38億年前の地球に誕生した生命がわたしにくれた命のバトン

魅力的な体
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生命が地球上に誕生したのが38億年前といわれています。そこからの進化が今もわたしにつながっていて次へバトンをわたしていることを紹介したいと思います。38億年前からの進化がわたしの中にあることを不思議に思うのです。

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38億年前の地球に誕生した生命とは

そもそも生命とな何か?という問いには様々な学者が研究を行っていて、今もその研究は進んでいます。最近では新型コロナウイルスにみられる「ウイルス」というのは生物なのか?という議論もあるのです。

大阪大学大学院での「生命とは何か」という問いに面白い考えを述べている教授がいました。生命機能研究科に所属する教授で仲野徹(なかのとおる)さんの研究グループです。この研究は面白いのでリンクを貼っておきました。時間があればのぞいてみると参考になります。

その中に次のような一説がありました。

教科書的になるが、わたしは、「自己複製」と「代謝」と「膜構造」、この三つを生命の基本的な構成要素と捉えている。正直なところ、この考えは、生物学をやっている人のコンセンサスだと思っていた。

が、けっしてそうではなかった。この「三種の神器」に挑みかかる反証として有名なのは「ウイルスは生命ですか」という問いである。ウイルスは、自身での膜構造はなく、代謝もおこなえない。いわば、単に「タンパクに覆われた核酸」なのであって、条件さえ整えば、結晶化することも可能である。しかし、宿主細胞の中において自己複製することはできる。すなわち、さきに書いた「三原則」のうち、ひとつと少しくらいしか当てはまらないのだ。

引用:大阪大学大学院 医学系研究科「生命とな何か」

話を戻すと、生命とは「自己複製」「代謝」「膜構造」を備えていることではないかと考えます。

つまり、遺伝子の情報にもとづいて子孫を残すこと「自己複製」と、栄養をとって活動すること「代謝」、そして自分で生きるための「膜構造」を持っていることです。

この構造をもった生命体が38億年前から子孫に遺伝子情報を残しながら現在のわたしへとその情報を継承していることになります。

ウイルスも細胞に寄生しながら子孫を複製していますから、地球上で生きている生命ではないかとも思うのです。

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母親のおなかの中で進化の過程と同じに成長する

生命には不思議なことがあります。東京医科歯科大学で発生学の研究者で医者の三木成夫さんが『胎児の世界』(中公新書)を書いています。

この中にとても興味があることが書いてありました。要約すると、お母さんの子宮で育った32日目の頃の胎児の顔は原始魚類に似ていて、34日目ごろにはすごく苦しそうな顔になるそうです。

この研究から三木先生は34日目の胎児は水の中での進化を止めて陸に上がろうとして苦しそうな顔になるというのです。エラ呼吸から肺呼吸に変わるときだから苦しい顔になるといいます。そして40日目になると胎児はやっと哺乳類らしい顔になってくるのだそうです。

生命が進化してきた過程は、人が生まれる時に同じようにその過程を通り母親から生まれてきたのですね。

38億年前からのDNAを子孫に渡す

地球が46億年前に出来てから6~8億年過ぎたころ生命が誕生したわけです。そして地球に水があったからこそ生命が誕生する奇跡が起きて、単細胞の中にDNAという形で次の子孫へとバトンをつないで進化してきました。

親となる生命体は死んでも子孫にDNAという形でつないでいくことのつながりは、生命の持つ不思議さではないかと思うのです。

わたしの中のDNAとは?

このように生命の誕生から現在までをざっと辿ってみました。わたしのDNAは自分では見えませんが、確かに体の中に存在しているのです。

体を作っている200種類の細胞の中には、38億年前から継承されて進化してきた遺伝情報が「DNA」の形で存在しているのです。そして、その遺伝情報はさらに進化しながら次の子孫へと渡されていくのです。自己複製ということでしょうか。

つまり退化した遺伝情報ではなく進化した遺伝情報を渡していきたいものです。なにか一つでもわたしの代で進化した証を次の子孫に渡してつないでいきたいと思うのです。

数十億年後の子孫へ

おわりに

生命が地球上に誕生したのが38億年前といわれています。そこからの進化が今もわたしにつながっていて次へバトンをわたしていることを紹介しました。38億年前からの進化を今度は次の子孫へとつないでいきたいものです。

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