古くなって壊れてしまったインターホンは自分で交換できるのでしょうか?
電気工事の資格がないとインターホンの交換ができない場合もあるようです。
そこで今回はインターホンからテレビドアホンに自分で交換する時の条件と交換方法を説明します。
またワイヤレス テレビドアホンに交換した結果も紹介します。
古いインターホンが壊れた!
20年以上使ったインターホンがとうとう壊れて使えなくなりました。
しばらく、壊れたインターホンの代わりに押しボタンのワイヤレス「ピンポ~ン」を取り付けてなんとか来客だけでも分かればいいと使ってきました。
ところが近年、高齢者宅に訪問してくる来客は、安全なのか、危険なのか、ベルの呼び出し音だけでは区別がつかない。息子だと思って出たら別人だったなんてことが無いとも限りません。
そこで顔が見えるテレビドアホーンに交換することにしました。
できれば自分で交換したいのですが、可能でしょうか?
インターホンを自分で交換できる?
古いインターホンを自分で交換する場合の問題点は電気工事にあります。
コンセントにさす方式なら自分で交換しても問題はありません。
しかし、直接100vの線をつなぐ場合は、自分では交換することができません。
そこで、古いインターホンから最新のテレビドアホンに交換したいので、ホームセンターや電気量販店で相談。
我が家の古いインターホンを調べてみたら、直接100Vの線が直接つながっていました。
そのため、資格がないと自分ではできないので電気工事士の資格をもった専門の方にお願いすることになります。
その場合、工事費だけでも2万円~4万円ほどかかるとのこと。
その他に、2万~3万円の一般的なテレビドアホン本体が必要。
つまり、少なく見積もっても、4万円~5万円はかかることがわかりました。
結構かかるんですね。
自分で交換できるテレビドアホンとは?
実は、電気工事が不要で、配線も不要な便利な「ワイヤレス テレビ ドアホン」があります。
このタイプは親機はコンセントにさすだけだし、子機は電池で使えるから、電気工事は不要。
つまり電気工事の資格がないぼくでも交換することができます。
ワイヤレス テレビ ドアホンはどれくらい使われているか調査!
ご近所を散歩がてらテレビドアホンを見て回ったら、8割は電気が通電していて赤いLEDが点灯しているタイプで工事が必要なタイプです。
一方で、ワイヤレスのテレビドアホンを使っているのは2割位ありました。
まあ、ワイヤレスが使われているので、問題はないでしょう。
ワイヤレス テレビドアホンに交換決定
ワイヤレス テレビドアホンのメリットは、電気工事が不要で、玄関先の子機から家の中の親機までは配線が不要という便利なタイプです。
子機と親機の間は1.9GHzの電波を使ってやり取りするからです。
デメリットは、玄関先の子機は単三電池6本で動作するため、電池交換が必要なことです。
とは言え、現在ある古いインターホンの線を使ってもいいのですが、数万円がかかる電気工事士に依頼する必要があります。
そこで、古い配線を再利用するのはあきらめて、全部ワイヤレス化にすることに決定しました。
ワイヤレス テレビドアホンは、パナソニック、アイホン、などたくさんのメーカーが販売しています。
ぼくが選んたのは、とってもシンプルなアイホンの製品です。
アイホンはこのジャンルでは老舗ですね!
