にんにく卵黄を簡単に手作りできないものでしょうか?
実は自分で簡単ににんにく卵黄が手作りできるのです。
実際に手作りしてみました。
だれでも簡単ににんにく卵黄を作ることができて、食べると実感も感じます。
手作りするとにんにく卵黄は安く簡単に完成します。
「にんにく卵黄」とはどんなもの?
昔からにんにくは元気がでるので重宝されてきました。にんにくの効果は古くはエジプトのピラミッドを作る職人たちの滋養強壮にも提供された実績があります。
日本国内では青森県(太平洋側の南部地域)で年寄りの小遣い稼ぎで植えたのがはじまりで福地村で「福地ホワイト6片」、九州の宮崎県や大分県。四国の香川県の上海早生などが有名です。
そのにんにくを使って昔から九州南部を中心に一般家庭で作られ親しまれてきた伝統食品に「にんにく卵黄」があります。
にんにく卵黄の歴史は古く起源は江戸時代の薩摩藩だと言われています。参勤交代で鹿児島県から江戸まで1600kmを歩くには体力と栄養補給や滋養強壮の必要性からにんにく卵黄が生み出されたといわれています。
にんにく卵黄は手作りされていた

今ではサプリや栄養食品として多数販売されています。値段も安いとは言えませんね。
しかし、もともとはむかしの一般家庭で作っていたのですから特殊な道具はいらないという事でシンプルに作れると思います。
そこで、このさい作ってみることにしたのです。
「にんにく卵黄」の簡単な作り方
まずはお試し版「にんにく卵黄」を作ってみます。様々なレシピや作り方を比較検討して、家でも簡単に作れる方法にしました。出来上がりは約2週間分とします。
(1)材料はにんにく2玉
にんにくを2玉用意します。

(2)にんにくを下ごしらえする
皮をむいて半分に切ります。そして中にある芯を取りのぞきます。

(3)にんにくを蒸す。
にんにくを20分位蒸し器で柔らかくなるまで蒸します。柔らかくなればOK.

ここの処理は通常蒸し器で20~30分程度蒸すのですが、面倒なので柔らかくする目的なら電子レンジでも可能ではないかと思いました。
(4)卵を1コ用意する
卵1コから黄身だけを取り出します。

(5)にんにくと黄身をまぜる
卵の黄身とにんにくを混ぜてよくつぶします。

器の中でもいいし、これから練り込むフライパンの上でも良いです。
なにしろトロリとペースト状になればOKなのです。
だから適当に混ぜてしまします。
(6)弱火でまぜる
フライパン上で木べらでこねるようにして弱火で混ぜます。

気長に焦げないように混ぜていきます。ここが時間が掛かるところです。
ペースト状になるまで根気よくこねていきます。
1時間ほど練るので根気がいります。
(7)にんにく卵黄の完成
つやが出て固まってきたらできあがりです。
皿にオーブン用の紙を敷いてその上に練り上げたにんにく卵黄を移します。
そして、少し取って棒状に伸ばしてからちぎって適当な大きさ(7mm位の玉)に丸めます。
正露丸ほどの大きさが飲みやすいのです。

(8)出来上がったにんにく卵黄の玉を日陰の風通しの良い場所で2週間ほど乾燥させます。それで完成です。ビンに入れて1年は保存ができます。
手作り「にんにく卵黄」の実感とは?
にんにく卵黄といえば滋養強壮ですね。滋養強壮のもとはにんにく卵黄に含まれるアリチアミンと呼ばれる成分で糖質をエネルギーに変換しやすくします。
このアリチアミンは脂溶性なので水溶性のビタミンとは違い摂取しても体から流れ出しにくいので効果に持続性がありにんにく卵黄の滋養強壮効果の源になっているのです。
また、卵黄に含まれるアミノ酸が免疫力を高め、にんにくに含まれるカリウムが血圧を正常に保ち、アリチアミンが血管や腸の健康維持を助ける働きもあるのです。
手作りのにんにく卵黄を食べてみました。
手作りということもあり多少バイアスがかかった報告になりますが、そのパワーを実感しています。
ぜひ、体験してみてはいかがでしょうか!
おわりに
にんにく卵黄を自分で作る簡単な方法とにんにく卵黄の栄養について紹介しました。
にんにく卵黄を自分で作って免疫力をアップし、元気に新型コロナを乗り切りましょう。
手作りにんにく卵黄を食べてみたレポート記事です。ぜひ参考にしてくださいね。