夢は叶うもの!と言われています。でもなかなか叶いませんよね。
もしかしてその考え方に原因があるかもしれません。
実は夢を実現するための考え方があります。それはどんな方法なのか取り組み方をわかりやすく紹介します。
夢の実現に少しでも近づける考え方です。
人には叶えたい夢がある
誰しも叶えたい夢があると思います。その夢を叶えたいと思うのですが、では現実的にどのように取り組めばいいのでしょうか?
よく考えてみると、叶えたいと思う夢には必ず目標の「ゴール」があることに気付きます。つまり、夢には目標となる「ゴール」があって、実はそのゴールが具体的な目標なのです。
分かりにくいので事例を上げてみます。例えば100万円を貯めるという夢を叶えるとします。その目標「ゴール」とは100万円を貯めたらそれでどうしたいかということです。100万円貯まったら海外旅行に行くのが具体的なゴールです。
夢を叶えるにはゴールを描く
夢を叶えるということは、実はそのゴールを描いてそれに向かっていくことです。
ではどの様にゴールを描けばいいのでしょうか?心理学や脳科学の視点も参考にしてご紹介いたします。
ゴールの描き方
具体的な夢のゴールの描き方を紹介します。
なりたい夢ややってみたい夢があって、それに向って目標や計画を立てます。そして、その目標とするゴールを記録するために紙に書いたり或いはパソコンに入力したりします。
その時に表現する上で大切な2つのポイントがあります。
- ポイント1:「したいこと」「欲しい状態」の視点で表現すること。
- ポイント2:その表現を「肯定的」に書くこと。
次に2つのポイントを説明します。
「したいこと」・「欲しい状態」の表現
ゴールを具体的に書き出す時には肯定的に「~したいこと」・「~が欲しい状態」という表現になってることです。
簡単な事例で説明します。
先に比較するため否定的な表現方法を紹介します。
「○○したくない」という否定的な表現です。この表現は心理学的にも脳科学的にも好ましくないといわれています。例えば否定的な事例です。
- お酒を飲み過ぎないようにする!
- 大勢の人の前でも緊張しない自分になる!
- 病気にならない強い体を作る!
- お金に困らない自分になる!
- 女性に嫌われない自分になる!
この否定的な言葉を使ったゴールの表現は、脳科学や心理学では良い表現とは言えないのです。
その理由を事例4の「お金に困らない自分になる!」で説明します。この表現は脳の中で一度「貧乏」というマイナスの状態を作らないとお金に困らない状態を表現できないからです。つまりマイナス状態を通ることになります。
ゴールを表現するときは、マイナスの表現を使わないことが大切なのでこの表現は良いとは言えないことになります。
では肯定的な表現ではどうでしょうか?
前出の事例を否定的な表現から肯定的な表現に変えてみると次の様になります。
- お酒を適量楽しく飲めるようになる!
- 大勢の人の前でも堂々としている自分になる!
- 健康的でどんな病気にも勝てる強い体の自分になる!
- お金が十分にある自分になる!
- 女性からモテる自分になる!
否定的な表現を使うよりも肯定的は表現のほうが心地よく聞こえてくるのは脳にプラス思考で情報が届くようになるからです。
さらに否定的な状況を通らないので心地よく聞こえるのです。
大切なのはゴールを達成したイメージを描く
「したいこと」「なりたい状態」を肯定的な表現を使ってゴールを描いたとします。次にすることは、そのゴールをさらに脳にしっかりと教え込んでいく事です。
その為には、ゴールが達成した時を3つのポイントでイメージすることが次のステップとなります。
それは、「視覚」「聴覚」「体感覚」の3つです。
ゴールに到達したときの自分を「視覚」「聴覚」「体感覚」でイメージすることです。
具体的にイメージすることは、実際に到達したときにそれを確認できる根拠となります。
例えば初めての講演を依頼されたのでそのゴールを「大勢の人の前でも堂々としている自分になる!」とします。
ゴール達成時の具体的イメージ例は次のようになります。
これは架空のイメージの事例ですが、「したいこと」のゴールをこの様にイメージすると脳にはしっかりとゴール到達時の様子が定着するのです。
そして、そのゴールに向かって実現する方向に体も考えも進んで行くのです。
ここまでの思考方法で夢を叶える具体的な「ゴール」を描くことができます。その具体的なゴールのイメージに向かって進んで行くことで、夢を叶えることになるのです。
大事なことは「ゴール」のイメージの描き方なのです。
夢を叶えるためのゴールの表現方法とゴールをイメージする方法を紹介しました。