定年後60代半ばで禁酒を決断して3年半が経過。
そのメリットとデメリットはどうなのでしょうか?また禁酒を解禁したその後の状況は何か変化があったのでしょか?
以前はお酒を嗜むよりはガンガン飲んでいたのですが禁酒後は飲み方が変わってきたようです。
今回は禁酒と飲酒について経験を紹介します。
定年後に禁酒を決断!
タバコは禁煙できてもお酒の禁酒は難しい・・・
定年退職した友人たちはみんな口をそろえて「禁酒はムリ!」と言ってました。だからこそスペシャルが大すきなぼくは「よし!チャレンジしてみよう!」と決意しました。
実は禁酒を決断した理由があります。定年前はお酒が大好きでぼくより飲める人を探すのが大変なほどよく飲んでいました。
しかし、定年後になると最初は夕ご飯で晩酌、3カ月もすると夕方の明るいうちからスタート、そして半年もすると午後3時ごろからビールをグビっと!そして昼頃からと・・・
だんだんお酒を飲み始める時間が早まっていくのです。
このことが恐怖に感じたのです。その内「朝から…」そんな日が来るかもしれない。そしてアルコール依存症へと進んで行くのではないのか?
これがぼくに禁酒を決断させた理由です。
三日、三か月ごろになると「飲んでもいいんじゃない~」ともう一人がささやくのです。誘惑をするのです!それを乗り越えてとうとう3年半が経過しました。
禁酒のメリット
禁酒のメリットはとてもたくさんありました。羅列してみると次の通り。
- 毎月の酒代1万円が浮いた
- ダイエットになり10kgも体重が減り軽く快適になった
- 夕ご飯の後は自分の時間が増えた
- 夜中にぐっすり眠れるようになり頭がすっきりした
- 夜いつでも車を運転して送迎ができるようになった
- 夜、ブログの記事を2,500本も書いてライティングスキルが上達した
禁酒でのメリットはかなりあったと思います。お酒を飲まないので、車の運転が自由になり特に夜の送迎はいつも頼まれるようになったのは嬉しいメリット。
それと血圧が下がり平均となったことは大きな成果でした。検診では数値が全て正常範囲と優秀です。痛風もこの3年間は一度も起こらずに健康そのものです。
でもその反面デメリットもありました・・・
禁酒のデメリット
禁酒のデメリットを羅列すると次の通りです。
- 飲み友達がどんどん去って行った
- おせんべいや菓子などが増えた
- しもやけが足の指に多くなり大変だった
- かなりの冷え性になった
一番のデメリットというか「飲み友達から連絡がこなくなった」。つまり酒の切れ目は縁の切れ目なのかもしれません。
そして、しもやけがひどくなり内服薬をもらうまでになったときです。かかりつけの内科医から言われたのは「お酒やめたのが原因かもしれないですね」というのです。
禁酒したから誉められると思ったら、いままでお酒を飲んでいた人がお酒を辞めると抹消血管に影響が出ることがまれにあるとのこと。また、歯医者さんからも禁酒して3年になると自慢したら「体にはすこし毒(お酒)を入れないと免疫力が低下するよ!」とお酒は悪くないし少し飲んだ方が健康にはいいよともアドバイス。
そんなわけで、4月の終わりごろから禁酒を解禁して少しずつお酒を復活したのです。
解禁後の変化は?
3年半も禁酒したからお酒を復活したら一気に元に戻る怖さがありました。しかし、体のためだから少しだけからスタートです。
オチョコにお酒を少しだけ注いで飲んでみました。一口入れたら、それはそれはボワ~ンとしてしまいました。すごく酔うのが分かるのです。女房は缶ビールをグビグビと飲んでいるのですが、ぼくはオチョコで頭がグルグル。
それから1か月が経過しますが、一向にお酒の量は増えるどころか、オチョコ1~2杯が限界となってます。丁度良い分量かもしれません。女房はワイングラスにたっぷりと赤ワインを注いでいるのですが、ぼくはオチョコに1~2杯程度です。
身体も温まり、足の指先も暖かくなり、リラックスできるようになりました。ただし、オチョコ1~2杯程度で十分なのです。あの呑兵衛が変わったものです。
まとめ
禁酒は一度はしてみるといいかもしれません。お酒をやめるのではなく一時飲まない「禁酒」です。
すると禁酒後のお酒はそれまでとは違い嗜む程度で満足できるようになり、さらに体も温まります。禁酒の最中に冷え性になったので「養命酒」を飲んでみたのです。甘くて飲み口がいいです。小さな付属の容器に30ml程度を朝昼晩と3回飲むのです。
後になってよく説明で成分を見たら14度のアルコールが含まれているお酒だったのです!どうも目が回ると思ってました。つまり朝からお酒を飲んでいたことになります。
そのことをドクターに相談すると、養命酒は糖分が多いから太るよ!とのことで、ワインにしたのです。
お酒はほどほどがちょうど薬になるようです。飲み過ぎは注意しましょう。