1日にたったの10分散歩しただけでも死亡リスクは低下すると言われています。
全く運動しないのはいけませんが、10分だけなら何とかなるかもしれませんね。
1日に10分の散歩にどんな効果があるのか紹介します。
1日に10分の散歩だけで死亡リスクが低下?
1日に10分の散歩とはどれほどのものか歩いてみました。
家の周りを10分散歩すると少し汗ばむ位です。わたしの身長は165cmなので歩幅も短いです。
10分は距離にして600m、歩数で1129歩でした。
あっという間の距離です。
これで死亡リスクが低下するのだそうです。
その根拠は次の通りです。
中国の山東大学公衆衛生学院にボ シ教授という方がいます。
ボシ教授は、米国疾病対策センター(CDC)が1997~2008年に行った全米における健康の聞取り調査(National Health Interview Survey)を分析したそうです。
その結果、ウォーキングなどの運動を週に60分間行うだけで、運動を全くしない場合と比べて死亡リスクは18%ほど低下することを突き止めました。
ポイントは、運動は少なくとも10分間は継続して行う必要があるという。
どんな死亡リスクが低下するのか?
体を動かすこととしては、ウォーキングや掃除などの家事、ガーデニング、畑などの趣味など様々あります。
この様にあまり運動とは言えない程度に体を動かすだけでも1日10分程度を続けると、心血管疾患、がん、2型糖尿病などの予防・改善効果が得られるというのです。
具体的には、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患(CVD)による死亡リスクは12%、がんによる死亡リスクは14%低下したとされています。
60代以降は、あんまり頑張って運動をすると危険です。
無理せず普段の軽い運動でも効果がありますので、気軽に続けることが大切です。
週に10分から60分を目標に?

週60分なら1日10分の運動だから積みかさねれば60分になります。
しかし、1日10分は1日だけしか歩かないということでしょうか?
週に10分でもいいようです。
全く歩かない人よりも死亡リスクが18%低下することには間違いないようです。
但し条件があり、10分間は運動を続けるということです。
これなら無理なくできる
人は不思議なもので、無理なくできると継続できるようです。
週に10分の散歩なら、どんなにぐうたらでも可能性はあります。
もっと歩きたくなりますね。継続することに効果があるそうなので続けましょう。
散歩はジムに通うのとは違い無料です。
1日1000歩で10分を目安にできれば毎日続けていきましょう。