なぜラジオを聴くことは脳にメリットがあるのでしょうか?
今回はラジオを聴くとなぜ脳にメリットがあるのか、聴き続けるとどんな効果があるのか紹介します。
60代こそラジオを聴かないと損するかもしれません。
ラジオは脳にメリットがあるのはなぜ?
仕事が現役の時代は、営業車の中でよくラジオを聴いたものです。
60代に入ると好みも変わりテレビがうるさくて面白くないんです。むしろラジオを聴く機会が増えているのです。ぼくは夜中に目が覚めた時などはよくラジオを聴いています。
実は研究によるとラジオは脳にメリットがあるというのです。その研究結果を公表したのは株式会社脳の学校代表の脳科学者 加藤 俊徳医師です。大学生8名を対象に、「ラジオを聴き続けると脳にどのような影響を与えるのか」を実証実験した結果です。(https://www.nonogakko.com/)
ラジオを聴くと脳にメリットがあるなら60代にとって一石二鳥の効果があるのではないでしょうか。
ではなぜラジオを聴くと脳にメリットがあるのでしょうか?
そもそもラジオは音を聴くためのものです。
映像がないから特徴として想像力や記憶をかきたてると言われてきました。
その為
- ラジオを聴くと頭がよくなる
- ラジオは脳に効果がある
などと言われることが多いことも事実です。
ラジオを聴き続ける効果
ラジオを聞き続けると脳に効果があるのは次の理由からです。
- 眼からの情報が無くても、音声だけのラジオを聴き続けると効果がある。
- 理由はラジオから聞こえる音声を想像力で補おうとして脳の働きが強化される。
- その結果、右脳の「記憶系脳番地」が活性化する。
と分析しています。
右脳の「記憶系脳番地」は、通常は未発達の人が多いといいます。
ラジオを聴く効果を調べると「記憶系脳番地」が最大で2.4倍にも成長したと言います。
また、「聴覚系」「理解系」の脳番地は最大で2倍にも成長したそうです。
つまり、ラジオを聴くことで、脳の成長に有益な働きがあることが実証されています。
株式会社radiko(代表取締役社長:青木 貴博、所在地:東京都中央区)は、ラジオ聴取に関する通説の真偽を実証するため、株式会社脳の学校(代表:加藤 俊徳、所在地:東京都港区)監修のもと、ラジオ聴取と脳の成長の関係をMRI脳画像診断を用いて解明する実証実験を世界で初めて行いました。
引用:株式会社radiko 2020年6月10日 13時00分
60代でもラジオを聴くと脳が成長するのでしょうか?
年を重ねるごとに耳が遠くなります。耳が遠くなる、つまり聴覚の衰えにより「脳の聴く力」も衰えてしまう。このことは認知症の進行につながると指摘されています。
60代からは意識してラジオを聴き続けると脳にメリットがあります。理由はラジオを聴き続けることで脳を継続的に成長させることができるから。
年を重ねたらなおさらラジオは脳にメリットがあると言えます。
ラジオを毎日聴いてみた感想
ぼくが毎日ラジオを聴いています。主に夜寝る時や早朝に枕元でラジオを聴きます。
面白いのはラジオ深夜便ではないでしょうか。
興味のある話や、経験談など、とても役立つ話や内容がたっぷりあり楽しみなのです。
ここで得られる内容は、その後の生き方に影響を及ぼしていると言えます。
人の名前はすぐ忘れても、ラジオで聞いたことは覚えています。ここのところが脳にメリットがあると実感できるところです。
ラジオは安いものでも満足できます。
ぼくが使っているラジオは安い割に電池が超長持ち。単三2本で3カ月以上は楽に電池が持つので驚きです。
2011年東日本大震災の時に品薄になった定番の携帯ラジオです。
音は難聴のぼくには良く聴こえる高めの固い音です。
- アンテナが無いのでじゃまになない。
- AMしかないけど、AMしか聞かない。
- AMだけだから電池が超長持する。
そんな理由で手放せなくて10年近く毎日聴いてます。
Amazonで手に入りますが、品薄の場合もありますのでご了承ください。