自粛ムードで詰まってしまった心と体をリフレッシュするには、いい方法があります。
意外と知っているかたが多い「街歩き」です。
三密にならずに風通しも良く、さらにワクワク感があるのが「街歩き」というもの。
しかし、ただ街歩きをしても興味が出ないし、「街」って渋谷か?
もっともっと近くの家の周りのことです。
お家のまわりの「街歩き」
60代ともなれば、様々な体験や苦難を乗り越えていらっしゃるので多少のことではワクワクしないかもしれません。
しかし、長年固定的に見ていた見方を変えると「自宅の周り」には様々な驚きがあり、学びつくせないほどの興味がでてくるものです。
街歩きの街とは「自宅の周辺」をもっと見直してみることです。
その場所は1,000年前はどうでしたか?
歩いて行ける場所のあたりを時空を超えて調べてみることも面白いのです。
例えば、今回分かったことですが散歩していたらお寺がありました。
お寺の境内に入ってみると「国分寺」「国分尼寺」とい説明がありました。
一応撮影してから帰宅し、いったい国分寺とはどんなお寺なのか調べてみました。
すると次のように書いてあります。
国分寺(こくぶんじ)は、741年(天平13年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため、当時の日本の各国に建立を命じた寺院であり、国分僧寺(こくぶんそうじ)と国分尼寺(こくぶんにじ)に分かれる。生式名称は、国分僧寺が「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」、国分尼寺が「法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)」。
引用:Wikipedia
国分僧寺が「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」と呼ぶのだそうで、なにげに撮影してきた写真は、まさに国分僧寺の正式名称が掲げられています。
たまに「街歩き」をしていると、1,280年前の歴史に出会うこともあります。
そして、もう少し広げて調べるとそこは戦国時代の合戦場だったり、大戦中には軍の施設として使われていたりと、いままで全く気が付かないことも多くあることがわかります。
もう少し離れた場所には、古墳や「真間の手児奈」などもありました。
手児奈(手児名)[てこな]は、万葉集に歌われた美女で、多くの男性に慕われつつも、だれに寄り添うこともなく、真間の入り江に身を投げたと伝えられる伝説のヒロインです。
引用:市川市役所のサイト
この話は、もう少し知りたくなりました。
街歩きは面白い
ちょっとだけ調べてから歩いてみると、そこにはたくさんの知らないことが山ほどあります。
タイムスリップしてしまいそうで、当時の人々がどんなことを考えて生活していたのかなど、興味は深まるばかりです。
60代になったら、自由な時間をつかって近くを散歩がてら歴史を振り返ってみるのも面白いものです。