は適度に保つ
夫婦の間には適度な距離を保つ習慣をつけることが大切。
いつも一緒だとストレスが溜まってきます。
物理的にも夫婦間の距離を保つようにするのが楽しく暮らすコツです。
ぬれ落ち葉にならない
妻が買い物に出かける時「おれも行く!」とくっついて行くから「ぬれ落ち葉」と呼ばれます。
開店後のスーパーや夕方安くなったころ、スーパーの売り場を観察すると、実に妻の後から一緒にカートを押している夫がおおいこと。
妻から一緒に行ってくれない?と言われない限り、一緒に行くのはやめましょう。
余計な買い物で予算をオーバーしたり、買い方を指導したりするのはケンカのもとになるから。
たまには外食へ誘う
妻を外食に誘うことは大切です。
雰囲気を変えて食事をすれば、とても楽しくなります。
気分転換は定年後の生活で必須ともいえます。
ケンカの修復ははやめに
一緒にいれば意見の食い違いは日常茶飯事。
もし言い合いになってケンカに発展してしまったら、修復は一刻も早くしましょう。
引きずる時間が長くなればなるほど、ほどけなくなります。
妻が家にいる時は外出する
最後は妻が家にいる時間は、なるべく外出するように心がけましょう。
現役で働いていた時期、妻は一人の時間を自分のペースで生活していたはず。
それが、定年後の夫がずっと家にいたら、それはとっても煩わしいもの。
そのうえ、飯はいつ?お風呂はどうする?などと口出しするからストレスは高まるばかり。
少しでも妻が家にいる時は一人にしてあげることは、お互いに楽しく過ごすコツです。
老後の理想の生活10か条のまとめ
老後を楽しく暮らすための10か条をお伝えしました。
老後の暮らし方に正解はありません。
人それぞれの生き方があるのですが、お互いに尊重して干渉しないことが秘訣。