いままで浄化槽だったけど、市が公共下水道に切り替えるということで、下水工事をすることになった。
一戸建ての場合、下水工事には、いったいいくら費用がかかるのでしょうか?
見積もりが出てくるまでは心配ですね。
年金生活だから、なるべく安く上げたいものです。
下水工事が完成したので、工事の概要と費用について事例を紹介します。
一戸建ての下水工事って、何やるのか?
下水工事は、3つあります。
- 私道に下水管をうめて、公道につなぐ工事
- 私道の下水管と、自分の敷地内の下水管をつなぐ工事
- 浄化槽を処分する工事
私道に下水管をうめて、公道につなぐ工事
一軒家なので、私道があります。
私道に深い穴をほって、下水管を埋める工事をする。
それから、公道の下水管と私道の下水感をつなぐという工事。
私道の下水管と、自分の敷地内の下水管をつなぐ工事
それから1年が過ぎたころ、こんどは私道の下水管と一軒家の下水管をつなぐ工事をします。
私道からパイプを敷地内に通すので、駐車場のコンクリートを切って埋める。
それから、家の奥にあるトイレやお風呂、キッチンまで、延々と下水パイプを埋める。
雨水用のパイプと下水用のパイプを別々にするそうだ!
家の裏側にも穴を掘って、下水パイプを埋める。
下水パイプは、延々と家の周りを通って、私道までながれる。
こんなに長い距離があるので、つまるのでは・・・
その心配はいらないそうです。
結構太いパイプだ!
この作業に3日もかかった難工事!
完成して、こんな感じになった。
これで、我が家の下水パイプは、私道の下水パイプにつながった。
浄化槽を処分する工事
最後は、浄化槽の工事です。
浄化槽を半分切って、なかに砂を詰める。
上から補強して、
コンクリートで固める工事。
完成すると、こんな感じになる。
すっきりした。
これで、夏に出るコバエもいなくなるし、
いやな臭いも完全になくなった!
下水工事はいくらかかったのか?
下水工事は、2種類お金がかかる。
- 公道の下水工事の負担分
- 敷地内の下水パイプ工事と浄化槽を埋める工事
私道の下水パイプの工事:役所が負担するから無し。
公道の下水工事の負担分
公道の下水工事の負担分は、役所から請求書がくる。
下水負担金費用:約3万2千円
敷地内の下水パイプ工事と浄化槽を埋める工事
見積もり比較の結果選んだ工事会社に発注。
敷地内下水工事:約60万円弱
ご近所では、私道近くに浄化増があったため、10m以内の工事で20万円~30万円前後。
我が家は、浄化槽が私道から遠くにあり、お風呂もトイレもキッチンの下水も、遠かった!
我が家では、下水パイプが30m超と長い距離埋めたので、工事日数も費用も倍近くかかったというわけです。
一般的には、1m当りの相場は2万円前後。30m程度の下水道の引き込み工事では50万円~60万円と言われています。下水道工事の費用は、家や敷地の条件によって大きく左右されます。
一戸建ての下水工事はいくらかかったか?(まとめ)
下水工事は、相場とは言え、意外と出費が大きかったです。
それよりも、今後は継続的に、水道使用量に見合った下水使用量がかかります。
水道料金に含めて下水使用料金が加算されるようです。
家を新築する時に、浄化槽の位置やお風呂キッチンなど下水が出る場所を決めるのは重要です。
先々下水にするときに、工事費用に影響します。