どうしても年齢を重ねると「加齢臭」が臭い始めるのです。
「ジイジイ臭い!」と孫に言われないように普段から臭い対策をしたいものです。
「無臭でになるにはどんな方法があるのか知りたい」
「臭いできらわれたくない・・・」
そこで普段の生活の中で、お金をかけなくても「無臭化」する方法があります。
当たり前のことを当たり前にすれば、おそらく無臭になります。
60代のおっさんの臭いはなぜ?
俗にいうところの「加齢臭」という厄介な臭いが本格的になってくるのが60代ですね。
自然現象だから仕方がないので気にすることは無いのです。
臭いがしたからって人生が変わるわけではないし、ネットで蔓延している「加齢臭対策」を片っ端から読みあさっても、果たしてうまく行くのかどうかわかりません。
しかし、気になるのは「加齢臭」が自分の体から出始めていることです。
その証拠に孫の存在があります。
「ジイジイ、臭い!」と孫がいう
60代ともなれば孫が誕生しているかもしれない年代ですね。
3歳ごろまではジイジイの臭いなど分からないから、膝の上に乗っかって遊んでいたのです。
しかし、だんだん成長してくると「大人になってくる孫たち・・・」
5歳ごろになると「ジイジイ、臭い!」とあっけらかんと言い始めるのです。
孫は正直ですから、そのままを口に出します。
大人ならちょっとは遠慮して遠まわしにいうところですが、ストレートに直球を投げてきます。
おさらいですが、孫に「きらわれる」加齢臭の原因は、どこからくるのでしょうか?
どこからくる加齢臭?
加齢臭の研究の第一人者である東海大学の関根嘉香教授の記事から学びました。
原因は「 2-ノネナール 」という物質で、50歳以上のおっさんが出す「嫌われる臭い」の原因が研究から分かっているのです。
皮脂成分が紫外線によって分解されて、あのイヤな臭いを出すのが「 2-ノネナール 」という物質です。
若い人も同じなのですが、年取ると皮膚の状態が変わり出るガスもいやな臭いになるのです。
これがおっさん臭さの元凶なのです。
無臭にする3つの方法
加齢臭をはじめとする臭いは、特別なことをしなくても消え去る裏ワザがあります。
(1)朝、シャワーを浴びる
これだけで、加齢臭が1日中おさえられて「無臭化」することができます。
朝起きたら、シャワーを浴びることだと関根教授は述べています。
頭から出る加齢臭、首の周りの加齢臭、お腹周りの加齢臭、足裏から出る加齢臭・・・
スッキリと石鹸でよく洗って「加齢臭」を除去することです。
(2)口臭もひどくなって孫に嫌われる
「ジイジイ、お口が臭い!」と孫が顔をゆがめることも出てきます。
年を重ねると出てくる口臭です。
「口臭白書2019」があり参考にしました。
この調査では全国47都道府県の4700人を対象とした口臭ケアに関する意識調査と首都圏214人を対象とした口臭測定調査です。
意外な調査結果が?
調査の結果、男性より女性の方が口が臭いという信じられない結果がでました。
ブレス・ハザードプロジェクトは、若林健史さん(日本歯周病学会 理事 専門医・指導医)、歯科医療総合商社の株式会社モリタ、生体ガス測定システムの株式会社タイヨウがコラボして実施しました。
もう一つ分かったことは、「歯磨きを何度やっても口臭とは関係ない」という結果です。
熱心なセルフケアだけでは口臭対策には限界があるということです。
本質的な口臭改善には歯科医・歯科衛生士によるプロのケアが重要になってくると指摘しています。
口臭防止サプリを使う対策もあり
とは言え、「ジイジイ、お口が臭い!」をどうにかしないといけません。
昔ながらの「仁丹」を思い出すのです。
ぼくのジイジイたちも良く「仁丹」の臭いがしていました。ジイジイのお口の臭いよりは耐えられた記憶がありますが、結構キツイ臭いだったことを思い出します。
現代なら、サプリ等の研究が進みとても良いものが販売されているので利用したり、ひどい時はそれこそ歯科医に相談することも大事ですね。
孫と遊ぶ前に、入れ歯なら洗浄剤でしっかりと除菌することは大前提です。
(3)足が臭い
これは原因が分かっています。
年齢を重ねるごとに角質化した足の皮膚が剥がれ落ちて、それが常在菌によって腐敗するから匂うのです。
当たり前のことですが、靴下の洗濯、靴の手入れ、足はしっかりと洗うことで臭いが取れます。
無臭のおっさんはモテル!
以上の当たり前の「加齢臭対策」を心がければ、かわいい孫たちから「ジイジイ、いいにおいだ!」とモテルでしょうね。
ポマード等の整髪料や若者のトニックや香水、オードトワレなどをシャワーも浴びずに加齢臭が付いたままのおっさんの体につけた瞬間から悪臭に変わるのです。
そして、だれも近寄らなくなる可能性は大ですから気を付けましょう。
無臭対策が一番よいですね。
朝シャワーを浴びてお金をかけずに、石鹸の香りや柑橘系のほのかな香りが微風にのってほんの少しだけ「いいかおり・・」となるのが理想です。
それでも無理なら値段は張りますが贅沢に石鹸を選んで「さわやかに」なるのも対策の一つです。