アマゾンで見つけたのでアイホンの製品を購入。
定価18,480円の39%引きで、11,266円(税込)で2日後に届きました。
アルカリ電池で試そうと12本の電池625円(税込)も一緒に買いました。
合計、11,822円(税込)
自分で【ワイヤレス】テレビドアホンに交換する方法
発注から2日後にAmazonからワイヤレス テレビドアホンが届きました。
箱を開けると、玄関先子機の電池を除く全てがそろっています。
子機と室内機をとめるビスも同梱されています。
サビないようにステンレス製のネジが使われているようです。
玄関先のカメラ付き子機にはアルカリ電池を12本セットを買いました。
12本で625円ですからかなり安いです。
これはアルカリ電池で、アイホンでは6本使いますが アルカリ電池なので半年は持てばいいです。
この電池はぼくがずっと買っているアルカリ電池です。
もう何度もリピートしているのは、パナソニックは安くて良く持つからです。
東芝もおすすめです。
アイホンが推奨している電池は充電できる「ニッケル水素電池 容量2500mAh 以上」での超高い単三電池。
充電式電池4本で4,280円で、さらに充電器が2,000円程度します。
ニッケル水素電池 容量2500mAh を使えばワイヤレス テレビドアホンの電池は2年間持つと書いてありました。
しかし、ぼくの人生はあと何年生きるかわからないので、今回は安いアルカリ電池を使うことに(^^)
さて電池を入れるためには、カメラ付き子機の底にネジがあり、これを回し固定用の枠をはずします。
子機本体が取り付け枠から外れて、電池を入れたり、カメラの上下角度を変えることができます。
アルカリ単三乾電池6本を入れます。
通常4本セットか12本セットが多いので、6本は半端。
なので、12本セットを買って6本は交換用とすれば無駄にはなりません。
子機の裏側にカメラの上下の調整ツマミがあります。
子機の高さが低い場所に取り付ける場合はカメラを上に向けます。
19度まで上下調整できます。
古いインターホンを外した郵便受けには、インターホン用にカットされた窓とネジ止めようの穴があいています。
古いインターホンはアイホンで、今回のワイヤレス テレビドアホンもアイホンで同じメーカー。
そのためか、固定台をとめる穴の位置はそのまま使えました。
初めに子機を取り付けるための外枠をねじで止めます。
この枠にワイヤレス テレビドアホンの子機をはめ込みます。
子機は底のネジ1本を回すだけで外枠にしっかり固定できます。
配線はないのでスッキリとした感じですね!
玄関先の子機は、「IP54相当の防塵・防まつ形」なので、規定では「あらゆる方向からの水の飛まつに対し保護」されます。防水ではありませんが、水中で使うわけではないので大丈夫でしょう。
次は親機(室内用)の設定です。
親機はなんと家電の子機のような感じです。画面の大きさは、単三電池を置いたのでそんな感じです。
画像は意外ときれいです。
親機にニッケル水素電池を取り付けます。
次は親機の設定です。
日付設定、呼び出し音量の設定、呼び出し音を選ぶ、玄関先に子機から聞こえる音声や音の設定、その他の設定もありますが今回はパス。
昔のスマホのようにスタンドに立てて使うことにしました。
どこにでも好きなところに移動できるので便利です。キッチンで家事をしているときはキッチンカウンターの上に、よる寝室で寝る時は寝室でもいいですね。
以外を呼び出し音量も大きくできるので、耳が遠いぼくでも安心です。
設定はほんの5分で完了です。
【ワイヤレス】テレビドアホンに交換してみた結果
ワイヤレス テレビドアホンに交換してみて感じたことは、とっても便利になったこと。
昔はカベに取り付けた親機の受話器を取って外部の来客と話しました。
最新のワイヤレス テレビドアホンはスマホ感覚で家中持ち運べるので便利さが違います。
最新でもコード式のがありますが、その場合はカベに固定することになります。
なので、ワイヤレス方式を選んで便利さが倍増しています。
また、留守中にダレかがドアホンのボタンを押すと、静止画で録画されるので、後からだれが来たのかが分かります。
帰宅すると親機が留守中の来客が画像を記録しているので確認が取れます。
なにより、来客された方が「安全な方」なのか「危ない方」なのかがわかるのが安心です。
ワイヤレスだから、どこでも対応できるメリットがあるのが最大の便利なところです。
【ワイヤレス】テレビドアホンに交換(まとめ)
ワイヤレス テレビ ドアホンを買うかどうか迷う方もいると思います。
しかし、今回買ったアイホンのワイヤレス テレビドアホンは最低必要な機能だけのシンプルな機種なので、面倒なことは何もありません。
おすすめの機種だと実感しています。Amazonが安いので参考にリンクを置きます。