ワイヤレスドアホンは、本当に実用になったのでしょうか?
住宅用の商品アイホン「ワイヤレステレビドアホン WL-11」を玄関に取付けて1年が経過しました。
ドアホンが、ワイヤレスだけに不安があるものです。
電気工事や配線がいらないワイヤレス機器なので便利です。
しかし、ワイヤレスで実際に通話が出来たりモニターに人が鮮明に映ったのでしょうか?
このような質問を口コミで見かけたので、今回は実際に1年間使ってみたレビューをメーカーに忖度無しで紹介したいと思います。
尚、ワイヤレスドアホンを選んだ理由と設置方法は、以下の記事で紹介しています。
先に知りたい方は以下の記事から先にご覧ください。
ワイヤレスドアホン設置1年目に実感した8つのレビュー
アイホンはブランドメーカーなので、安心でしたが不安もありました。
8つの不安について、1年間使った見たレビューを紹介します。
本体は、キッチンのカウンターにおきました。
いつでも、だれでも見れる場所におきました。
邪魔にはなりません。
小型なので、昔の携帯電話のようです。
時々、ひとりで2階で過ごすときは、2階に本体を持っていきます。
電池は充電式なので、1日充電無しで使ってもバッテリーは持つので大丈夫です。
では順番に8つのレビューを紹介します。
1.ワイヤレスで不具合はあったか?
1年間ワイヤレス機能での不具合は発生しませんでした。
玄関のポストと親機の距離は、直線で約12mほどあります。
その間には、家のカベやドアなどの障害物があります。
1年間の間に、ワイヤレスの接続が途切れたり、通話の音声に雑音が入ったりすることは全くありませんでした。
ワイヤレスだから、反応が遅い
ワイヤレスなので、来客がチャイムを押して、つながるまで数秒時間がかかる問題。
これは、数秒とは言え、忙しい方には気になると思います。
すぐに反応しないと、こんな問題がありました。
宅配の担当者が、子機を押したのですが、反応がおそいので、不在のお知らせを書き始めたという事例。
これは、年末で担当者がそうとう多忙で、普段でもぼくが玄関に行く前に、すでに不在のお知らせが入っていることもあります。
普段は、ほとんど問題はありません。
パッと、インターホンが動作すれば、いいのですが、ここが問題点のひとつです。
でも、慣れてくるとこのタイムラグは気にならなくなりました。
2.カメラの映りはどうか?
カメラの映りは、何度か調整しました。
映りというよりも、カメラの角度調整です。
角度調整について詳しくは記事の最後で説明しますね!
カメラレンズは上下左右に調整できますが、大きく左右、上下にはできませんでした。
そこで、子機の向きを調整するために、自作の板を使ってカメラに人が映るようにしました。
3.カメラの照明は使ったか?
カメラの照明は一度も使っていない。
子機のカメラには、夜間暗くなった時に照明で照らすことができる設定になっています。
しかし、玄関の天井に着いている照明器具の光だけで十分可能でした。
4.テレビモニタの画像は見やすいか?
モニターは小型で画像は荒いですが、これで十分来客の顔が確認できます。
室内で使う本体は、固定ワイヤレス電話機そっくりです。
というよりも昔の、携帯電話のモニターにそっくりです。
画質は低く、詳細に映ることは期待できませんでしたが、誰が来たか、どんな人なのかは、確認できます。
4kの様な画質ではないです。
不在の時にドアホンを押した場合、画像が記録されているので、これはかなり便利でした。
不在だったことを、後から先方にお伝えするのに役立ちました。
相当な画像数が記録できるので、まったく保存に関しては問題ありませんでした。
5.チャイムの音は聞こえたか?
チャイムの音量については、十分満足できます。
チャイムは最大にすると、2階にいても聞こえるほど音量が大きくなります。
音色が変えられるので、何度か試してみて、どこでも聴こえるメロディを選びました。
6.屋外の子機は故障しなかったか?
子機の故障は一度もありませんでした。
子機はしっかり防滴となっています。
子機は、「IP54相当の防塵・防まつ形」です。
つまり規定では「あらゆる方向からの水の飛まつに対し保護」されます。
防水ではありませんが、しかし、強い雨風にはちょっと不安でした。
しかし、台風で暴風雨にさらされましたが、水が子機に侵入することは一度もありませんでした。
また、真夏の強い日差しにさらされました。
直射日光によるカメラやワイヤレス機能、乾電池の異常などは見られませんでした。
7.屋外の子機の電池はどれ位もったか?
子機の電池は、1年間交換していません。
当初推測では、半年くらいで乾電池の交換が必要だと覚悟していました。
しかし、予想をはるかに超えて1年が過ぎても、乾電池が減ったシグナルは確認できていません。
結構、乾電池は長持ちすると思います。
ただし、来客が子機のボタンを押すのは、1週間で、10回前後だったので、もっとたくさん来客が使ったらどうなるかは、ちょっと不明です。
8.屋外の子機は風雨の影響を受けたか?
先にも説明しましたが、屋外に設置した乾電池を使った子機はタフです。
アイホンはそもそもドアホンにメーカーです。
屋外の子機の機能や耐久性については、相当研究されていると感じます。
カメラのレンズ、マイク、防水機能、防塵機能、紫外線からの影響などは、ほぼ心配は不要と言えます。
相手の顔がカメラに入らない問題
ワイヤレステレビドアホンを設置してみて、分かった問題があります。
それは、子機の設定により、相手の顔がカメラに入らない時があることです。
つまり、外の景色は映っているのに、相手が映っていない現象です。
理由は、子機のカメラに高さと向きが、相手を向いてないため、相手の顔が入らないからです。
- 玄関に取付ける場合、子機の地面からの高さを目線まであげること
- 子機のカメラが来客の正面を向いていること
つまり、子機が来客の正面を向いていて、しかもカメラ高さが目線になりようにするのがコツです。
はじめは、下の写真の通り、前にあったインターホンの位置に取付けました。
しかしカメラが顔より下になり、顔が全部はいりません。
カメラのレンズを微調整できるのですが、限界がり無理でした。
そこで、写真のように、子機の位置をポストの位置のギリギリ上まで上げました。
これで顔の高さに調整できました。
しかし、ポストが右端にあるため、人がカメラの位置とずれます。
カメラのレンズを右に向ける微調整ができますが、限界がありました。
そこで、子機を内側に向けて顔が映るように木の板を挟んで調整しました。
これで、しっかり来客の顔がぴったりカメラに収まるようになりました。
子機を調整するグッズがAmazonで売ってるのですが、アイホンには合わないので見送り、自分で作りました。
ワイヤレスドアホン利用1年目のレビュー(まとめ)
アイホン ワイヤレステレビドアホンWL-11を取付けてから、1年目のレビューを紹介しました。
機能や耐久性は、まだ1年目なので、わかりませんが、今後さらに使い続けることで分かると思います。
とりあえず、1年間は故障もなく、ワイヤレスも途切れず、無事に使えています。