長年働いてとうとう定年を迎えました。
そして、いよいよ定年後の生活がスタートするのです。
仕事の苦労や努力には妻も感謝しています。
とはいっても定年後の経済は、現役時代と同じというわけには行きません。
定年後は夫のお小遣いも同じで減額になります。
定年後の夫のお小遣い減額の対策と妻との家庭内新ルール作りを紹介します。
定年後、妻から渡される夫の小遣い平均額はいくら?
ご夫婦の多くは奥様が家庭の切り盛りをしていることから、家計の経済のやりくりを担っているのではないでしょうか。
つまり、定年後も夫の小遣いは家計のやりくりのなかから割り当てるので、奥様から渡されるということになるのでしょう。
もちろん、夫の方が定年後も家計のやりくりしていたり、別々に家計を独立して回しているご家庭もあると思います。
この記事では、定年後に妻から夫にお小遣いが渡されることを前提にしています。
さて、定年後に夫は妻からいくらのお小遣いをわたされるのでしょうか?
マーシュ(現:株式会社アスマーク)が2016年12月に全国60歳以上の男女600名(男女各300名)行った「シニアのファッションに関するアンケート調査」があります。
その中に「一カ月間に自由に使えるお金(お小遣い)の額」の調査が公表されました。
そのデータを元にお小遣いのグラフを作成してみました。
その結果から「20,000~30,000円未満」(20.8%)が最も多く、続いて「10,000~20,000円未満」(14.5%)、「5,000~10,000円未満」(13.7%)となっていきます。
シニア世代の58.3%が「30,000円未満」のお小遣いという結果でした。
また、見逃せないのは、4.7%のシニアは「自由に使えるお小遣いはない」という数字です。
定年後働かないと、60才以降年金が出るまでの5年間は無収入になるので、当然やりくりは厳しくなります。
その間、ローンや生活費が月25万円かかるとすれば、5年間で約1500万円の出費が退職金から充当する覚悟が必要になります。
それは理解していても、目の前のお小遣いが減額になるのはちょっと耐えられない部分もあるのです。
現役時代のお小遣いは「昼食代」「飲み代」「本代」などが主で、定年後はその分が無くなるのでお小遣いが減額になってもある点では理解しているのです。
定年後の小遣い減額と妻との新たなルール
定年後に夫のお小遣いの減額によって、支出を切り詰めるために外出機会も減ります。
その結果、定年後は飲み会などの付き合いも減ってきます。
次第に外出する機会もめっきり減っていくのに伴い、家にいる時間が増加してきます。
ただでさえ鬱陶しい夫が定年後に1日中家にいると、妻のストレスをさらに押し上げることになります。
定年後のお小遣いの減額が生んだ遺産とでもいうのでしょうか・・・
そこで、夫婦であらたに定年後のルールを決めてお互いになるべく干渉しない生活ルールを決めることも大切になってきます。
定年後のお小遣い減額による夫婦の暮しのルールです。
朝と晩だけは、一緒に食事を取ったり会話するにしても、それ以外は別行動にすることも解決策の一つです。
妻と顔を合わせる時間をなるべく減らす工夫をすることは、定年後に最も大切なことです。
お互いに自由な時間を持てるようにルールを話し合いで決めることです。
小遣いの減額分は、夫が自ら取り戻す工夫
さらに重要なことは、定年後に減額したお小遣いで不足する場合は自分で取り戻すことになります。
お小遣いの不足分を自分でなんとか稼ぎ出すことです。
アルバイトやブログのアフィリエイトで稼いだりして、不足分を補うことです。
私の例ですが、定年後1年間は月5千円をお小遣いとして渡されました。
そこから、床屋1,000円カット、血圧の通院費2,500円を支払うと残りは1,500円です。
節約のために、お酒も止めたので、その分付き合いも無くなり健康にもなりました。
なので、わずか1,500円が1カ月の自由になるお小遣いでした。
その後、5,000円のお小遣いを自ら妻に返上して自分の分を稼ぐことにしたのです。
そこで考えたのがブログのアフィリエイトです。
お小遣いの不足分を稼ごうとブログを立ち上げて2年目になります。
現在は、月平均20,000円がブログからの安定収入となりました。
妻を食事に誘うこともできるようになりました。
2年前の自由になる1,500円と比較すれば年金者生者にとって月2万円は高額なお小遣いです。
今後は月5万円を目指してブログ記事を張り切って書いています。
まとめ
定年後の夫のお小遣いの相場と不足分の対策について紹介しました。
定年後は妻のやりくりで家計の経済が回っているので、お小遣いの不足分は自分でなんとか稼ぎ出すことがポイントです。
ブログでアフィリエイトをして稼ぐのは、定年後の有り余る時間を有効に使えて、さらに知識もアップし、お小遣いにもなるのでおすすめの方法です。