一度きりの人生だから勇気を出して62才で退職。残りの人生を楽しむことにしたのです。でもたまには「こころの中で叫びたくなる!」ときもあるのです。
「過去を捨てさる」妻
ぼくの妻はまえむきのひとです。
だから「過去のもの」を保存するのはさいこうでも1年がげんかいなのです。
それより前のおもいでや写真などはポイポイとすててしまいます。
だから結婚しゃしんもしんこんりょこうや旅のしゃしん、がっこうのアルバムも、いつのまにかなくなっていたのです。
きいたら「もっててもしかたないから、すてた!」
・・・・・
いぬどしだからか?
いぬは前のことはわすれる、いいせいかくです。
ふりじんにいぬをおこっても、いぬはすぐわすれて、笑顔でまたちかよってくるんです。
いにぬはわるいとおもってあとからあやまるのです。
だからいぬどしの妻はあすのことしか眼中にないのでしょうか・・・。
妻はもちものがすくないのです。ミニマリストかもしれません。ふくもかさりもなにもかも、もちものがすくないのです。
いぬも何にももっていないで、けがわだけでいきてます。くつもふくもなんにもありません。
妻はいぬではありませんが、どこかよくにています!
「思いでに生きる」夫
夫のぼくは、けっこう思い出をたいせつにするせいかくです。
旅行のしゃしんをとるのは、ほとんどというか100%ぼくがさつえいします。
妻がしゃしんを撮ったのは、孫のしゃしんくらいなもの。
ぼくは、「あんなことあったな~」「いいおもいでだったな~」などと写真をみて思い出がたいせつなのです。
きのう、しごとでいった海外のしゃしんをスマホから出してみていたら、いろいろおもいだしたんです。
そして「このころぼくはがんばったんだ!」と妻にしゃしんをみせたのです。
すると妻は「なに、そのゴミ!」「いいかげんにすてたら・・」と一喝!
つまには思い出は「かこのゴミ」なのでした。
「たいせつなぼくの思い出を、ゴミだって!!!」
と心のなかで叫んでしまいました。
思いっきり叫んだらスッキリしたんです。
れいせいになると、かこにとらわれないのもいい生き方だと思いました。
先を見ていきるのは、かこをすてることかもしれません。
そんな奥さまがうらやましい。。。
やっぱり超前向きないぬどしだからでしょうか・・・