ここまでなんとかやって来ることができた。
苦しかった時代には出口も見えず暗く長いトンネルをひたすら走り続けてきた。
どこを向いて走っているのかさえ見えずに、いつか変わると信じて走り続けてきた。
いまは休憩地点で一休みしている時なのかもしれない。
ようやく灯りが見えてきたところ。
あっという間の66才が終わり、67才へと走り続けていく。
過去を振り返っても帰っては来ない。
行く先の不安を思い描いても実態のない幻。
ただあるのは今生きていることだけ。
だから今を楽しんでもいいのではないだろうか?
長い間、耐えてきたことが身体に染みこんでいて、どこかしみったれになっている。
そんな自分が今生きている。
過去も未来も自分の中で自分が作り出している幻想。
だから、大事なことは現実の今を楽しく精一杯生きていくこと
流れに背いてもがいたら溺れそうだから、時には流れに任せることもありか・・・
いつしか楽園に流れ着くだろう。
いま66才から67才の通過地点にいることは間違いない。
2022年夏の終わり