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定年後、一軒家に住み続けることを選んだ理由|10年住んでわかった「正解」と「今後の課題」

定年退職を節目に、便利な駅前マンションに移り住むか、そのまま一軒家に住み続けるか、迷っていました。

どちらも魅力的な住み方ですが、決めるまで相当悩みました。

そこで、私が選んだのは「そのまま一軒家」に住み続けることです。

その理由と、10年目に感じたことと、その後どうするかをまとめてみました。

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便利なマンションか、愛着ある一軒家か

定年退職すると同時に悩んだのが住まいをどうするかでした。
その原因は、子供が独立し、これから高齢へと老化する夫婦二人だけの生活になるからです。

住んでいたのは一軒家で、ローンも完済していました。
若い頃は自然環境に恵まれた静かな住宅地を選ぶのが夢だったことから、ローンを組んで、夢の新築一軒家を建てました。

しかし、年を重ねると、バス停まで徒歩10分、最寄りの駅までバスで20分、商店街、病院などは自家用車を使うことが前提です。

この環境で老後の生活ができるのか?迷いました。

そこで比較したのが、条件を満足する駅近の中古マンション80㎡と現在の一軒家です。
駅近の便利な中古マンションは築40年でも、かなりの価格でした。一軒家を売却してマンション購入に充てることになります。

その反面、長年住んで慣れている一軒家は、駐車場2台分、小さな庭があり、ご近所付き合いも良好なので、愛着はありました。

老後の便利なマンションを取るか、愛着ある一軒家を選ぶかの岐路でした。

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なぜ私は「そのまま一軒家」を選んだのか

駅近の中古マンションを見学したり、不動産業者に相談したり、具体的に調べることにしました。

マンションの場合、毎月の管理費、や改修積立金、駐車場料金(車を手放せは不要)などが、毎月かかることが分かりました。当時10年前での見積もりでは、金額は、月5万円前後にもなると言います。

一方、住んでいる一軒家は、住宅ローンは完済、駐車料金は不要、小さいながらも庭があります。
また、マンションは収納スペースが少ないですが、一軒家は不足することはありません。

マンションへの住替え費用と一軒家のリフォームなどを比較して出した選択、それは一軒家に住み続けることです。

最後に決断した理由は、老後のランニングコスト、地域のつながり、住環境です。

参考一軒家を選んだ理由 「死ぬまで今の住まいに住み続けたい」という高齢者の割合(内閣府)

10年住んで見えた「メリット」と「課題」

定年から10年間一軒家に住んでみて、若いときには感じなかった課題が見えてきました。
実際に年を重ねると、課題も変わってきます。

毎月の維持費

結論から言えば、一軒家に毎月かかる維持費は、下水道費を含む光熱水費で1万5千円程度です。駐車場があるのでかかりません。

マンションの管理費、駐車料金などを考えると、その分が不要と言えます。

この他に、固定資産税などが毎年かかりますが、年数がたった一軒家なので、金額は下がっていきます。

戸締り

マンションならセキュリティが高いため、戸締りはキー一つで安心ではないでしょうか。
一軒家の場合、窓や裏口など、戸締りする箇所は圧倒的に多いと言えます。

また、最近の事件などを見ると、夜間などの対策が必須です。
カメラを設置し、人感センサー付きのライトを取付けるなど、防犯対策が必要になります。

階段の上り下り

私が家を設計した時に、設計士さんから言われたことがあります。階段の手すりは付けておいた方がいいですよというアドバイス。

年を取ると階段の上り下りが実際にきつくなります。階段が怖くなるという方が実感ではないでしょうか。

40歳で家を建てた時から、30年が経過した今、あの時設計士さんが進めてくれた階段の手すりが必須となりました。

家の修繕費

一軒家で必須なのが、家の修繕費ではないでしょうか。
家の修繕費は、思った以上にかかるものです。

私が定年後にやったのは、ボロボロになった家の外壁の塗装と屋根の修繕です。
この2つで100万円かかりました。

また、古くなって壊れてきたキッチンのシンクや食器棚をシステムキッチンにしたことで、80万円かかりました。

その他、浄化槽で汚水処理していたのが、下水道に変るため、その工事が複雑だったことで、80万円かかりました。

台風が来たとき、屋根の一部がはがれたことで費用が発生しましたが、火災保険が適用され出費が無かったのは嬉しいことでした。

お風呂はユニットバスだったため、意外と長持ちしていてきれいな状態ですが、キッチンを含めた湯沸かしユニットが老化し交換したことで、約20万円。

トイレは、自分で交換できるタイプの一般的な洗浄型。2万円でホームセンターで購入して交換しました。

その他、退職金で購入したのが古くなったエアコン2台を、最新のエコなエアコン3台に交換したことで60万円。
特に温暖化の昨今、エアコンを24時間フル回転する日もあり節電は必須。古い2台のエアコンを最新のエコなエアコン3台にしたので電気代は2台の時より大きく減りました。最新のエアコンは10年前と比べかなりエコになり助かります。

