お正月太りの原因はなにか?
それは食べ過ぎて運動しないからですよね!
だれでもわかるとってもシンプルな原因です。
では、年末年始に太らないように過ごしたらどうでしょうか?
ちっとも楽しくないし、年に一度のリラックスタイムを放棄することになりませんか!
そこでどうしたらお正月太りしないかを考えるよりも、いっぱい楽しんで太った身体を元に戻す方法を考えた方がイキイキと過ごせると思います。
本記事では年末年始の食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足で激太りしても、それをもとに戻す効果的な方法を紹介します。
お正月は太るのがあたりまえ!
お正月がくると毎年太るのが恒例です。
年末年始は会食も増えます。まして年に一度のお正月ならたっぷりと楽しみたいものです。
そんな時期に太りたくないからとダイエットしたり我慢する方がよくありません。
人はこれ以上食べれないとなれば食べません。
実は、その後が重要なのです!
お正月太りを解消する方法
お正月太りを解消するというか、できれば太る前に予防することが大切です。
しかし、それは難しいのですからあまり太ることを意識しすぎてしまわないことです。
それよりも、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足で太ってしまった体をどのように戻すかです。
実は、普通に食べて飲んでも太らない方法があります。
その方法をご紹介します。
ダイエットしないで体重を元に戻す方法
食事は今まで通りに食べても体重を減量できる方法があります。
その方法は、ジョンズホプキンス大学(※1)の医学部のマーク・マトソン教授の研究による食事法です。
注目すべき点は、空腹時間を設ければ食事をこれまで通りとってもよいということです。
この研究報告は「米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」にタイトルが「Effects of Intermittent Fasting on Health, Aging, and Disease」で2020年2月12日に最新版がアップされています。
マーク・マトソン教授の研究の概要はCNNサイト(※1)によると次の通りです。
(CNN) 断続的な絶食の習慣を身に着ければ、血圧を下げて体重を減らし、寿命を延ばす効果が期待できるという調査結果が、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表された。肥満やがん、糖尿病、心疾患の予防や治療の手段として、医師が患者に絶食を勧める際の指針となりそうだ。
引用:CNN.co.jp(※1)
断続的な絶食とは2つの方法があり、1つは毎日16~18時間絶食する方法。もうひとつは1週間のうち2日は500キロカロリー程度の食事にする方法です。
今回紹介している方法は毎日 16~18時間の絶食(空腹時間)する方法 です。
絶食というと厳しいようですが、16~18時間絶食している時間帯の半分は睡眠しているので難しく感じる方は少なく継続がしやすいと言います。
空腹時間を設ける効果とは?
1日の生活のなかに「空腹時間」を設けることが体重を減らすことにもなります。具体的にどのようにすればよいのかをNHKの番組「食欲のトリセツ(2021年10月11日)放送」を参考にまとめたみました。
- 1日あたり6~8時間は栄養バランスを考慮してこれまで通り食べてもかまわない。
- 1日あたり16~18時間の食べない時間を設ける。睡眠時間も含める。
- 食べない時間には、水やコーヒーなどカロリーのほとんどない飲み物だけにする。
簡単にまとめると、「1日あたり6~8時間の間に3食の食事をして、残りの16~18時間の間は食べない」ということになります。
空腹時間を設けると体内に変化が?
空腹時間に体内で起きている現象は次のように肝臓のブドウ糖がケトン体に変化するのです。このケトン体の働きに注目です。
- 空腹状態になると、肝臓でブドウ糖がケトン体に変化します。
- ケトン体は血液に乗って運ばれ、全身の細胞に働きかけます。
- ケトン体は細胞の緊急エネルギーになります。
ケトン体には次のような働きがあるとされています。
- 細胞の緊急エネルギーとして使われる
- 細胞に危機を伝える
- 老化にかかわる酸化ストレス・炎症などを抑える
- 自分の細胞のゴミ掃除を加速させ老化や病気から守る可能性
このように、空腹時には肝臓に蓄えられているブドウ糖がケトン体に変化して、体内で重要な働きをすることが分かりました。
その効果とは?
難しいことはここまでにして、どんな効果があるのかを紹介します。
お正月太りで3キロ太っても、説明した方法をとれば人にもよりますが確実に体重が減ります。
ぼくの場合は2週間もあれば元に戻ります。
例えば、朝昼夜の食事は通常通り摂ります。ダイエットをしないのです。
大切なのは、例えば午後5時頃から翌朝9時頃まで少なくとも16時間は食べないことです。時間の間隔は生活にあわせてスライドさせてもOK。
この間寝ている時間が6時間から8時間あるとすれば実際には夕方から寝るまでと、朝起きてから9時ごろまでなので無理はありません。
実際に太り過ぎになったらこの方法で減量しています。
嬉しいのは、空腹になり「ごはんがおいしい!」という幸福感もおまけでついてきます。