人にはなりたい夢があります。
そして、その夢を叶えたいと思うのですが
ではどのように思えばいいのでしょうか?
夢を叶えるためには目標「ゴール」があって
そのゴールを描いてそれに向かっていくのです。
そのためには、
どの様にゴールを描けばいいのでしょうか?
心理学や脳科学の視点も参考にしてご紹介いたします。
ゴールを描くときの2つのポイント
おっさんが、なりたいことやしたいことがあって
それに向って目標や計画を立てるとします。
そして、その目標とするゴールを記録するために
紙に書いたり
或いはPCに入力します。
その時に大切なことがあります。
それは「したいこと」や何かが「欲しい状態」の視点で
表現することです。
これが1つ目のポイントです。
さらにその表現は「肯定的」な表現で書くことが大切です。
これが2つ目のポイントです。
- 「したいこと」或いは「欲しい状態」の視点になっている
- 肯定的な表現であること
それでは、ゴールを表現するための
2つのポイントをそれぞれ説明していきます。
1.「したいこと」或いは「欲しい状態」の視点
ゴールを表現するときは肯定的に「~したいこと」、
「~が欲しい状態」になってることです。
簡単な事例で説明します。
「○○したくない」という否定的な表現は
心理学的にも脳科学的にも好ましくはありません。
例えば否定的な表現の事例です。
- お酒を飲み過ぎないようにする!
- 大勢の人の前でも緊張しない自分になる!
- 病気にならない強い体を作る!
- お金に困らない自分になる!
- 女性に嫌われない自分になる!
この否定的な言葉を使ったゴールの表現は、
脳科学や心理学では良い表現とはいえないのです。
例えは事例の中で
「お金に困らない自分になる!」という表現では
脳の中で一度「貧乏」というマイナスの状態を作らないと
お金に困らない状態を表現できないからです。
ゴールを表現するときは、マイナスの表現を使わないことが
大切になります。
2.肯定的な表現であること
前出の否定的な表現を肯定的な表現に変えてみると
次の様になります。
- お酒を適量楽しく飲めるようになる!
- 大勢の人の前でも堂々としている自分になる!
- 健康的でどんな病気にも勝てる強い体の自分になる!
- お金が十分にある自分になる!
- 女性からモテる自分になる!
否定的な表現を使うよりも肯定的は表現のほうが
心地よく聞こえてくるのは
脳にプラス思考で情報が届くようになるからです。
さらに否定的な状況を通らないので
心地よく聞こえるのです。
ゴールを達成したイメージを描く
おっさんが「したいこと」「なりたい状態」を
肯定的な表現を使ってゴールを書いたとします。
次は、そのゴールをさらに脳にしっかりと教え込んで
いく事が重要になります。
その為には、ゴールが達成した時を3つのポイントで
イメージすることが次のステップとなります。
- 視覚
- 聴覚
- 体感覚
ゴールに到達したときにどの様に自分は感じているのかを
「視覚」「聴覚」「体感覚」でイメージすることです。
このゴールを具体的にイメージすることは、
実際に到達したときに
それを確認できる根拠となります。
例えば初めての講演を依頼されたので
そのゴールを
「大勢の人の前でも堂々としている自分になる!」とします。
ゴール達成時の具体的イメージ例は次のようになります。
ステージに立っている自分を
これから始まる講演を期待して静かに見ています。
その壇上で数百人の観客の眼差しを
感じながら堂々と落ち着いて
講演をしている自分がいます。
講演が終わると満足した数百人の人たちから
大きな拍手が沸き上がり
無事に講演は終了したのです。
これは架空のイメージの事例ですが、
おっさんが「したいこと」のゴールをこの様にイメージすると
脳はしっかりとゴール到達時の様子が定着するのです。
そして、そのゴールに向かって実現する方向に
体も考えも進んで行くのです。
おわりに
夢を叶えるためのゴールの表現方法と
ゴールのイメージ方法を紹介しました。
これでおっさんは夢を叶えることができるので
新しい一歩を踏み出して楽しくワクワクする
人生を歩んでいくことができます。
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なおたん@くらぶ長