新年がスタートしました。新年に見る「初夢」は1年を占うという意味もあり、昔から大切にされてきました。
ところで、初夢はいつみた夢のことをいうのでしょうか?
夢は見る時もあれば、見ない時、あるいは見たのに忘れてしまうこともあります。
初夢について調べてみました。
初夢は縁起の良い夢をみたいものです。
調べてみると夢を見た日には3つの説があることが分かりました。
「大晦日から元日にかけて見た夢」という説
一つ目の説は、初めてみる夢だから大晦日から元日にかけてみる夢を初夢と考えている説です。
大晦日の夜寝てから見る夢とでもいうのでしょうか。
しかし、初夢とはウィキペディアによると「新年のある夜に見る夢」とされているので、大晦日から元日だけとは限らないようです。
「元日から2日に見た夢」という説
2つめは、元日から2日にかけて見た夢を初夢という説があります。元日の夜寝てから見た夢ですね。
理由は、大晦日の夜は眠らないで起きているため、元旦から2日にかけて見た夢を初夢としている説です。
「2日から3日の夜に見た夢」という説
3つ目は、2日~3日の夜に見た夢を初夢とする説です。
その理由は新年の行事が2日に行われることから、2日から3日の夜に見る夢を初夢とする説です。
初夢の日は決まっていない?
初夢には3つの説があるように、はっきりとは決まっていないようです。
もう一度ウィキペディアを確認してみましょう。
初夢とは、新年のある夜に見る夢。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習がある。 字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく、現代では元日から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多い。
引用:ウィキペディア
「新年のある夜に見る夢」なので、なるべく新年の最初に見た夢でもいいのではないでしょうか。
現代では、元旦でも2日でも3日の夜でもOKということですね。
ウェザーニュースの記事に次のように神社の宮司さんのコメントが紹介されていました。
「初夢は神社の範囲外ですから、個人的な考えを申し上げれば、誰もが毎晩夢を見るわけではありません。初夢の日付が決まっていると、『今年は初夢を見られなかった』ということもありますから、私は新年最初に見る夢を初夢とすればよいと思います」と言うのは、江戸時代初期に創建された神社の宮司さんです。
引用:ウェザーニューズ 2020/12/31(木) 16:41配信
神社の宮司さんの考えによれば「新年最初に見る夢を初夢とすればよいと思います」というコメントなので、うれしくなりますね。
元旦が過ぎてしまったので「今年は初夢は無かった・・・」などと落胆しなくてもよいということです。
これからでもOKです。
初めて見る夢なら「初夢」になります。
おわりに
新年の最初に見た夢が「初夢」とすれば、まだ初夢を見ていない方はこれから縁起の良い「初夢」を見るチャンスがあります。
いい夢を見てくださいね!