定年後10年間で、老後を見据えて修繕費は合計約350万円程度かかりました。
これで住み続けることが可能と思われます。

冬の寒さ

マンションと一軒家の違いは、何と言っても冬の寒さでしょう。
木造建築で断熱対策をしていても、やはりコンクリートのマンションの室温の快適さには、かないません。

特に冬は、日の当たらない部屋はかなり寒いので、暖房費用がかかります。
マンションならエアコン一つで快適な室温になりますが、一軒家はエアコンがフル稼働し石油ストーブも動員するほどです。

一人でいる時は、暖房費節約のため、2階の日の当たる暖かい部屋で過ごしています。

それでも変えがたいメリット

一軒家のメリットは、贅沢をしなければ、そのまま安く住み続けることが可能なことです。
駐車場料金、管理費、修繕積立金など、マンションなら、ざっと月5万円前後でしょう。

また、駅近のマンションの場合、車や様々なお店や人の往来などで、決して静かと言えないでしょう。事実、初めに見学したマンションの周りは、駅、パチンコ店、居酒屋、スーパー、ファストフード店などが、軒を連ねています。

マンションの場合、隣人との距離も近く、音などに気を使うこともあるでしょう。また、どんな隣人が住んでいるかも、見えてこないといいます。

一軒家の場合は、建築基準法で隣の家の間が広く、プライバシーや騒音を気にすることもありません。開放感や居心地、ミニ畑を作ったりする土地もあり季節感を感じることができます。
住環境は、一軒家にはかなわないと思います。

参考現在の住まいに「不安がある」と回答した割合や、その具体的な不安内容(内閣府)

一軒家を選んで「本当によかった」と思う瞬間

一軒家は、交通やスーパー、などは不便ですが、何とかなるでしょう。
逆に不便な方が体を動かせるので健康的になりました。

朝起きて、家の前に作ったミニ畑の小松菜やニンジンの成長を見るのが楽しみで、一軒家を選んでよかったな~と思う瞬間です。

また、日々の階段の上り下りは、まさに自宅内のスポーツクラブの様です。
また、4LDKのコンパクトな一軒家ですが、孫たち夫婦が3組来ても、駐車場や寝る場所に困ることはありません。

冒頭にも紹介しましたが、ランニングコストが安く済むのが一軒家に住み続けるメリットだと思います。駐車場、管理費など住居への毎月の出費が無いのは、心理的にも安心感があります。

定年から10年が過ぎて、感じるのは、一軒家は自由であり、自分の好きなようにカスタマイズできて、隣人との距離もあり、安心してゆったり暮らせることだと感じています。

最後はどうする?「しまい方」の計画

私たち夫婦は、生前整理と家のメンテナンスは60代の時に、体の動くうちにやってしまいました。
なので、家の中には必要なもの以外はありません。

もし、この家を子供たちが処分したい時に必要な、解体費用は私たち夫婦が用意しておきたいと思います。

30代の時に、墓地を用意していたので、新たに設けることは不要ですが、逆に子供たちの重荷になることが心配です。もし、墓じまいをするときは、およそ200万円程度はかかるでしょう。

私たち夫婦のどちらかが、限界に来た時の選択肢として「施設へ入る」「家を売却する」「子供に譲る」などのシミュレーションも子供たちを交えて行いました。

また、この世とお別れする時が来たら、子供たちに負担をかけないように、60代の時に家族葬にすること、延命措置はしない事なども、時間をかけて話し合いました。

参考要介護状態になった場合の住み替え意向や、高齢者向け住宅の供給状況(国土交通省)

まとめ

マンションと一軒家の選択は、どちらが正解かは、人によると思います。

私は「今の満足」を選んでよかったと思っています。

人生設計は、人生100年時代だからこそ、若いうちに、体の動くうちに、考えておくことは大切ではないでしょうか。

これから先は、なにが起きるかは誰にもわかりません。
あるのは今だけなので、今を楽しくわくわく生きることが大切だと思っています。

そのために選んだ一軒家という住処には、今後も住み続ける予定です。

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