リタイアして年金生活に入ると、どうも生活のメリハリが薄れてきます。
一応は1日のスケジュールがあって、
「今日はこうしよう」「ここまでやっておこう!」などと考えてはいるのです。
でも、日々毎日計画があるわけでもなく、時にはなんとなくいつものルーチンで過ごす日もあります。
「どうしたら、生きがいのある老後の年金生活が送れるのか?」考えてみました。
年金生活の無職でもお付合いは多い!
年金を頂いて生活するので、収入の心配はいらないのではないか・・・
ところが、若い時はそのように高齢者を見ていました。
でも、実際に年金生活に入ってみると、むかし想像したのとは大違いです。
コロナ禍でも、意外とお付き合いはあるのです。
冠婚葬祭は以前のようにみんなが集まって密になってお酒を酌み交わすことはなくなりましたが、お祝いだけは、しっかりとお渡しします。
また、孫破産!とまで言われた「孫の存在」は、その成長がする無に連れて、金額も増加傾向にあります。
年金生活って、けっこう大変です。
現役時代にバリバリと仕事に没頭したせいか、体がボロボロになり、65歳を迎える前に体力も視力も聴力も減退してしまいました。
筋力も低下したので、ウォーキングをしながら維持している毎日なのです。
そんな、年金生活でも、やることはたくさんあり、忙しいのです。
1週間の生活に生きがいを見つける?
そんな生活を続けていると、いつの間にか毎日が同じようにマンネリな日々となっていきます。
その証拠に「すぐに1週間が過ぎてしまう」のです。
日曜の夜に大河ドラマを見て・・・
気が付くと、今日は大河ドラマの日になっていて、先週ドラマを見たのがまるで昨日のようなのです。
これでは、あっという間に老後が過ぎ去ってしまうかもしれない・・・
では、生活にメリハリをつけて、生きがいをみつけてみよう考えたのです。
非日常の休暇を家の中で!
だいたい同じような生活をしているから、刺激もうすれてしまうのでしょう。
ならば、家の中に「非日常な空間と休暇」を作ってしまえば、面白いかもしれない・・・
そこで、3つほどチャレンジしたことがあります。
家の中にアウトドアの世界を作った
アウトドアが趣味で、テントからバーナーまでいろいろ道具が押入れにたっぷりと入っています。
使うことが徐々に減ってきたグッズの中から、家の中で使えるものをより集めたのです。
一番使うのは、バーナーです。
仕事をしていて休憩する時に、わざわざこのバーナーでお湯を沸かして、コーヒーを入れるのです。
やってみると、なんとも面白いのです。
とうとう、水までボトルにいれて「仕事部屋=アウトドア風な部屋」で利用するまでになってしましました。
突然「休暇」を作って、温泉に入る?
一般常識では「お風呂」は夕方から夜の時間帯、あるいは朝シャワーが一般的ではなでしょうか?
この、お風呂の時間帯を決めないで、入りたい時に「休暇」を作って温泉気分にしてしまいます。
寒い日などは、「温泉に行きたいな~」でも、コロナだから自宅で自粛。
そこで、そんな底冷えのする日は「朝からお風呂に新しいお湯を入れて、炭酸浴!」
これが、意外と面白いのです。
お風呂の窓を開けると、木々が見えるので、まさに昼間入ると「露天風呂」気分です。
ポイントは「窓を全開にして、そとのそよ風をお風呂に取り込む」ことです。
そして、炭酸の入浴剤をたっぷり入れて、ゆっくりくつろぐのです。
温めのお風呂につかると1時間でもそれ以上でも、ゆっくりと浸かっていることができて、じつに気持ちが良いのです。
晴れた日は、イスを出して日光浴!
ベランダでも玄関先でもいいのですが、晴れて風のない爽やかな日は、イスを出して日光浴が気持ちいいのです。
ちょっと隣近所に恥ずかしさはありますが、寝れると「今日はいい電気ですね~」などと、お隣の奥様が声をかけてくれたりします。
何事も、なれが重要です。
年金生活を楽し老後の贅沢
いろいろ工夫して、非日常を家の中に作りこんで、楽しむことはメリハリのある生きがいのある生活が楽しめます。
たまに休暇をつくるのは、それまでをリセットして新たにすすむ踊り場です。
マンネリの生活を一休みすると、新し生きがいもみつかります。
年金生活だからこそ、お金は無くてもできる最大の贅沢なメリットではないでしょうか。
コロナがもたらした「自粛生活」は、まさに老後の「年金生活」へのトレーニングかもしれません。
外に出て温泉に行こうにも、居酒屋でいっぱいやろうにも、「自粛」の壁が立ちはだかるのです。
だから、家の中に引きこもるわけですが、どう生活を楽しくするかがアイデアの出しどころですね。
それでも、年金生活は日々過ぎていくのです。