定年後の生活をどう楽しむかという悩みに向けた記事です。
この記事は始めに定年後の生活のリズムを紹介、次に打ち込めるものを探すコツを説明しつつ、最後に定年後の生活をワクワク感をもって過ごすコツを紹介しますので参考にして下さい。
その2:打ち込めるものを探すコツ
その3:定年後の生活を楽しむコツ
定年後の生活に慣れるには無理のないランディング期間を用意することで徐々に慣れていきます。わたしは定年後にいろいろ試したみました。その結果生活のリズムを見つけることが出来て、今は毎日時間が足りない位に充実して楽しんでいます。こんな経験ですがよかったら参考にして下さい。
その1:定年後の生活はリズム
一般的に定年後は会社のしばりが無くなり自由になります。この自由さゆえに「自由に慣れない」という悩みがでてきます。それが原因となり、どう生活すればいいか分からないし楽しめないことに繋がっていくのではないでしょうか。
これは当然なことだと思います。何十年も会社のリズムの中で生きてきたのですから突然定年後の自由な世界に置かれてもどうしていいのか分からないのは当然です。
新たな生活のリズムを作り出す
そこで解決策の一つとして実践してみて成功したことがあります。それは、新たな生活のリズムを作り出すということです。このリズムを作るのに3年かかりました。
それには3つの時期がありました。
(1)会社時代のリズムをリセットする時間
「今日から会社に行かずに家で自由にしていいよ!」とある日突然どこからともなく言われて家にいることになるのが定年後の初日です。
通勤もイヤな人間関係も付き合いもノルマも無くなり、解放感に浸れる時間です。
しかし、それが続かないのが定年後の生活です。どんどん時間は余りいったい何をして過ごせばいいのかが分からなくなる時期です、会社の仲間は時間とともに離れていくので、気が付くと数人の友人を残して「お一人様」になっていきます。
この時期は時間を十分に取り焦らずに生活する時です。気の向くままに過ごすことで目標は要りません。とにかく何十年も会社でこびりついた習慣をリセットする時間です。
わたしごとですが、この時期は安い中古の軽バンを買って「日本一周の車中泊」をしました。しがらみを離れて一人の時間を楽しむことにしたのです。1年間車で旅をしました。
(2)新しいリズムを探す時期
会社人間の習慣をリセットするのに2年かかるかも知れません。2年間でできたなら頭の切り替えも体の慣れも早い方かもしれません。もっと時間が掛かる場ありもあります。
そしてリセットされたら、今度は新しいリズムを探す時間になります。1年位かかります。なにをやろうか?打ち込めるものは何か?など自分が本当にやりたいことは何かに気付く時期です。
この時期はこれから先何十年と過ごす高齢社会に繋がる時なので、ゆっくり時間をかけてチャレンジする時間となります。
やってみないと分からないのです。何が向いているかは誰にもわかりません、なのでかたっぱしから興味があればチャレンジすることが大切になります。
理由は、会社の癖が薄れて本当の自分が見えてくるからです。会社時代のゴミというかどうでもいい肩書やプライドを脱ぎ去ることが出来る時だからです。
この肩書やプライドが無くなるといろいろチャレンジするレンジが広がってきます。新しいことに出会って驚いたり新鮮さをたっぷりと味わったりする時なのです。
新しい定年後の生活リズムが生まれる時です。すでに定年してから3年が経過したころです。
(3)新しい生活がスタートする時期
何となく会社の記憶が遠くになって、友人はさらに減ってしまいます。この時期に残っている友人は本当のこれからの仲間です。それまでは仕事上のしがらみがまだ残っている友人です。
いよいよ生きがいをもってスタートする新しい生活のリズムのスタートになります。人生の脱皮が完了して飛び立つ時がきたのです。
毎日が楽しくて時間が足りなくて生き生きする生活が始まるのです。もちろん年金だけの質素な生活が本当に楽しく感じてくる時期です。
その2:打ち込めるものを探すコツ
今迄の固定された考えを捨てることで新しい考えが入ってきます。その為には、新しいことにチャレンジすることが大切だと思います。、
なんでもチャレンジしてみる
こんなことを・・・と思ってもチャレンジしてみると意外な発見があり面白さに繋がることがあります。なにが幸運をもたらすかは、第一歩を踏み出さないと発見できません。
なんでも片っ端から実行してみることが重要です。動かないで考えていても何も始まりません。
打ち込めるものを探すコツは第一歩を恐れずに踏み出してチャレンジすることです。
その3:定年後の生活を楽しむコツ
この様にステップがあり、定年退職した日から生きがいをもって打ち込めるものが用意されているわけではないのです。
もし、それを急ぐなら用意されている次の会社に就職するのが近道です。体力と気力があればそれも楽しい生き方になると思います。
日々の生活をどう楽しむか
定年生活を楽しむコツは大げさなことではありません。日々をどの様に過ごしていくかではないでしょうか。
旅行を毎日するのでもなければ、好きな食べ物を日々たべるのでもないのです。
単調な毎日の生活が大半を占めるのですから、毎日の過ごし方を考えるのが先決です。旅行や外食やたまにしかないイベントなどはそれだけでも楽しめます。
しかし、大半を占める何気ない日々の生活をどう楽しめるかがポイントとなります。
参考にわたしが掴んだ1日を紹介します。
7:00 朝食
9:00 ブログ記事作成
12:00 昼食
13:00 ブログ記事の作成
18:30 夕食
19:30 ブログのチェック
23:00 就寝
基本は「お一人様」のスタイル
日常の1日はこのようなスケジュールが基本になっています。基本は「お一人様での生活」をベースにします。女房は自由に自分のスタイルを持つことにしました。理由は女房には私の定年後位は自由に暮らして欲しいからです。
ブログを選んだ理由
ブログという趣味が向いていたので選びました。これなら年を取って歩けなくなっても続けられるし、毎日5000字~8000字程記事を書くので頭がスッキリと鍛えられ、さらに毎月1万円程のお小遣いがブログで入ります。
この金額が徐々に増えていくので楽しいのです。私が社長で社員は4つのブログです。こんな疑似的な会社を運営するのは実に面白いのです。
どこの組織にはいるのでもなく、自分でゼロから稼ぐのですから。1円の重みを本当に知ることになり、それが1万円になった時には1000万円位の価値に匹敵するから面白いのです。
大好きなお酒を止めたワケ
それと、定年を機会にきっぱりとお酒を止めました。大好きで毎日すごく飲んでいたのですが、定年になると酒浸りになることが予測できたので、思い切って辞めました。
今はブログから収益があり出費はほぼゼロなので生活は年金だけでも十分なほど満足できています。もちろん女房と旅行などにも出かけます。但し現在は新型コロナの影響で外出自粛のためこの生活がピッタリなのです。
コロナ時代の定年後に家で生きがいを持って過ごせるわたしの探したリズムなのです。
まとめ
定年後の生活をどうしたらモチベーションをもって過ごせるのかを紹介しました。毎日時間はたっぷりある時間を生き生きと楽しく生活するコツも説明しました。定年後の生活を楽しんでいきましょう。