最近、老後の過ごし方のひとつに、朝のファミレスや朝マック、図書館通うことが話題となっています。
その結果、社会とつながりが減って、老後の独りぼっちを加速するというのです。
この話は本当なのでしょうか?
定年退職後の、60代前半なら、まだ体力も気力もあり社会貢献にも意欲があるでしょう。
しかし、70代間近で体力がガクンと落ちてくると、そこには別の新しい生き方が見えてきます。
そこで、今回は、60代卒業間近のぼくが通い始めた、図書館と朝のファミレス、朝マックがいかに重要なのか体験を交え6つのメリットをご紹介!
これから先の老後の生き方を考えてみました。
結論:老後の図書館と朝のファミレスは大切な居場所!
老後に居場所が無くて図書館通い、ひとりぼっちだから朝ご飯は朝のファミレスや朝マックで・・・
これって、「かわいそうな老後の高齢者の姿」として、世間には映るらしいのです。
実は、ぼくも定年直後の60代に突入したばかりの頃、すみませんが、そう思っていました。
その頃は、まだ体力もあり、社会貢献や地域自治会など積極的に参加したり、ボランティア活動にも出かけたり、ぼくも積極的にやりました。
そのおかげで、人とのかかわりあいや、人のためになる活動への参加は、自分がすがすがしくなり、うれしくなるのを感じていました。
社会貢献、人が喜ぶ活動は、とてもやりがいのある老後の活躍の場であり、生きがいもあり、仲間も増えて、わくわくするのが60代前半だと感じます。
ところが、60代後半になると、徐々にお仲間が増えるどころか減っていくのを目の当たりにしました。
それまで、一緒だった仲間は、老化がすすみ、社会貢献どころか、自分の体力維持に時間を使う様になっていきました。
中には、入院や介護などを受けたり、自分で生きるのが経済的に精いっぱいになった方もいました。
つまり、まだ体力があり、経済力も残っていて、体も動く60代前半なら、社会活動もいいのですが・・・
それが、70代前後を境に、年々、ひとり、ふたりと減っていくのです。
その結果、本当の老後の始まりが来たと実感!
すき好んだわけではありませんが、「原則、お一人様!」となる方向へ進んでいます。
その結果、社会とのつながりを感じるのは、「図書館」そして「朝のファミレス」「朝マック」というスタイルへとシフトしているのが今です。
人と会うだけでも、目の前で人の声を聴くだけでも、社会とのつながりを感じる、重要な居場所となっているのが現実です。
老後に図書館に通う3つメリット
ぼくは「原則、お一人様!」を目指し、早くから練習してきました。
いずれ体が動かなくなり、そんなに歩けなくなり、いくらウォーキングしても歩く距離は短くなり、歩く時間も短くなり、年を重ねるごとに、意に反して記録は短くなってきます。
そのため、日常の活動範囲は限られてくるのが実情ではないでしょうか。
そこで、活用したいのが「地元の図書館」です。
図書館を使ってみると、次の3つのメリットを実感します。
- 料金が無料で冷暖房完備、しかも何時でも過ごせる
- 多方面の文献がたくさんあり、知識を得るには事欠かない
- 歩いて行ける距離なので、ウォーキングも兼ねる
日本中の自治体には、無料で使える図書館や公民館の図書室があります。
また、小学校の図書室も使える自治体もありました。
本が1万冊〜2万冊そろっている公民館の図書室が、ぼくの家の近くあることを知りました。
一人、20冊まで借りることができて、返却するまで15日間あります。
図書館は、社会経験を積んできたからこそ、利用するメリットがあると感じています。
高齢になっても、知識を得ることは大切であり、また楽しいと言えます。
理由は、新しい発見があるからです。
図書館は知識の宝庫であり、本を読むことで知識も増え新しいアイデアや生き方も学べるメリットが詰まっています。
年金生活だと冷暖房費の節約も切実な問題です。
昼間、図書館で過ごすのも、老後には居場所として実に経済的です。
図書室のスタッフの方が、
「遠慮なく1日ゆっくり本を読んでいただいていいのです」
と説明してくれました。
これほどのサービスが、図書館にあったのだと、気が付きました。
お金が節約できて、しかも人生に役立つ居場所こそ図書館だと言えます。
老後に通う、朝のファミレスには3つのメリット
老後の一人暮らしだと、だんだん簡単に済ませることになるでしょう。
時には、朝マックや朝のファミレスでモーニングを食べるのも大切だと思っています。
朝行くことには、次の3つのメリットがあることを実感しました。
- 朝の散歩・運動で無理なくリフレッシュできる
- カウンターや注文でスタッフさんと少しだけど言葉が交わせる
- 世の中の動きが実感できる
朝でも午前中でも、まだ新鮮な空気が残っているうちに、朝のファミレスや朝マックに出かけると、散歩になったり、リフレッシュできます。
そして、スタッフさんがテーブルにオーダーを取りに来たり、食事を運んで来た時、カウンターで注文する時などは、人と言葉がかわせる貴重な時間となります。
老後に、「今日はだれとも話をしなかったな~」「今日は声を出してなかった・・」など、他人事だと思っていましたが、そんな時も来ないとは限りません。
さらに、人々の動きや会話、広告や宣伝、メニューなどから、世の中の最新の情報が飛び込んできます。
実際に、朝マックやファミレスに行くと、ビジネスパーソンがPCをたたいていたり、学生さんがなにやらスマホを片手に笑っていたり、そんな光景が飛び込んできます。
店内には、様々なPOP広告があるから、どんなことが人気なのかも見えてきます。
新鮮な情報減でもあるわけです。
気分が変わると、一日のモチベーションがアップします。
年を重ねると、そんなにたくさん栄養価の高いメニューより、ある程度軽めのものが身体に負担が少なくいいのです。
たまに、朝マックや、安くて美味しいイタリアンのファミレスもあるから利用してみたらいいです。
歩いていくわけだし、それなりの栄養も取れるはず!
いろんな国のメニューも見つかるかも・・・
なにより、ひとりで気分を変えてゆったりするなど、リッチとはいえないけど、そんな贅沢ができるのも老後の「原則、お一人様」の生活です。
先日、久しぶりに友人とサイゼリヤでイタリアワインと料理を食べつつ、話したらあっという間に2時間は過ぎていました。
一人2,000円でおつりが来ます!
ひとりで、朝マックや朝のファミレスでゆったり楽しんでいるご高齢の方もいますよ!
まとめ
老後には、基本的にず一人で暮らすことを覚悟しなければなりません。
つまり、避けることができないが問題だと考えます。
社会貢献はできる時にやり、年を重ねても何かできることを考えるのは重要です。
しかし、どうにもならないときは、図書館や朝のファミレス、朝マックなどに足を運んで、リフレッシュすることも、ありではないでしょうか?
それも、無理になったら、最後はネットでつながることだと思っています。
そんな時は、次の記事を参考にしてくださいね!