お米にみりん、お酒、サラダオイル、昆布などを加えるとおいしく炊けます。
そこで今回は、あまり知られていない方法でご飯を炊くときにひと手間加える方法です。
実は「梅酢」を入れると炊き立てのご飯が美味しい上に、冷えたご飯も一味ちがいます。
さらに驚くべき効果もあるので紹介します。
ぜひお試しください。
梅酢でおいしいご飯ができる!
これまで様々な方法でおいしいご飯を炊いてきました。
釜でたいたり、圧力なべで炊いたり、炭火で炊いたりと努力したものです。
さらにある時は、みりんを混ぜたり、出汁を加えたり、サラダ油を数滴加えたり、お酒を入れたり・・・
どれもおいしいご飯が炊けて、同じお米かと思えるほどにおいしさが変わります。
ところが、今回お伝えする方法はそれまで全く知らなかった方法です。
この方法は梅干を作っている農家の方が秘伝として伝わってきたのが「梅酢」を使う方法だといいます。
この「梅酢」をひと手間を加えることで、新米でも古米でもブレンド米でもオールマイティでおいしくなるのです。
炊き上がりがおいしくなるのは当然なのですが、炊き上がった香や味が実においしいのが特徴。
さらに、梅酢にはすごい効果があるので合わせて紹介します。
では、その方法を紹介します。
お米に梅酢でひと手間加える方法
お米に梅酢を加えてひと手間かけることで、ご飯がおいしくなります。
その方法から先にご紹介いたします。
説明するほどでもなく、簡単です。
- お米を研ぐ
- 研いだお米に梅酢を入れて軽く混ぜる
- 10分~1時間程度おいてから、炊飯器をオンにする
お米を研いだら水を入れて炊飯する手前まで準備します。
梅干し農家の秘伝の方法のコツは、梅酢をほんの少し加えてご飯を炊くことです。
ぼくはお米2合に大さじ一杯の梅酢を入れます。
この味付けはぼくが一番おいしいと感じた割合ですので、皆さんがやるときは自分の好みに合わせてください。
一度炊いてみると味の基準ができるので、次から自分流にすることができると思います。
PRですが、この梅酢はぼくが作った自家製の「昔ながらのしょっぱくて酸っぱい梅干」を作ったときに出たものを取っておきました。
お米2合なら大さじ1杯の梅酢をいれてご飯を炊きます。
たった、これだけで一味違うご飯が炊きあがります。
な~んだ!と思われそうですが、炊き上がりが違います。
梅酢を入れると冷めてもおいしいご飯です!
梅酢を入れてご飯を炊くと、炊き上がりの香からおいしさが出ます。
梅のほんのりした香がしてきます。
本当に薄い梅の香りなのでご飯の炊きあがりの香を邪魔しません。
ひと口、お口に入れると、梅干しのかなり薄いようは上品な味がお口の中に広がります。
梅の味と香りは、他のおかずとも会うのでご飯が進みます。
さらに、梅酢を入れて炊いたご飯は、冷えてからもそのおいしさが増します。
冷えたままで、梅の香りと微妙な塩味がまるでおにぎりの様な上品な味わいとなります。
梅酢には梅から中質された栄養分が多く含まれています。
梅酢のポリフェノール効果はすごい!
ご飯を炊くときに入れる梅酢には「梅ポリフェノール」が含まれていてすごい効果が分かっています。
梅酢に入っている「梅ポリフェノールの作用」による研究結果があるので参考に紹介します。
- クエン酸の効果で余分な糖質や脂質を体内に蓄積しない。
- 血液をサラサラにする効果で血流が良くなり冷え性にも良い。
- 梅酢ポリフェノールで脂肪燃焼、ダイエットが期待できる。
さらに、すごい効果があることが分かりました。
大阪医科薬科大学(所在:大阪府高槻市、学長:佐野浩一)医学部 微生物学教室の中野隆史教授と鈴木陽一講師らの研究グループは、紀州田辺うめ振興協議会(田辺市・JA紀南)との受託研究において、梅ポリフェノールが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して阻害効果を持つことを明らかにしました。
引用:紀州田辺うめ振興協議会
なんと大阪医科薬科大学の研究から、新型コロナに阻害効果があるといいます。(2022.03.18)
詳しくは ➡ 梅ポリフェノールが新型コロナウイルスに対して阻害効果を持つことが明らかに
難しい研究はここまでにします。
梅酢の効果はこれからもどんどん研究されていくと思われます。
おいしいご飯はお米に梅酢でひと手間加える(まとめ)
おいしいご飯に梅酢を入れるとおいしくなるのはもちろん、さらに梅ポリフェノールの効果も期待できますね。
一石二鳥の梅酢を使ってご飯を炊いてはいかがでしょうか。
梅酢が無い方はアマゾンでもスーパーでも手に入ります。
参考にAmazonのものを紹介します。