久しぶりに、寝入りばなに大きな地震があり、驚いて飛び起きました。
その時に思い出したことがあります。
そろそろ、首都直下大地震が起こる可能性です。
30年以内に発生する可能性が70%といつ起こるかわからない。
地震への備えと自助の考え
巨大地震が発生すると、とても救援を頼むことなど無理な状態になっていると想像がつきます。
阪神大震災の時を思い出すと、救急車も消防車も出動が難しい状況。
基本は自分で自分の命を守る「自助」、次に共に協力して命を守る「共助」、それが無理な時に国の機関や地方自治体が支援する「公助」へと段階があります。
大地震が発生すると、基本「自助」「共助」まででしょうか。
一人でもなんとか生き延びることが求められます。
普段からの備えは大切ですね。
地震発生後、3日間は救援は来ない?
今までの災害を見ていると、最低でも3日間は救援はこないと思われます。
救援を発見されるだけでもラッキーな状況とすれば、その間一人で、あるいは家族と過ごす工夫をしておくことが大切です。
生きる上での飲み水、食料、寝る場所、救急医薬品などが欲しいところです。
一人でも屋外で過ごせるテント
熊本地震で見た光景があります。
避難所には入れず、公園にアウトドアのテントを張って避難している光景です。
実際に大地震が起こったら、テントを張るなどのことが可能かどうかはわかりません。
しかし、最低でもその位の準備はしておこうかと考えています。
2~3人が何とか寝れるテントを持っているので活用することにしています。

リュックに入る大きさになるので便利です。
バーナーと水を入れるコンパクトな容器など、用意するものは考えておけばなんとかかるかもしれません。

一人でも過ごせる災害への準備
自然災害には台風や大雨、そして地震など今の日本では今まで経験したことのない事態が起こる時代となりました。
趣味でアウトドアや登山をする人は、自然の怖さを体験していることが一度はあるのではないでしょうか。

都会の便利な生活に慣れた人々にとって、突然の避難生活はとても難しいかもしれません。
普段から練習をしておくことも大切です。
水の無い1日を過ごしたり、火の無い3日間を過ごしたり、寝袋だけで一晩寝てみたり、様々な体験ができると思います。
忘れたころにやってくる震災

防災科研で提供している地震の情報を毎日チェックしているのですが、全国のあちらこちらで地震が発生しています。
今回の地震を教訓に、明日来るかもしれない大地震に備えることは命を守ることにつながります。
出来る限りの準備をしていきましょう。