「年老いた、ひとり暮らしの親が元気で生活しているか心配・・」
「遠方の高齢の親が、認知症になっていないか心配している・・」
事情があって親世帯が遠方で生活していたり、ひとり暮らしの高齢者が多くなっています。見守りサービスは数多くありますが、今回紹介するのはちょっと進んだ「goo of thingsでんきゅうAI」というサービスです。
とても安価に簡単にできるにもかかわらず、高齢者の「日常生活機能低下リスクの有無」を定期確認まで可能にしています。
どんなサービスなのか紹介します。
高齢者の「日常生活機能低下リスク」の有無を判定
高齢になってひとり暮らしをしていたり、或いは遠方に暮らしている場合には元気で生活しているかどうかがとても心配になります。
高齢者がひとり暮らしをしていて心配なことは、「体が動かなくなったのをだれにも知らせることができない」「いつの間にか日常生活の機能が低下して、行動が心配になっている」ことです。
通常の高齢者見回りサービスでは、実際に高齢者宅を訪問して安否を確認します。しかし、24時間付き添っているわけではないので、高齢者の日常生活機能(*1)の低下までは把握することは困難です。
そこで活躍するのが「センサー」「通信機能」と「AI(人工知能)」を組み合わせ最新の技術で開発された「齢者の日常生活機能低下リスクの有無を判定しお知らせするサービス」です。
公式サイト ➡ 「goo of things でんきゅうAI」
「goo of thingsでんきゅうAI」とは?
「goo of thingsでんきゅうAI」は、トイレに設置された専用のIoT電球の点灯記録を基に、高齢者の日常生活機能低下恐れの有無を推定します。
結果は、「goo of things」専用アプリ経由で高齢者を見守る家族に通知されるため、高齢者と離れて暮らす家族は、高齢者が日常生活を1人で送るのに支障を来す恐れがないかどうかを定期的に知ることができます。
「goo of thingsでんきゅう」を販売しているのは、NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠木 健)です。
目的は、高齢者と離れて暮らす家族が「高齢者の安否確認だけでなく、高齢者が一人で日常生活を送る上で支障を来すような健康状態に陥るリスクに、いち早く気付くことができる」ことで、従来の訪問型高齢者見守りサービスやセンサー型の見守りサービスから一歩進んだ機能となっています。
高齢者宅に設置した「IoT電球の1カ月分の点灯情報から高齢者の行動パターンの変化を抽出」し、日常生活機能の低下リスクの有無を推定することができる機能となっています。「でんきゅうAIレポート」独自の学習モデルを用いて、日常生活機能の低下リスクの有無を「要注意」「特に異常なし」の2段階で判定します。
トイレの電球を「専用IoT電球」に交換するだけ
「goo of thingsでんきゅうAI」が見守りに活用するのは、トイレに設置された専用IoT電球から送信される点灯情報のみ。1カ月分の点灯情報を、独自に開発したAIが分析し、日常生活機能の低下リスクの有無を2段階で判定します。判定結果は、高齢者を見守る家族に定期的に通知されます。
「専用IoT電球」はLED電球に通信機能(SIM)とセンサーが組み込まれています。今まで使っていた電球を交換するだけの簡単設定です。
インターネット回線の設定をしたり、センサーを部屋のドア等に取付けたりする必要がありません。
ランニングコストが安く継続しやすい
高齢者見守りサービスは、センサー型だと工事費に数万円かかったり、ランニングコストが月に数千円単位でかかったりと、かなり高額になることもあります。
NTTレゾナント株式会社が販売する「goo of thingsでんきゅうAI」は、ランニングコストがとても安価で始めることが可能です。