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先人たちに学ぶ「お金」の考え方とは?現代への応用

生活になくてはならないのが「お金」です。

お金はいくらあってもこまりませんね。

でもよく考えると、お金っていったいなんなのでしょうか?

私たちの先人は「お金」をどのように考えていたのでしょうか?

そこで今回はお金の考え方を先人から学び、現在に応用できないか考察してみました。

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先人たちのお金の考え方

さて、先人たちはお金をどの様にとらえていたのかを調べました。

お金に関わる言葉には昔から歴史の中で人々が残した名言があります。

残された名言から考え方を知ることができます。

金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役には立たない

出典:フランシス・ベーコン(哲学者)

フランシス・ベーコン(Francis Bacon) 生年月日:1561年1月22日
イギリスの哲学者、神学者、法学者

金を稼がんとせば、金を使わねばならぬ

出典:プラウトゥス(喜劇作家)

プラウトゥス 紀元前254年 – 紀元前184年 古代ローマの劇作家

古代ローマ時代からお金については現代の経済学者と同じようにとらえていました。

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お金を稼ぐためにお金を使うとは?

先人はお金にをどう使ったのでしょうか?

実はお金を稼ぐためにお金を使ったようです。

そこで、お金を稼ぐために使う方法をまとめてみました。

お金を稼ごうとするならば、お金を使わないと稼げない。

自分の事だけを考えてお金を握りしめていては、お金が増えることはないし周りに人も寄ってこないといいます。

まとめるとお金持ちになりたいのなら大きくお金を使うことのようです。

大事なのはお金の使い方

日経doorsに2018年に取りあげられた「金運上昇の法則」で知られている島田秀平氏の記事が目に入ってきました。

それによると「金運アップ」の神髄は「使い方」だとの説明しています。

金運アップの秘訣は「ため方」ではなく「お金の使い方」と断言しています。

意識したいのは、その使い道。同じお金の使い方でも「人を幸せにするお金の使い方」「将来につながるお金の使い方」もあれば、「人のためでも自分の将来のためでもない、ただの浪費」もありますよね。手帳には、前者は「生き金」として黒字で付け後者は「死に金」として赤字で付けます。

出典:日経doors 2018.08.01 金運上昇の法則 島田秀平の「生き金・死に金手帳」

お金の仕組みとスキルを学びさらにお金の運用を学んだ人のところにお金はやってくるようです。

「三貫文は、世にとどまりて、人のまわり持ち」とは?

お金は使い方次第で金運アップしていくと言われていいます。

日本にも有名な話がたくさんあります。

その中で経済界でも取り上げられている有名な話を紹介します。

井原西鶴の「武家義理物語」の中にある「我物ゆえに裸川」という話です。

少し紹介するとこんな感じです。

鎌倉時代に青砥藤綱という武士がいました。

ある秋の夜に、鎌倉の滑川を渡った際にちょっとした拍子に、十銭ばかりの小銭を川の中に落としてしまいました。

川に落とした十銭(約500円)を探すために、人足達をあつめて三貫文(30~40万円)を渡し探させた話です。

雇った人足の1人がみごと小銭を見つけたので藤綱は喜びました。

そして、その男に更に別の褒美まで与えたというのです。

人足達は藤綱の愚行を笑いました。

藤綱の考えは、

「十銭でもそのままにすれば国の資産の損失になり本意ではない。しかし三貫文は世の中に流通して無駄にはならない」

という考えです。

その後、三貫文の大金で人足達は酒宴をはじめました。

その席で小銭を見つけた人足が、

「実は嘘で、探すのが難しく自分の小銭を使ってだました」

と話したのでした。

すると、その酒宴にいた正義感のあるひとりの人足がその不正に席を立ってしまいます。

その後、そのことが藤綱の耳に入り、だました人足を探し出して今度は裸にさせて監視のもとに冬まで探させました。

開始から97日目についに男は小銭全てを見つけ出しました。

席を立った人足も居場所が見つかりました。その人足は、事情があって武士から人足になっていたことがわかり、再び武士に返り咲いたという話です。

この話には以下の3つのポイントがあります。

  1. 口は災いの元
  2. もと武士であった人足は、人足になっても志が違う見分階級
  3. 十銭を見つけるために三貫文以上を費やした愚行ともいえる経済の拡大再生産効果

ここでは第3番目のポイントに学ぶことがあります。

ある研究では戦国時代の1貫は約12万円。

とすると三貫文は約30万円~40万円はしたのでしょう。

1銭が50円とすれば十銭は500円程です。

つまり500円玉を川に落として探すのに30万~40万円程使ったというのです。

結論は使ったお金は酒宴にまわりました。

その結果、それが回りまわって経済の拡大再生産につながったといえます。

そんなことにも読み取れます。

それがまた自分のところに戻てくるのです。

長い話になりましたが、参考になったので追記しました。

まとめ:経済を回す使い方

お金の価値と使い方を先人の知恵と海外での教育を通して知ることができました。

お金を儲けることは大事ですが、一方でいかにお金を使うかが大切だということも分かりました。

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なおたん@おっさんずくらぶ

ブログを書いている なおたんです。昭和時代を駆け抜けてきた60代が主役の専門ブログを書いてます!次の時代をワクワクドキドキする生き方を提案しています。老後は楽しく健康で無理なくが一番ですね!■初級システムアドミニストレータ

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