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「青森のにんにく」はなぜ有名?驚くべきパワーとルーツ

疲れた時やスタミナ料理に欠かせないにんにく。

特に有名なのが青森のにんにく。

その根強い人気の青森のにんにくには、どのようか理由とルーツがあるのでしょうか?

この記事では、

青森のにんにくのルーツ
にんにくには、2種類の品種がある?
にんにくの驚くべき成分とは?

について紹介します。

青森のにんにくの値段は中国産より高価ですが、それなりの理由があったのです。

青森のにんにくのルーツ

にんにくには、2種類の品種があります。
にんにくには、2種類の品種があります。

青森で始まった、にんにくの栽培の歴史とルーツを紹介します。

青森の年寄りの小遣い稼ぎで植えたのがはじまり

むかし 青森(太平洋側の南部地域)で年寄りの小遣い稼ぎで植えたのがはじまりです。

にんにくは栽培してから出荷するまで手間がかかり儲からない仕事でした。

そんな青森の福地村で「福地ホワイト6片」が生まれました。

青森のにんにく「福地ホワイト6片」はなぜ有名?

青森のにんにく「福地ホワイト6片」は、大きい6つの粒で調理がしやすいと大変評判になりました。

その後、人気が出た青森の『福地ホワイト6片』は料理人から好評となり、全国で多く使われるようになったのが有名になった理由。

青森だけの「福地ホワイト6片」

青森県はこの「福地ホワイト6片」を登録したので、当時は青森県内でしか栽培できませんでした。

そのため、青森が国内でダントツの生産量となったのです。

2品種ある「にんにく」の違いとは?

にんにくには主に2品種ある
にんにくには主に2品種ある

にんにくは「寒地栽培」と「暖地栽培」の2品種があります。

その違いを説明します。

(1)青森や北海道の「寒地栽培」のにんにく

青森のにんにくは香りが強く糖質が多く含まれているのでコクのある甘み

青森や北海道などで作付けされているのが「ホワイト六片」や「福地ホワイト六片」です。

青森のにんにくの特徴は中身が6片に分かれていて粒が大きいことです。

福地ホワイト六片の特徴「粒が大きく白い姿」を残して改良したにんにくがホワイト六片です。

青森の福地ホワイト六片はにんにくならではの特徴があります。

他の品種と比べると、青森のにんにくは香りが強く糖質が多く含まれているのでコクのある甘みを強く感じます。

(2)九州や四国の「暖地栽培」のにんにく

あまみが強く出ないあっさりとした味わい ➡ 料理のアクセントに向いている

九州の宮崎県や大分県、四国の香川県で作付けさたにんにくの代表が「上海早生」です。

上海早生という名前は聞いたことが無いかもしれません。

一般に中国からの輸入にんにく、九州地方や四国地方で栽培されていてスーパーで見かけることの多いニンニク品種です。

青森のにんにくとはちがい、加熱調理をしても甘みが強く出ないあっさりとした味わいです。

刻んだりスライスしたりして、料理のアクセントにむいています。

にんにくの驚くべき成分とは?

にんにくに含まれる成分を説明します。

にんにくを食べると「みなぎる元気」を実感するのはある成分の働きだと知られています。

にんにくにはすごい成分がたっぷり含まれている

農畜産業振興機構によるとにんにくには次のような成分があることを説明しています。


独特の香りを持つにんにくは、パスタや肉料理、炒め物などに欠かせない。
また、糖質、ビタミンB1などを豊富に含んでおり、栄養面での効果も注目されている。

にんにく特有の強い香りのもとはアリシンという成分で、強い抗菌作用や抗酸化作用を持ち、風邪やがんの予防などに効果的であると言われている。

さらに、アリシンはビタミンB1と結合するとアリチアミンとなり、ビタミンB1の吸収を高めるとともに、体内での持続性が良いと言われている。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるため、にんにくはスタミナ増強に効果的であると言える。さらに、スコルジニンという成分も含まれており、エネルギー代謝を活発にして肥満を防ぐ作用や、血行を高めて冷え性を改善する作用がある。

パンチのある風味が特徴のにんにくは、疲労回復などに効果的なスタミナ野菜である。

引用:独立行政法人農畜産業振興機構(alic)
   *文字の強調は「なお」が行いました。

にんにくには、こんなにも体に良い成分がたっぷり入っているのですね。

奥にメタボになりがち現代の私たち。

にんにくのスコルジニンが肥満を防ぐ作用や血行を高めて、冷え性の改善が認められています。

また、パワーが欲しい時などは「ビタミンB1が糖質をエネルギーに変える」ことも知られています。

エジプト時代にピラミッドを建築する時も、工事人たちに「にんにく」を振舞ったとの記録もあることから歴史的にも食べられてきたのですね。

青森の有名な「黒にんにく」

青森のにんにくだけを使って作った「黒にんにく」は、生のにんにくよりもさらに成分がアップします。

にんにくの成分である、S-アリル-L-システインが16倍、アルギニンが3倍、総ポリフェノールが6倍に増えます。

参照ウェブサイト:協同組合青森県黒にんにく協会

おわりに

この記事では「青森のにんにくは、なぜ有名?驚くべき成分とルーツ」について紹介しました。

青森のにんにくはコクもありパワーを実感しています。

価格の高い青森のにんにくですが、やはり量よりも品質を重視していつも買います。青森のにんにくは食べた時の満足感がちがいます。

ぜひ青森のにんにくを試してみてください!

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なおたん@おっさんずくらぶ

ブログを書いている なおたんです。昭和時代を駆け抜けてきた60代が主役の専門ブログを書いてます!次の時代をワクワクドキドキする生き方を提案しています。老後は楽しく健康で無理なくが一番ですね!■初級システムアドミニストレータ

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