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時代は【水道直結型】にシフトか?ウォーターサーバー市場

ウォーターサーバーの動向が少し変化してきたかもしれません。

ウォーターサーバーと言えば「天然水」を大きな水ボトルに詰めて宅配で届けるスタイルがメインですね。今も主流を占めている「宅配水型ウォーターサーバー」です。

しかし、近年新しスタイルのウォーターサーバーに注目が集まっているのです。それに伴って新しいメーカーも参入しているようです。

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水道直結型という新しいスタイルとは?

水道の蛇口近くから水道水を分岐して専用のウォーターサーバーにホースでつないで使うスタイルです。

よく考えると決して新しいスタイルではなく、昔から原型はありました。それは水道の蛇口に浸ける浄水器です。水道の水が濁っていたり臭いや味が悪いところでは使っています。

ホームセンターで5,000円前後で買える水道水の浄水器です。

このスタイルがさらに進化して水道水に含まれる有害物資や放射能物質まで99.9%も取り除くフィルターを備えたウォーターサーバーが「水道直結型」なのです。

どれほどのフィルターかと言えば、ROフィルターが代表てきなものです。RO(Reverse Osmosis Membrane = 逆浸透)膜というフィルターを通して不純物を取り除きます。ROフィルターは約0.0001ミクロン(1千万分の1ミリ)の細かい不純物を除去します。

この細かさは、スギ花粉が30.0ミクロン、インフルエンザウィルスが0.1ミクロンなので、どれ細かいものまで除去できるかがわかります。

キレイで安全な水を使う方向へ・・

一般家庭で使うのは水道水なので安全で安心な水です。世界でも有数の安全な水道水が飲める国でもあります。

ウォーターサーバーの市場規模は、JDSA(日本宅配水&サーバー協会)の調査によると2017年の推定市場規模は1470億円と公表しています。成長率は前年比105%と微増のウォーターサーバー市場規模で飽和しているのではないかと言われていました。とはいえ2007年の市場規模が280億円から約10年で5倍に成長しています。

出典:日本宅配水&サーバー協会
出典:JDSA 日本宅配水&サーバー協会

上記のグラフで「リターナブル」というのは水ボトルを宅配し、空になったら回収し新しい水ボトルを宅配する形式です。2010年頃には「OW:ワンウェイ」、「BIB:バックインボックス」というスタイルがはじまりました。空になった水の容器をゴミ箱に捨てられる形式のことです。

OW、BIBのスタイルが年々伸びていることから、宅配式は配達するだけで回収をしない方法へとシフトしているのが分かります。

つまり水のボトルを「宅配での受け取り」や「利用後の回収」のわずらわしさを解消したいという流れです。

その進化系が「宅配不要」の形式で「水道直結型ウォーターサーバー」なのです。水は切れ目なく水道水から供給されるので、水の交換と水の料金ストレスから解放された新しスタイルです。

ウォーターサーバーを使う理由

水道水をさらにろ過して使う
水道水をさらにろ過して使う

そのキレイな水道水ならば浄水器をわざわざ取り付けてさらにキレイにすることはないのではないか?

もちろんそのまま飲めるのですが、問題はカルキ臭でおなじみに水道水を消毒する塩素が入っていることです。そのまま水道水を飲んでも何ら問題はないのですが、気になることが2つあります。

一つは残留塩素です。

塩素が水道水に入っていることで水が悪く変質しないのですからとても役に立ってるのです。でも、この残留塩素は味が繊細な日本料理、コーヒーや紅茶、ご飯を研いで炊く時に使う水で味に影響をもたらすことがあるのです。

実際にぼくが最近取り付けた水道直結型のサーバーを通した水でお米を洗って炊いてみると、美味しさは口で言い表せないほど香りと味わいが変わります。

二つ目は有害物質や不純物の混入です。

従来はおいしい水を飲むためにミネラル豊富な天然水のウォーターサーバーを家庭に設置してきました。しかし、近年には大震災で原子力発電所の事故がありました。放射能が拡散されたことで水への不安が高まったようです。

安心な水を飲むためにウォーターサーバーの人気が出たのが人気の始まりとなったようです。

大都市では集合住宅が多く、水道管が古くなったり貯水タンクのコケやゴミなどの混入物などで、そのまま水道水を飲む方は減り、水を買っているご家庭が増えていることです。

普段使いでキレイな水への期待が高まっている

普段使いに安全でキレイな水
普段使いに安全でキレイな水

価格も安くはない天然水ですが人気は依然として高いものがあります。特に年を重ねたご夫婦が「おいしい水」を求めて導入するケースが多いといいます。

しかし、家事で使う水や家族が飲む水は安全で安心な浄水を使いたいという、普段使いの時代へシフトしはじめているようです。

ウォーターサーバーは贅沢品から、家庭での普段使いのキレイな水がたくさん使えるという方向にシフトしているようです。

そのため、あるウォーターサーバーのメーカーでは天然水タイプが10%で水道水タイプが90%の売り上げになっています。圧倒的に水道水を使うウォーターサーバーが人気を集めてき始めたのです。

テレビのCMで注目を集めたウォータースタンドが有名です。ぼくがブログで紹介し始めたのは1年半前でしたが、実際あまり知られていませんでした。

ところが、よく売れたのかテレビCMが流れると次第に水道直結式ウォーターサーバーの存在が知られるようになってきました。

従来の宅配型ウォーターサーバー市場は成熟している中で、新しい市場として「水道直結型のウォーターサーバー」を提供するメーカーが増えています。

次世代の動きとして、普段使いのキレイな水をたくさん使えて定額制のシステムへとシフトする可能性が出てきました。

ぼくが仕事をしていた教育現場では600人もの学生に安全は水を提供するには、天然水のウォーターサーバーではなく「安全性を重視した」水道直結型ウォーターサーバーを選択しました。経費も安く、なにより安全な水道水ですが古い配管を通ったり古い貯水タンクに溜めた水道水は浄水しないと飲めません。水道直結型ではさらに安全でキレイな水にすることができるからです。この流れと同様に家庭にも変化を与えているのではないかと推測します。

注目を集めている水道直結型の3社

今、水道直結型ウォーターサーバーで注目を集めてる3社を紹介します。水道水をろ過してキレイな水を作るのですが、純粋な水で完ぺきに近いRO水と、水道水のミネラルを残し他の有害物質を除去した浄水があります。

ミネラルが体に合わない方や、なるべくミネラル成分のない軟水を必要とする「赤ちゃんのミルク用」や料理、飲み物用、野菜やお米の洗浄などで味に影響を与えない水として選ばれています。

ウォータースタンド

特徴は、不純物を99.9%除去したRO水タイプと水道のミネラル分を残して99.5%除去した浄水タイプが選べます。定額制のレンタル料金なのでそれ以外はかかりません。使えば使うほどお得になります。
公式サイト ➡ ウォータースタンド

楽水「らくみず」(水道直結型)

特徴は、RO水タイプと浄水タイプが選べることです。水道直結式ですが水道につなげない場合でもタンク式で使える方法も用意されています。レンタル料金は安いですが初期費用が若干掛かります。
公式サイト ➡ 楽水ウォーターサーバー

OCEAN「オーシャン」(水道直結型)

特徴は、RO水の専用ウォーターサーバーです。RO水が使い放題でこの料金はリースナブルだと思います。定額制のレンタル料金で使えば使うほどお得になります。設置費用・初期費用はありません。
公式サイト ➡ 【OCEAN】

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